10/4-5 ユーロスターで行くベルギー・ブリュッセル

2022年10月7日 16:33

11年ぶりのブリュッセル。前も2泊したはずだが、エルジェミュージアムに行ったことと、滞在が月曜日で美術館が空いておらずホテルでのんびりしたことくらいの記憶しかない。

今回は本当は湖水地方に行くはずだったが、鉄道ストライキの影響で帰りの電車がないためツアーがキャンセルされてしまった。
そのため、コーチを使ってコッツウォルズやケンブリッジに行こうかなども悩んだのだが、鉄道ストライキの影響を受けないユーロスターで国境越えをすることにした。

国境越えの候補は大きく三つ。
①パリ
②ブリュッセル
③アムステルダム

①は1泊2日でサラリと言っても楽しめないので却下。③は主人の仕事の関係でそのうち行くかもしれないので候補から除外。消去法で②になった。

イギリス→EU国境超えは超スムーズ！

ユーロスターの発着駅はセントパンクラス駅。
出発の1時間半前くらいから出国手続きがオープンになり、30分前にクローズする。
今回は1時間前に着いたのだが、パリ行きと比べてブリュッセル行きはスムーズに手続きが済み、イギリスからの出国、EU圏への入国は何の質問もなくパスポートを見せて終わった。

いつも思うが、EUに入る時はノールック状態なのだがイギリスに入る時はいろいろ質問される、そんな印象。ただし、近年導入された顔認証ゲートで日本のパスポートがあればイギリスにも入国審査のあの緊張する質問タイムもなく入れるようになり素晴らしいことだなとおもう。

ただし、速く入国審査を終えてもすぐ電車に乗れるわけではなく、電車へのプラットフォームはこちらもだいたい15分前くらいにアナウンスと同時に開く。なので、必然的に待合室で待機が必要。お店もプレタマンジェと免税店があるくらいなので時間潰しには難ありなので、本やマンガなどを持っていることをお勧めする。

ユーロスターは新幹線より速度が速く新幹線より乗り心地は悪い(一般席の話)

ブリュッセルまでは2時間。海底トンネルを渡り、ヨーロッパ大陸に向かう。深さは海底から75m、全長は50.45kmとのこと。思ったより長いが、青森と北海道をつなぐ青函トンネルが53.85kmなので青函トンネルの方が長い！ちなみに世界一位のトンネルはスイスのトンネルのようで、全長57km。最近運用化された模様。これだけ長い地中トンネルを掘るのは大変…。ちなみに、ユーロスターの最高速度は330km/hほど出るようで、東海道新幹線よりも速いのかー、とこちらも驚き。

座席は新幹線より狭く、LCCの飛行機に乗っているよう。2時間だから我慢できるが、新幹線がどれだけ快適な乗り物なのかがよくわかるワンシーンだった。