7/2 【爆速経営~激変するマーケットで成長を実現する方策~】
※聴きながらスマホで打ってるので聞き間違い、打ち間違いがある前提でご覧ください。
#第二部全体会
爆速経営というテーマ!
①爆速と私
②未来に向けて経営するにあたり事業の成長戦略どのように捉えているのか
③経営者としての志やスタンス
◆オザーン
2012年宮坂さんが社長になった時のキャッチフレーズ。
大企業病。爆速といっても速くはならないが、強烈な危機感がある時。当時はパソコンは強かったがスマホは弱く、その緊急体制が宮坂体制。
動かすには目的がある。爆速というからにはスマートフォンの対応で、いつまでに何%という目標で進んでいった。
大きなチームや社員が多いチームを動かす時には大事。PayPayも同じやり方をしている。
絶対に現金の比率を70から50にもってくために最後発だったが目的を持ってやってる。
ついて来れない社員をどのように巻き込んでいくか。
全員爆速でやる必要はない。役割。一番爆速にならなくちゃいけないのは経営者。その後にじゅんぐりに水が流れている。爆速にならなくちゃいけない仕事が一部あり、基本は意思決定。
社長は一番情報が多いので意思決定は楽。本部長、部長と降りていくと、憲法と照らし合わせて事業に関してのセンターピン、何を大事にするかを見て筋を通して経営者が決めてあげれば問題ないが、部署でブレると爆速で間違えていく。
◆出雲さん
爆速経営に騙されてる。かっこよくて悔しかったんで真似するなと。
スタートアップ、ベンチャーが数字で表現できないものを採用したらどこまで頑張ってるかわからなくなる。
ユーグレナは七倍速。爆速だったらどこまで頑張ればいいかわからない。
今日の会議で決めよう、来週にしようといってるとYahooに追いつけないから今日いまある情報で決められなかったら、会社は潰れてしまう。
経営にとってスピード早く大事である。
◆鶴岡さん
いつ死ぬかわからないという立場の上ではお金よりもスピードが大事。スピードがないと生きていけない。
ヤフーが爆速と言ってスタートアップ界隈でも緊張感が走った。成長する上では大前提。お金よりもスピード。
意思決定ができるのは創業者がいるので早い。唯一無二。トップがいち早く行動するのを、見せ続けるのが大事だったかなと思う。
ZOZOやLINEの統合、キューサイの救済など、構造の向き合い方や、プロダクトラインアップの拡大の難しさとは?
◆出雲さん
M&Aの難しさとかスピードの重要性。スタートアップが危機感を持っているのか、が大事。出身母体は大企業だと思うが、アジリティ、スモールスタートするようになると大企業が強くなって中小企業、スタートアップが勝ち残る要素がなくなってしまう。
大企業の平均社員数は7000人、中小企業は3人。労働生産性は倍以上ある。大企業はスムーズな意思決定ができれば規模の経済も利くし最強。
アントレプレナーシップマインドが失われてきて、経営の意思決定が遅くなって逆転できる市場に入るチャンスが出てくる。スタートアップにとってはヤフーの爆速経営は死活問題。
M&Aもやればやるほど労働生産性が上がってくる。キューサイも一緒になった方が購買力も上がるしいいことがいっぱい。唯一よくないのが意思決定スピードが下がること。
規模の経済と意思決定のスピードがオフセットになるので、意思決定のスピードが重要。
◆鶴岡さん
逆にハードルがないことが多いが、ロングタームで経営していくかぎ難しい。利益作るために起業しているわけではない。社会貢献だと数十年かかる。数十年かかってやりたいことと、スピード持った意思決定が必要なので、整合性をとるのが大変。
ミッションを達成するためのスピードと距離感を、大事にしている。
社会問題を解決するのが我々の存在の意味。どういう社会に貢献するのか。
◆オザーン
爆速というからには目的が必要。ペイメント、QR決済。社会的に研究するわけ。
手法は三つ。作るか、育てるか、買う。
買うは爆速でスピード感が違う。
常に買収のリストを作って会社のコンディションを見ながらやってる。
買収はいい。楽天もソフトバンクも買収を上手に使う。会社経営の非連続な成長をつくるためのどういう案件を買うか、PMIのスペシャリストは少ない。教えられる人も少ないけど美味しいポジション。
サプライチェーンの変化、エネルギーの問題。どういう環境変化を重視するか?
