落し物
前回のnoteで
日本に置いてきた
忘れ物について書いた
ついでにランキングには
載らなかった忘れ物を書けば
帽子、手袋、マフラー、カイロだった
忘れ物は日本に帰れば取り返せるが
落し物は返ってこない
とくに海外の場合はそうであろう
今回その落し物を2回した
1つめはフランスで
2つめはスイスで
友人と自分
それぞれ一回ずつ落とした
1つめはフランスのパリでの出来事である
友人はルーブル美術館内でマフラーを落とした
マフラーをかばんにつけていて見学していた
あの広いルーブル美術館で無くしたとはいえ
直前まで2人ともそのマフラーを見ており
一瞬の出来事であった
友人のマフラーはブランドの物だったので
もしかしたら盗まれたのかもしれない
遺失物取扱所にも連日寄ってみたが
見つかることはなかった
ルーブル美術館という場所でさえ
いろんな人がいるみたいである
欧州旅行の1日目であり
海外の厳しさを痛感した出来事である
2つめはスイスの
チューリッヒ空港での出来事である
出国手続きが終わり
空港内の免税店を眺めては
あまりにも高い物価に感心していた
フランスでも売っていた同じ水が
ここでは高く売っているのである
自分はお金を使う時
なんとなく投資と浪費を分けて考えてしまう
タイプの人間なので
ここでは無駄に財布を出そうとは思わなかった
ようやく搭乗が始まり
飛行機の席に着く
ここで荷物を確認する
財布がない
空港に着いてから
一回も財布を使わなかったので気づかなかった
しかしすでに飛行機の中
とっくに搭乗は終えて
バスで移動して飛行機に
乗っている状況であった
財布の中には現金はあまり入ってなかったが
キャッシュカードが入っている
ミラノに着いたら
すぐにカードを止めなくてはならない
先のルーブル美術館での記憶が蘇る
そんなことを考えていると