「今日の星占い」よりも頼りになるもの
事情があって新聞をとらなくなった。
(でも本当は紙の新聞がとっても懐かしいとみえて、新聞紙で包装してあるお野菜とか荷物が届くと、ついつい手のひらで丁寧に伸ばし、隅から隅まで読みふけってしまう(笑))
そのかわり、毎日IPadで『SmartNews』をチェックしている。
各日刊紙がざっとチェックできるし、普段買わない経済系の週刊誌の記事なんかも無料で読める。逆に、読みたくない記事はそのジャンルをさくっと削除できる(『芸能』ネタはいらない。『ペット』は見たいが見てたらきりがない)
とにかくあれこれたくさんの記事が読めて、あきない。
どんな読み物が心に響くか。
それは、その日によって全く違う。
その日、どんな読み物が心に響いたか。
自分でも気づいていない『今の自分の心が求めている答え』を、如実に表していると思うので、その日心に響いた記事は、大事にメモに落として考える。
今朝響いたのは、「東洋経済ONLINE』ホリエモンさんのゴルフの下りだった。
(中略)カップまであと5ヤード、このパットを入れればバーディという局面で(中略)中途半端に経験を積んだプレーヤーは、カップより手前で止まるような、弱いパットを打ってしまう。(中略)いったんカップ手前まで寄せるパットをして、その次で沈めれば確実にパー(規定打数どおり)が取れるという「計算」が働くからだ。
(中略)(カップの)手前で止まるような弱気のパットを打っていてはいけない。思いきりよくいかないとダメだ。(中略)(もし失敗しても)その「失敗」には大きな価値がある。次にカップに戻るまでのライン(芝の目)が、その失敗によって可視化されるからだ。
(中略)バーディを狙えるのに、小賢しくパーを打ちにいっている(中略)
浅知恵が働く人間ほど、経験から学んでしまう。だが、本当に賢明であろうとするなら、そんな経験を忘れるべきだ。何度でもカップオーバーすればいい。
同じ記事でも、一ヶ月前だったら、いや、一週間前に読んだら、心に響いたかどうかはわからない。
じゃあなぜ、今日は響いたのか。
今日の自分が求め、必要としているものはいったい何なのか、そして、この文章の中の何が答えだったのか。
読み直し、あれこれ推し量ることで、今日の自分の心持ちが少しは鮮明化され、それは「今日の星占い」よりもよほど頼りになる。
(そうだよ、パットが短いんだよ、パットが……)
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ありがとうございます。サポートして下さったあなたのおごりでゆっくりお茶を頂きながら、次は何を書くか楽しく悩みたいと思います😊