◆出雲さん
変化に対応できる組織は明らかになっている
変化を予測するのは無理、予測することに価値はないが、対応できる組織を平時から作れるかは致命的に重要。
三つの特徴は常に意識して会社経営。
・いい話や難しい話、馬鹿な話、コミュニケーションのアクティビティが多いか少ないか。多いと対応できる。
・1時間社長が一方的に話すのではなく、新入社員でもアルバイトでも自分に発言の機会が与えられる安心感。メンバーが感じられているかが大事。
アメリカもまともな組織はできてる
・致命的に難しいが、社会の変化のために10万時間中高年の男性が10万時間話しても対応できない。同じ環境の人と話してもだめ。背景が違う人を連れて来ないとボトルネックに気付けない。
一番のアウトサイダーはだれか。大学生は会うので、高校生や中学生と海洋プラスチック問題を話したのはいつか。高校生以下にたくさん発言してもらう。いつでも発言できるポジションを作った。会社の変化に対応し作り続けるということをしている。
アウトサイダーをインサイドにいれて変化に対応させるということはおすすめ。
◆オザーン
ヤフーはAmazonとGoogleと違ってローカルの会社。自分達が思いついたものを作れる、未来をデザインできる。未来を予測しそれに向けて社会がこうなるを自分達で考えてユーザーにサービスを使ってもらいPayPayを使っているのを見ると感激する。
E commerceは大きくなる。手元で三兆円やってる。未来の予測をするのは難しくない。
一番先頭に自分がたってるかどうか、やる気、実力の組み合わせ。未来を予測するのは難しくない。やりきれるかどうか。
フロントランナーに立てるかどうか。
ありとあらゆることを組み合わせてやる。
ヨーイドンの競技。自分がスタートしたと思えばスタート。
去年に対して勝負するのではなく未来に対して勝負する。
なぜ自分が勝てるんだ、これいけると思った時に全力で走れるか。
◆鶴岡さん
社会問題、インフレ、円安、ロンドンもストライキでメトロ動いてない。
自分達が向き合うイシューをどう定めるか。解決すべき社会問題に溢れている。どの社会課題を解決するか、改めて大事。
チームビルディングができない。企業ブランドの採用力がないので、いいチームを作るのが全て。良いイシューを立てる。より一層研ぎ澄ましたいな。チームとして需要性。多様性のチームを作るのは大事。過去の10年は同質的。多様なチームを作らないと限界がくる。
チームとしてちゃんと重要性を作り出す、そういうチームを作ってかないと強い会社を作るには重要。
イシューと需要性、インクージョンが大事。
経営者としての志をどう考えているか
◆鶴岡さん
最近はソーシャルインパクトを意識してる。
起業家は売上利益だけじゃない。
社会貢献してビジネス作るのが大事。
利益をあげながら社会貢献するのがセットで起業家になれる。その軸は意識している。
エゴになってないか、社員の大事な時間が悪いことに使われてないか、などを気にしてる。
◆オザーン
社長は5代目。唯一サラリーマン。創業社長でも株を持ってるわけでもない。
ヤフーで何をしたいかというと、ヤフー通じて社会にいいことができるか、ヤフーを利用してってこと。
ITそのものは環境にやさしい。いかに社会貢献できるか。その企業のトップにいるというときに、未来を考え実現する、Yahooという会社の中で膨大なユーザーとリソースですごいいいことができる。
サラリーマン経営者として重要なのは、ヤフーの中で持続的に行われる仕組みを作れるかどうか。仕組みをどう残すか、は強く意識をしている。今はその作業をすごく頑張っている。
◆出雲さん
ソーシャルインパクトを意識してますというのに反応してなかったと思う。それを見えて安心したし、2030年には二人に一人はお会いしない。2025年に日本は明治期と同じくらい大きな変化が起きる。
ミレニアル世代とZ世代はソーシャルネイティブとデジタルネイティブ。
今までの日本では社会の中心にいなかった。
選挙、消費行動もデジタルに変わる。優秀な人が就職しなくなる。
25年までに準備できてなかったらお客様にも選ばれない。アセットがあってもひととなりもない。
ソーシャルネイティブの目線を取り込む必要がある。
・8割から9割は失敗する前提で意思決定していくのが大事
・人のネイチャーは変わらないので適材適所アロケーション取るのが大事。爆速という言葉だけ持って帰られると大惨事になる。拡大できる領域では重要だけど、少しずつビジネスプロセス改善しなければならない技術者にとってはフィールドと強みのマッチングがわかってないと不信感になってしまう。
どの土俵に上がってるのかを整理してスピードを議論するのが大事だと思う。
・トライアルの回数が重要。何で爆発するかわからないものはトライアルすることが大事。延長線上に工夫が大事。