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リトアニア留学記 vol.6 ベルリン・ポツダムに行ってきました
Laba diena! リトアニア留学中のHarunaです。
9月9日~12日、ドイツのベルリンとポツダムに旅行してきました!
ということで今回は、初めての、念願の、ヨーロッパ旅行!を振り返るnoteになります。
お楽しみください~!
ヨーロッパ内の旅行ってどんな感じ…?
今回、ヨーロッパに来て初の海外旅行!
日本にいてイメージする「海外旅行」は、飛行機で数時間、入国審査を突破して、ようやく海外へ…!という感じだったのですが、それとはちょっと違う気がしました。
なんせ、地続きになっている場所への旅行、飛行機に乗るとは言っても1時間30分程度、シェンゲン協定エリアなので出入国審査もない!
けど到着したら時差が1時間くらい発生してる…!という、なんとも不思議な感覚でした。
一応記録として、日程など残しておきます。
日程
9月9日(金)
13:20 カウナス駅発
15:30頃 ヴィリニュス空港着
17:50 ヴィリニュス空港発
18:30 ベルリン着(リトアニアとドイツの時差が1時間なので、飛行機の時間で見ると40分しか経ってないように見えます)
9月10日(土)
ベルリン観光
・ベルリンの壁
・ブランデンブルク門
・国会議事堂
・ベルリン大聖堂
・アンペルマンショップ
9月11日(日)
ベルリン→ポツダムへ
ポツダム観光
・サンスーシ宮殿
・オランダ人街
・バルベリーニ美術館
9月12日(月)
9:00 ベルリン発
11:35 リガ着(ラトビアの首都です、帰りは乗り継ぎでした)
13:45 リガ発
14:35 ヴィリニュス空港着
17:30頃 カウナス着
観光地ギャラリー
それぞれの紹介も軽くしつつ、写真をたくさん載せていきます!
1日目:ベルリン
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ベルリンの壁(イーストサイドギャラリー)
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現在は絵が描かれていて、アートな場所になっていました。
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高さは3m、総延長155kmにも及ぶ壁。
現在は一部が壊されていたり、全面アートで覆われていたりして一大観光スポットとなっています。
実際に壁を前にしたら、当時(まだたった60年前)はこれに有刺鉄線が張られて、この壁のせいで急に家族や友達に会えなくなってしまった人がたくさんいたんだ…と、世界史の時間に習った教科書の中の出来事だったのが、急にリアリティが感じられました。
ブランデンブルク門
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メインストリートの真ん前に現れるのが、ブランデンブルク門!
ベルリンのシンボルとも言われています。
思ったより大きいし迫力あるし、そりゃあシンボルにもなるよなあ、と納得。
ベルリンが城郭都市だった時代の名残で、18カ所あった城門の中で唯一残っている門で、東西ドイツ分裂の時代は、東ベルリンの境界になってたから通行止めだったらしい。
ベルリンは、街のあちこちから歴史を学べる場所でした!
国会議事堂
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名前や日付、どこから来たかが書いてある。
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予約をすれば、内部のツアーに参加できる国会議事堂。
もちろん英語でのツアーもあります。
現在の国会議事堂になるまでに、何回も改修工事がされていて、その変遷やかつての名残も中に残っていました。
事前に歴史を頭に入れてからこのツアーを聞いたら、きっともっと発見がたくさんあったんだろうな、英語で全部は理解できなかったし、難しかった…。
でも、海外の国会議事堂を見るなんて初めての経験だったので、面白かったです!
ベルリン大聖堂
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圧巻のベルリン大聖堂!
美しい色のドーム、ネオバロック様式のどっしりした外観。
270段の階段を頑張って登ると、大聖堂の上からの景色を楽しめます。
360度ぐるっと回れるので、ベルリンの景色を一望できるとってもおすすめな場所です!
土日は1日1回の礼拝でしか聴けないパイプオルガンも、なんとちょうど聴くことができました…!
