夏休みの宿題と弁当作りとワーキングマザーと
久しぶりの更新です。子供たちが夏休みに入って以降、まったく記事が書けなくなりました。
一つは毎日のお弁当作りという負担が増えたため。今年は中三の長女が受験生で毎日毎日毎日、夏休みの間ほとんど毎日塾があったので昼ごはん&塾の夕ごはんの軽食作りというタスクが加わりました。
早朝に昼ごはんのお弁当を作って出勤。急いで帰宅して塾弁を作る。この繰り返し。さすがに塾弁は間に合わずにコンビニで調達してもらう日もありましたが、普段以上に朝から家事が増えて、心理的にも体力的にも大きな負担感でした。
もう一つは、夏休みの宿題サポートが非常に大変だったため。
平日私は毎日仕事。テレワークではないので自宅は子どもたちだけ。コロナ禍ということもありほとんど自宅にこもって過ごしていました。次女は夏休み早々に塾の夏期講習があったのですが、それが終わると毎日自宅に引きこもりです。外は暑かったしね。
午前中は夏休みの宿題をするように言っていました。やっていると思っていました。が、やはり家で1人だとやる気スィッチが入らなかったようで、だらだらとやっていたりテレビを見ながらやっていたり、だったようです。
次女は比較的しっかり者で慎重な性格なので油断していました。ちゃんとやっているかな、と思って私もあまりチェックしていなかったのです。で、8月に入ってチェックしてみたら。
一行日記は一行も書いてない!
ドリルも進んでない!!
読書感想文の下書きメモも進んでない!!
そこからつきっきりで上記3点を進め、絵画コンクールの絵を仕上げ、自由研究をやりました。もちろんスムーズになんか進みません。こちらが提案しても受け入れない、反発する、怒り出す、投げやりになる……。親子げんかしながらなんとかクオリティなど二の次で、途中は私も若干投げやりになりながらなんとか仕上げました。
いいですか?平日は仕事です。となるとくったくたに疲れた夕方以降か土日にこれをやるのです。もう瀕死状態。
さらに!!
長女の宿題。中学生でしょ?もう自分でできるでしょ?って思うでしょ?
そもそも。受験生じゃないですか。それなのにこんなに技能科目系の宿題が出るとは思わなんだ。家庭科とか技術とか音楽とか。そして東京都民の皆さんご存知の通り、都立高校入試において技能科目の内申点は二倍となります。つまり、内申点65点満点中、実に40点を技能科目の点数が占めるのです。だから、宿題の作品は手が抜けません。
前述した通り、受験生なので毎日毎日塾。その合間を縫って作品制作。材料の買い出しから始まり、制作、ミシンのトラブル……etc
あ、作文系も2点出されていたのでその時間も必要。
というわけで、長女はかなり大忙しで見ていてもかわいそうになるほどでした。で、やっぱり親のフォローも必要。アドバイス求められたり、ミシンの使い方を教えたり、木工系は私が好きということもあり、だいぶ手伝いました。
そんなこんなで、子ども2人分の弁当作り、雨天時の塾の送迎、そして宿題フォロー、コロナ禍で娯楽の無くなった次女を楽しませるためにご近所レジャー、をすべて1人でやっていたら、本当に疲れ果てました。夏休み最後の方はご飯も作れず、スーパーのお弁当調達したり吉野家にお世話になって乗り切りました。
1人で子育てをするというのは大変なものだと心の底から思いました。子どもが小学生、中学生になったらもう少し自分の時間ができると思っていたけれど甘かった。子どもたちが保育園時代の方がずっと精神的には楽でした。
今は、どこの家も自由研究や自由工作は親がフォローしているようです。休み明けの夏休み作品展を見ればわかります。みんなハイレベル!!
そんな状況の中でうちだけ手伝わないわけにはいかない。
もうね、夏休みの宿題、本当にいらないと思いました。ドリル系はまぁ出てもいいと思う。でもせっかくの夏休み。徹底的に好きを極めることに使ってもいいと思うのです。
例えば読書好きなら本を好きなだけ読む、それだけ。それを読書ノートに記録するなんていう宿題が出るからうんざりするし負担感が増える。そもそも読書ノートなんて記録したい子だけが書けばいいじゃん。強制しなくていいじゃん。感動は心でじわじわ味わえば十分。
昆虫好きなら、捕まえて観察もいいでしょう。でもそれを人に見せるためにまとめる作業というのが負担感だし親子げんかの元なんだよね。徹底的に観察して自分だけの記録を作るならいいんだけど。
親子を不自由にさせる自由研究とか、読書記録ノートとか、国税庁の税金作文コンクールとか、もう止めません?
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