セルフラベルで描く自分だけの未来図

自分の興味の赴くままに爆走してきた育休期間。
その中でも本当にやってよかったと思えるプロジェクトの1つが「セルフラベルワークショップ」です。

昨年9月に発足した育休コミュニティMIRAISのメンバー間で、「転職の思考法」という書籍を読んで「自分のラベルを持つことの大切さ」が話題になりました。
セルフブランディングや自己プロデュースという言葉が流行り、パラレルキャリアや複業という働き方が話題の中で、人生100年時代に備えて自分が他者に対して提供できる価値を「ラベル」として持っておくことは今後必要になってきます。
ラベルとは自分を商品に例えたときの「キャッチコピー」のようなもの。これを提示することで、仕事の依頼がきたり、相談をされたり、自分が求めていることを引き寄せるような効果もあると思います。

でも自分のことって、自分で考えているだけじゃ分からない!(そりゃそーだ、他者から見た自分の強みや魅力なんて自分一人でウンウン考えていても分かるわけない)

というわけで、MIRAISの有志4人で「セルフラベルワークショップ」を企画しよう!とキックオフしたのが昨年末。

そこからMIRAIS内で2回のオフラインワークショップ、1回のオンラインワークショップを実施し、3月には外部向けのワークショップを企画運営しました。
▶外部向けWSのレポートはこちら

運営メンバーも参加者も赤ちゃん背負いながら、なんと3時間も色んな方向性、切り口から自分と向き合うワークに取り組み、ペアでシェアをしていきます。

ワークは大きく3つのコンテンツから構成
①ストレングスファインダー
 ・SFの上位資質が表れていると感じる過去の経験を洗い出し
②ヒーローインタビュー
 ・過去の経験から最も充実感を得たことを振り返る
③ワークライフビジョン
 ・自分の理想/ありたい姿を言語化

この3つのワークを通して【過去】【現在】【未来】の時間軸で自分の経験や価値観をキーワードで洗い出して、ラベルのタネにします。

もうこの時点でカオス(笑)
ひたすら発散させた思考やワードをここから収束させていきます。

3つのワークを通して出てきたキーワードをひたすら書き出した付箋から、自分が「ピン」とくるワードを5つに絞って、それを組み合わせたり足したり引いたりしながら「セルフラベル」を作ります。

その作成時間、なんと10分。

でもここには意図があって、そこまで2時間強ワークに取り組み、ペアでシェアし合う中で少なからず「ああ、私ってこんなこと大切にして生きてきたんだー」「こーいうことで人の役に立てていたのかもしれないなー」ということがおぼろげながらも見えてきます。

そんな「自分ってこんなことで人の役に立てるのかもしれない」というふわふわっとした何かと、かき集めたキーワードを組み合わせて、一旦直感でラベルを作ります。

ちなみに、私がこのワークショップを経て作ったラベルは

一歩踏み出すキッカケをつなぐ パラレルキャリアアンバサダー

私がやりたいこと、そして得意なことってSFの結果からも、今までの活動や経験からも「頑張っている人の背中を押すこと」「やりたいことがある人の一歩を応援すること」です。
その手段としてパラレルキャリアのオンラインサロンを運営していたり、コンセプトストーリーを作って個人や企業のサポートをしてきました。

キッカケを「つくる」ではなく「つなぐ」にしたのも、人と人を繋いだり、人の強みや魅力を引き出してご縁を繋いだり、同じ価値観や目標を持った人たちの横の繋がりを作ることが好きで、得意だから。

「つくりだす人」よりも「つなぎ、拡げていく人」になりたいという想いが強いということに気付けました。

セルフラベルのその後

セルフラベルは一度作って終わり!ではなく、それを仕事だったりパラレルキャリアだったり人脈作りなど、他者との接点において活用していくことでより磨かれていきます。

ワークショップではある意味「えいやー!」と勢いでラベル化しましたが、一旦作ったものを人に話してみたり、再度向き合ったりしてどんどん進化させていくことが必要です。

当の私も、「一歩踏み出すキッカケをつなぐ」にはしっくりきていたものの、私のラベル(役割)って「アンバサダー」なのだろうか?パラレルキャリアに絞ってしまっていいのだろうか?と少し腹落ちしていない部分はありました。

そこで、まだ育休中だったセルフラベルWSの運営メンバーの1人と組んで少人数の「ブラッシュアップワークショップ」を企画して、再度自分のラベルと向き合い、客観的に深堀りすることで、更にラベルを進化・深化させることで自分が心の底から「これだ!」と思える自分自身のコンセプトに出会うことができました。

ブラッシュアップしたラベルについては、次のnoteで書きます!

魅力溢れまくる運営メンバー

MIRAISセルフラベルWSの企画メンバーはnote1本書けちゃうくらい超絶魅力的な2児のママたちなのですが・・・最後にニックネームでご紹介!

【くぼあやさん】セルフラベルWS発起人/抜群の企画力とファシリテーションスキルを持ち合わせていて終始情熱を持ってこの企画を推進してくれていたリーダー!柔らかい雰囲気・美しさとは裏腹に実はゴリゴリの左脳派、たまにおちゃめな一面(メンバー間では「くぼあやちゃん」と呼ぶ顔)が表れてそのギャップにひたすら萌える。

【つーさん】複雑な構成のセルフラベルWSがこのスピード感で形になって、継続的に開催できたのは他でもないつーさんの分身術のおかげ!色んな企画やイベントに頻出しつつ、どれもクオリティーを落とさない職人並みの仕事さばきには何度驚かされたことか・・・「あれ、これ何人目のつーさん?」がメンバー間の定番ジョーク。

【はるさん】アイディアと言葉作りの神様!企画が煮詰まったときに「それってさ~こうじゃない?!」と最短最速で正解に導いてくれる魔法使いのような存在。どんな場面でもどーんと構えてくれている安心感があり、はるさんに「いいね!」と言われると何でも上手くいくような不思議なパワーがある。

こんな最高最強豪華絢爛メンバーと組めて、このワークショップを生み出すことができたことは私の育休において本当にかけがえのない経験でした。普通に会社員として仕事してたら絶対出会えなかったであろうメンバー、改めてこの育休の出会い、MIRAISに感謝!!!

そして自由気ままに爆走していた母たちにいつもくっついて連れまわされていた子どもたちに感謝!母たちの熱量に圧倒されてなのか、子どもたちは毎回体調も崩さず、泣きわめきもせず、とことん付き合ってくれました。

最後に卒業パーティーで、オシャレした母たちと、ちょっと大きくなった子どもたち(全員爆睡中w)で記念撮影。

★セルフラベルワークショップ外部向け展開準備中★
MIRAIS内だけでなく、この取り組みを知った外部のコミュニティからも「開催してほしい!」という声が挙がっているため、運営メンバー4人のライフワークとして今後も有償で定期開催(オフライン・オンライン共に)を検討中です!

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