週休3日制の現在地
※2022年4月20日追記
こんにちは!
haruna(@haruna_worknavi)です。
自己紹介記事はこちら。
ライフステージや価値観の変化に柔軟に対応できる
”フレキシブルワーク”を提言しておりますが
働き方の選択肢のひとつ、
「週休3日」の働き方が
余裕がある企業だけの制度ではなく
国も見据えている“新しい働き方の選択肢”になっていることを
ご存知でしょうか?
今日は週休3日制の現在地と
これから起こりうることについて書きたいと思います。
選択的週休3日制はすぐそこまできている
2021年6月に政府が発表した
「骨太方針2021」の中に
「選択的週休3日制」の文字がありました。
方針の中ではさらに、以下の言葉も取り上げられています。
ジョブ型正社員
裁量労働制
兼業・副業の普及・促進
地方兼業
「これらの取組により、多様で柔軟な働き方を選択でき、安心して働ける環境を整備する」
と明言されていることも注目です。
政策の中ではすでに、従来の週5勤務の働き方から
選択肢を広げることを推進していく動きが見えています。
新しいね、と言われていた働き方が
感度の高い人のものだけではなく
今後は、より間口を広げていこうとしているのです。
その背景には、年々減少していく労働人口の数や
環境の多様化により、時間的制約のある人材の増加など
様々な状況の人が同じ環境の中で
それぞれの尺度で働くことを包括していかなければならない
日本の現状があるからです。
同じようで違う週休3日の実態
ただ、政府の唱える「週休3日制」の中では
どのような制度にするかはガイドラインがないので
それぞれの企業に委ねられる形になります。
時間が減る分、給料も減るのか
1日減らす分、労働時間を長くして1週間のトータルは変わらないのか
給与水準を上げることで、休みが増えても給料を維持できるのか
おそらく企業の方針や資金力によって制度設計されるので
同じ週休3日でも全く意味合いの異なるものが出来上がり
混沌とした状態になることでしょう。
「個の力」を付けざるをえない世の中
また、変化が早く・大きい現代の中では
働き手市場の流動制が上がり
ひとつの会社で長い時間を過ごすことが少なくなっています。
すると、会社が時間や資金をかけて人を育てることが難しくなっています。
「ヒューマン・ニューディール」と呼ばれる施策案の中では
個人が自分の力で、学び・経験を積み・成長することが
求められているのです。
新型コロナウイルスという未曾有の事態が
世の中の流れを急速に押し進めたことにより
私たちは時代の変化を肌で感じざるをえない状況にいます。
これまでの常識がひっくり返ったこの世界に放り出され
もはや自分で舵を取らなければ巨大な流れに飲み込まれてしまうような状況の中で
急に「あなたが望む働き方を、頑張って自分で実現してね」と言われても
多くの人が戸惑うと思います。
そして、チャンスでもあるわけで
でも、テクノロジーの力であらゆる制約が取り払われ
インターネットによる繋がりが多様化を広げ
もう後戻りができない世の中で
個人にとっての“可能性”となっているのも事実です。
流れに飲み込まれるのではなく、
流れを利用してこれまでは行けなかったところまで
辿り着けることもできる。
来るべき「選択的週休3日制」を活用して
自分らしいライフスタイルを描けるように
準備できるのは、今のうちで。
膨大な情報によってどんどん忙しなくなる現代では
時間を確保できることは
大きなチャンスになります。
生み出した時間の中でどう行動するのか、
その行動が、どんな明日をつくっていくのか。
それは、誰にも平等に与えられる可能性だから。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
では、また。
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