10/8 レ・ミゼラブル 4年ぶりのロンドン公演は37回目のレミゼラブル誕生日記念公演!
10月8日はレ・ミゼラブルの誕生日!今年は37回目ということで、記念すべきこの日にチケットが取れたので足を運んできました㊗️
日本では新演出が2013年からスタートしているが、ここロンドンでは2019年から登場。
旧演出版の記憶が刻まれており、日本での新演出版は一回しか見てないので、あれ船のシーンからスタートしてるぞ!?映画と一緒やん!と驚くことからスタート。そのうち観ながら、あ、ここみたことあるなぁ、と記憶が蘇ってきました🤣
新演出で私が気になったところをメモ程度に記載します。
新演出で気になったところ
①年と場所が場面転換時に出てこない
舞台転換の時にその時の都市と場所が舞台に映されるのだが、新演出版ではそれがない。
そのかわり、バルジャンが仮許可証を破るあとに、「les miserable」と題名が舞台に映される。そして、工場へと場面が転換する。
ここからがバルジャンの新しい人生の始まりと思うと、素晴らしいタイミングでタイトルが出るなぁと鳥肌がたった。
②コゼットは父親に反抗する強気な女性イメージへ
バルジャンに過去を教えてと問う場面での演出が、コゼットがバルジャンに食らいつくような態度を見せていてびっくりした。旧演出の時は懇願するイメージだったけど、私は大人よ!とまさにindependent womanなコゼット。
マリウスを裏庭に連れ込むというのも新しい。エポニーヌより強い女性になってる気がする。。
③ファンティーヌの病院でのバルジャンとジャベールの戦いで手錠が使われてる
手錠をされたが長い鎖のためジャベールの首を鎖で押すバルジャン。
その後立ち去る時も手錠をしたまま立ち去っているように見えるがいつ外せたのだろう。。
④バルジャンに手紙を渡した時に帽子を脱ぐエポニーヌ
これも新演出で変更。男の子と思われたエポニーヌが自分は女性であるということをわかってもらうように帽子を脱いで女性であることをアピール。このあたりも時代の変化を感じる
⑤神に召された後のバルジャンが司教様と抱擁
これは個人的に胸熱だった。バルジャンが司教様に魂を買ってもらったので歩んできた道。それを見てきた我々も涙するシーン。
それ以外も新演出は舞台装置も照明も違うのですが、特にオッと思ったところを上げさせていただきました。
圧巻の歌声と演技が素晴らしい!気になるキャストなど
バルジャンはジョン・ロビンス。マリウス→アンジョルラス→バルジャンとキャストのグレードを上げてきた生粋のレミッズキャストである。
人気キャストでハイトーンも素晴らしく彼を見にきただけでも来たかいがあったと感じられる歌声が本当に良かった。
もう一人あげるとするとエポニーヌ役のナザニア・オン。去年プロデビューしたばかりの新人だが、表情がとても豊かでわかりやすいエポニーヌでとても良かった。この後どのような作品で活躍していくのかが楽しみ。
レ・ミゼラブルは37回目の誕生日!
1985年10月8日にロンドンで産声を上げたレ・ミゼラブル。夜公演は特別アンコールがあり、運良く参加することができました😊
バルジャンとジャベールの掛け合いも楽しく、朗らかな雰囲気でみんなでハッピーバースデーを歌いました🎵
なかなかそういう日に観劇できることもないのでラッキーでした😊
これからも50年と続いてほしいです!