アンペルマンショップ
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アンペルマンとは、かつての東ドイツで生まれた、信号機のキャラクター。
「アンペル」はドイツ語で「信号機」。
当時増加していた交通事故を減らすため、可愛らしいデザインのアンペルマンが誕生したそうです。
東西ドイツ統一のときに消滅の危機に瀕していたそうですが、アンペルマン製作者と、デザインに感銘を受けたデザイナーによって、信号機が復活!
世界的にも人気なキャラクターになったそうです。
Tシャツ、キッチン用品、お菓子、タオル、などなど、お土産に最適なグッズがいっぱいありました…!
2日目:ポツダム
サンスーシ宮殿
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フランス語で「憂いなし」という意味のサンスーシ宮殿。
プロイセン王国のフリードリヒ2世の夏の離宮(要するに別荘!?)として建てられましたが、王様はここに住んでいたそうです。
すっごい豪華…!ですが、王様の宮殿にしては小さいほうらしい。
確かに、平屋建てで、部屋の数もあまり多くなく、一個一個の部屋も「個室」という言葉がぴったりなくらいのちょうどいいサイズでした。
一番びっくりしたのは、隣にあるサンスーシ絵画館!
ここは、王様のコレクションを飾るためだけにつくられた絵画館だそう。
ものすごい数の絵画たちがずらっと並んでいて、コレクションもすごいし、それを飾るために美術館並みの建物を建ててしまうのは、権力者ってすごいんだなあ…と思わせられました。
音声ガイドがあって、日本語も選べるので、サンスーシ宮殿の歴史やそれぞれの部屋の解説もしっかり理解することができます!
オランダ人街
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赤レンガ造りの建物がたくさん立ち並んでいて、オランダの雰囲気を感じられる場所!
カフェとか雑貨屋さんがたくさんあって、ぶらぶらしてても可愛いし楽しめるところだと思います。
今回は時間がなかったのと、雨が降ってきちゃったのであんまり長居はしなかったけど、ゆっくり楽しむのもよさそう!
バルベリーニ美術館
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バルベリーニ美術館は、2017年に開館した、新しい私設の美術館。
ちょうどImpressionismという印象派展をやっていました。
モネやルノワールといった有名な印象派の画家たちの絵がたくさんありました!
ヨーロッパでモネの絵を観られるのは、パリ以外ではここだけだそう。
久しぶりにゆったり美術館を回れて、いい時間を過ごせました!
(改めて考えたら、ヨーロッパで美術館巡るって幸せすぎないか…)
おまけ
最後にひとつ!
ベルリンのホテルからポツダムに向かうために高速バスを待っていた時のこと。
屋根も何もないバス停で、バスの時間まで10分ほどあったので、3~4mくらい離れたところの壁に寄っかかって待っていました。
あと2分くらいかな~、というとき。
目の前を、乗るはずだったバスが、通り過ぎていきました…!
停まる気配ゼロのスピードで、予定の時間にまだなってないのに…!
ザ・海外!という感じの経験でした。
ドイツに限らず、「乗るよ~」って意思表示しないとそもそもバス停に止まらない、とか、人がいなかったら2~3分はやくても出発しちゃう、とか、けっこうあるあるみたいです。
すぐに別の手段で目的地まで行けたから結果おーらい。
まあこれも経験ということで!笑
今後の旅でははやめの行動をしよう…と心に決めました。
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2日間のちょっと強行日程でのベルリン・ポツダム旅でしたが、今住んでいるリトアニアの街とは全然違う雰囲気で、歩いているだけでも楽しい旅行でした!
やっぱりヨーロッパは、その街ごとの歴史や文化が色濃く街並みに出ているなあ…って感じ。
ヨーロッパの中だと飛行機で1~2時間ですぐ別の国に行けちゃうし、安ければ5000円くらいで往復できちゃうので、やっぱりヨーロッパ留学来たからには旅行しまくらなきゃ…!
ついこの間はフィンランド旅行してきたし、12月にはミュンヘンとケルンのクリスマスマーケット&ずっと行きたかったオーストリアのウィーン旅行も計画中です!
また遅くならないうちにnoteで残していこうと思います。
それではまた次回、iki~!!