電力会社のクーリングオフ

4月から一人暮らしをされる方も多いと思う。
3~4月は訪問販売が多いような気がする。気を付けてほしいと言っても、実際に経験したり、失敗したりしないと教訓は得られないかもしれない。
それでも、経験しなくていい事、事前に知っていれば対応できることもあると思うので、目に留まった方への参考までにこれまでの私の経験を書き連ねたい。


電力会社 (アースインフィニティの訪問営業)

アースインフィニティという会社が訪問してきて、電力契約した際の話。
他の大手電力会社よりもお安くなります、と言われた。具体的にどのくらいですか?と聞くと、「契約内容や使用量によりますが、契約された方々はみんな安くなってありがたいと言っています」という、なんとも政治家みたいなセールストークだった。安くなればと思って契約したら、それまで契約していた大手と比べて2~3倍の料金だった。当時、電気やガスの値上げがすさまじかったため、正確に数倍になっていたのかは分からないが、ネットで調べてみるとあながち嘘ではなさそうだった。(値上げ前から、他社より安くなると言って契約をとり、2~3倍程度の料金を請求されるようだった。)

訪問から1か月後、契約書面が届いた際に、解約金が発生するのが3年以内の解約の場合だと明記されていた。訪問時、2年と言われていたので話が違う。即クーリングオフの連絡をした。
契約書面受取から8日以内に連絡をした際に、
・契約日(訪問された日)
・契約書面の受取日
・その他契約者情報
・クーリングオフ可能な期間である旨
・訪問時、解約金が発生するのは2年と言われたが、実際には3年であったこと
をメール文面に記載した。
メールを無視されて、クーリングオフ期間が明けてしまっては困るので、できるだけ情報は記載した。
その後、向こうからの電話で確認を終えて、無事契約解除となった。結局は3カ月分くらいその電力会社に支払いをしたが、いい勉強代になったと思うことにした。

ネット環境の整備

「ネット環境の整備を行ったので、玄関での対応をお願いします。」という訪問があった。いや、マンションやアパート全体での工事があれば、管理会社から連絡が文面であるはずだし、個別契約の場所に住んでいるためあるわけがない。「仕事中なので無理です」と対応。それですんなり帰っていったので、全然玄関での対応しなくていいじゃんと思った。

訪問しておいて「間違えました」

一番良く分からなかったのが、チャイムを鳴らした後わざわざドアまでノックされて、インターフォンに出てみたら、「間違えました」と言われたこと。リクルートスーツみたいなしっくりこないスーツを着ていたので、新人かバイトかなと思った。ちょうど闇バイトのニュースも盛んに出ていたいので、玄関対応するつもりはなかった。調べてみるとどんな人が住んでるか等を調査されているかもという情報もあったので、インターフォンの受け答えも気を付けなければならないのか…と辟易した。治安悪い。

宗教

よくある「あなたは今幸せですか」「信じれば幸せになります」というやつだ。コロナ禍を経て、こういった訪問は減ったような気もする。エリアに寄るのかもしれないが。この手の対処法はいろんな媒体で面白可笑しく紹介されているので、探してみるのもよいかも。


基本的に訪問営業は騙しに来ていると思って対応するか無視した方が良い。対応も対面は避けた方が良くなってきたよな。
人生で初めてクーリングオフをしたのが、1つ目に書いた電力会社だった。その際に調べて、訪販はクーリングオフ対象、ネットショッピング等はクーリングオフ対象外だということを学んだ。

自立するとなんでも自分でやらなければいけなくて、でも、良い事も悪い事もいろんな経験ができるから、学びは終わらない。

いいなと思ったら応援しよう!