入金のご報告と6月の進捗状況
みなさんこんにちは。
梅雨入りしたかと思いきや、あっという間に明けてしまい、厳しい暑さが続いていますがお変わりありませんか。
本日、皆さんが託してくださった支援金から手数料を差し引いた、37万1644円が、無事に入金されました。
改めて、みなさんお一人お一人がこのプロジェクトに共感し、大切なお金を託してくださったことに改めて感謝をお伝えしたいなと思いました。
本当にありがとうございます。
何よりものお礼は、いい作品にすることだと思うので、引き続き制作の方を頑張っていきたいと思っているところです。
さて、みなさんに託していただいたご支援でどのような制作過程を辿っているのか、これから最低月1回は報告していこうと思っています。
<6月の制作状況>
*アルバムの前半部分の流れを仮決定
*依頼していたデモ音源のアレンジが届き(2曲)具体的な作業がスタート
*デモ音源を制作し、弦のアレンジを依頼中(2曲)
大事な作品だからこそ、納得いくまで作業するとなるとついついいつまでも粘ってしまうのですが、少しずつアルバムの前半の流れは曲順も含め仮決定し始めました。
そして、ミュージシャンのみなさんから仮のアレンジ音源が届き始めました。嬉しい誤算なのですが、想像を超えてよかったため、アルバム全体の構成自体を練り直さないといけなかったりして、改めてこのアルバムのコンセプトや、作っていきたい音の景色などを確認する作業など、実際のレコーディングに移るまでのあれやにかなり時間を費やすこととなりました。
今回久々に一緒に作業をさせてもらう方達だったので、イメージの擦り合わせなども必要でその辺りの言葉選び、音楽的な語彙のなさ、知識のなさに自分で呆れながらも、辛抱強く話を聞いてくださる先輩たちには本当に頭が上がりません。
今回は今までの流れを汲みつつも、「マントラ」をはじめとする「祈りの言葉」を宗教的なものとして終わらせるのではなく、そういうことにあまり意識を向けない人たちの日常の中にも馴染んでくれるようなきっかけも作りたいと思い、ちょっと今までにない挑戦もしてみています。
それが皆さんのお耳にどう届くのか、ちょっと不安な部分、ドキドキしている部分もあり、その辺りの塩梅に色々と頭を悩ませていた1ヶ月でもありました。
ですが、やっぱり挑戦はやらないよりやって後悔するほうがいいと思い、思い切って舵を切った一曲は収録する予定でいます。もう少しアレンジが進んだら皆さんにも聴いてもらおうかなと思っているので楽しみにしてもらえると嬉しいです。
また、4年前に長女を出産してからすぐにメロディを思いついてとった「Asato ma」という楽曲も今回収録予定です。
これは先月名古屋のギャラリー「Enne_nittouren」さんでも開催された春日麻衣子さんの展示の中でメロディを図面に起こしてもらい、タペストリーを制作してもらった大切な一曲ですが、4年前に新生児の長女をスリングに入れて、5歳と3歳の子どもたちが走り回っている中で録ったデモ音源しかなく、それを数年前Youtubeにアップロードしたのですが、そんな音源にも関わらずなんだか私の動画の中で一番再生されています(笑)
今回は何かこの音源は一つの軸にしたいと思っていて、改めてコーラスを足したりして実際のアレンジに回すための土台は出来上がりました。
noteの方にさわりの部分を限定公開しておくので、よろしければぜひまた聴いてみてくださいね。
ちなみに、4年前の音源はこちら
録音機材なども十分揃っておらず、子供たちの声もBGMにしっかり入っていますが(笑)ようやくこの曲を形にできそうで、最後まで気合いを入れて仕上げたいと思っています。
ざっくりとした意味は
偽りから真実へ
暗闇から光明へ
滅びゆくものから不滅のものへ
どうか私をお導きください
オーム 平安あれ、平安あれ、平安あれ
です。もちろん自分達にできることを自分の力をめいっぱい使って一生懸命やることは大事ですが、その先の何かに対して、導きを願うこと、祈ること、それもまた人間に与えられた美しい力なのではないのかな、と思います。
そして目の前の状況がたとえ望んでいるものではない時さえも、そこの先にある光を信じる強さを持ち続けていたい、この曲を作りながらそんな風に思いました。
他にもストリングスのアレンジが出来上がるのを待っている曲が1曲、アレンジを待っている曲が1曲、そして待っている間に他の曲のデモ音源を仕上げたり、実際のボーカルだけはスタジオで録る段取りを考えたりしているところです。
そんな紆余曲折をこちらでも皆さんと共有しながら、来月も作業を進めていきたいと思います。
7月も皆さんにとって素晴らしい1ヶ月となりますことをお祈りしています。
暑い日が続きますがどうぞご自愛ください。
シンガーソングライター
山口春奈
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