フォロアーさま経由で素敵な企画を拝見しました。
香坂さん、大変ご無礼とは存じますが(この瞬間まで通りすがりでしたのに💦)#ミヨコそこに座んなさい 企画、参加いたします。
それでは早速、区切り線より下、本文です。
あなた、名前なんていったっけ?
ミヨコ?分かりました、覚えましたよ。
それでね、ミヨコ。あなた暗いのよ、顔が。
え?あんたにそんなこと言われたくないって?
まあ、そうでしょう。通りすがりの女に説教喰らっているんだもの、あなた。私でも嫌だわ、そんなこと。でもね、嫌ついでにお聞きなさいな。何事も経験っていうでしょ。
サイレント映画、見たことあるかな。チャップリンって知ってるでしょ?若いあなたでも。彼は喜劇役者。チャップリンの映画を観ればみんな笑う。でも知っているかしら。怒らせるのは簡単で、泣かせるのもそれなりに。でも、人を笑わせるって凄く大変なことだってこと。
チャールズ・チャップリン。4.16に生まれて12.25に旅立ったひとりの男は、こんな言葉を遺している。
別の言葉もある、もっとシンプル。有名だから知っているんじゃないかな。
何でこんなことしているんだろう?どうしてしなきゃいけないの?
思うよね。思ってしまうけど。
嘆く時間があるのなら、一度ベソベソみっともなく泣いて。泣いたら涙を拭いて決めなくちゃいけない。選ぶのよ、願うの。何をするか、何をしたいか。そして、それが現実に叶いますようにと。
チャップリンだって立派だっただけじゃなく、ただのひとりの男でもあったと思う。けれど、彼が召された1977年のあとで生まれたあなたでも、彼の名前を知っている。何かを遺したのよ、チャップリンは。そのよしあしはあなたが決めたらいい。あなたの人生はあなたにしか決められないことと同じように。
さて。どうだったかな。見ず知らずの女の偉そうな説教。腹が立ったって?偉そうに何いってんのよ、か。うん。それでいい。うつむいているより、一等綺麗よ、今のあなた。その怒り、歩いていく力に変えてみて。ほら、曇り空が晴れてきて、日が差してきたから。
じゃあね。もう会うこともないでしょうけれど。チャップリンの言葉だけ、覚えていてくれると嬉しいな。
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