リトアニア留学記 vol.9 クリスマス旅行 in ドイツ&オーストリア!
Laba diena~!
お久しぶりです!リトアニア留学中のHarunaです。
リトアニア留学記、と言いながら半分は旅行記になっているこのnoteですが、今回も例にもれず旅行の思い出を書いていきます。
Vol.9は、念願のドイツクリスマスマーケット巡り、、!
ついでにオーストリアの音楽の街・ウィーンにも行って、大満足の旅になりました!
旅程
まずは今回の日程から。
ミュンヘン(ドイツ)→ウィーン(オーストリア)→ケルン(ドイツ)を1週間でまわるというかなりの強行日程、頑張りました…!
12月10日(土)
16:30 ヴィリニュス空港発
17:35 ニュルンベルク空港着
21:30 ニュルンベルク発(バス)
23:35 ミュンヘン着
12月11日(日)
ノイシュヴァンシュタイン城
12月12日(月)
ミュンヘン・レジデンツ(宮殿)
クリスマスマーケット
ホフブロイハウスでドイツビール!
23:20 ミュンヘン発(夜行バス)
12月13日(火)
05:15 ウィーン着
楽友協会
クリスマスマーケット
夜にウィーンモーツァルトコンサート@楽友協会
12月14日(水)
シェーンブルン宮殿
17:50 ウィーン空港発
19:30 ケルン空港着
12月15日(木)
ケルン大聖堂
クリスマスマーケット
12月16日(金)
10:20 ケルン空港発
13:20 カウナス(リトアニア)着
たくさんありすぎるので、特に思い出に残ってるところをいくつか取り出して書いていこうかな。
ちなみに、ミュンヘンとウィーンは大学の友達が来てくれたので、一緒に楽しみました!
半年ぶりに会えて、それも最高に嬉しかった…!
ミュンヘン
ノイシュヴァンシュタイン城
まずはずっとずっと行きたかった、ノイシュヴァンシュタイン城へ!
カリフォルニアにあるディズニーの、眠れる森の美女のお城のモチーフになったお城です!
最近だと、「SPY×FAMILY」に出てくる「ニューストン城」がこのノイシュヴァンシュタイン城をモデルにしてる…!?という話も。
ミュンヘンからそこそこかかるので、このお城に行くには丸一日空けておくのがよさそう。
ということで、まずはミュンヘンから電車で約2時間。
フュッセン駅に到着。
ここからさらにバスで10分くらいで、ホーエンシュヴァンガウというお城のふもとの村に行きます。
バスを降りると…
山の上にお城が!テンション爆上がり!
あとはこの山を登るだけです。
登り方は3種類あって、①バスで20分 ②馬車で30分 ③徒歩で40分。
冬の時期はバスがやっていなかった&馬車は待ち時間が40分ほどありそうだった(人気だから)ので、私と友達は歩いて向かうことに。
途中で下りの馬車とすれ違いながら、歩くこと30分。
長い坂道も友達と喋りながらだとあっという間でした!
そして気づいたら、、
目の前にお城が!
ついに念願のノイシュヴァンシュタイン城に到着です!
真っ白なお城に入口のオレンジが映えてとっても綺麗。
お城の中は、オーディオガイドツアーのチケットを買わないと入れません。
運よくちょうどいい時間にチケットが取れたので、中に入ってきました!
中は写真NGでしたが、見た目の真っ白な美しさとは少し違った、ポップな色と模様が多い、可愛らしい内装でした!
オーディオガイドで聞いた歴史も面白くて、
「軍事拠点や政治のためじゃなくて、フリードリヒ2世の趣味でつくられた」って趣味でこんなお城建てるって何事…?みたいな。
あ、オーディオガイドには日本語もありました。やっぱり観光客多いんだろうなあ。
ちなみに、けっこうな高台にあるので、周りの景色もとってもきれいでした!
お城をじっくり堪能して、帰りの坂道の途中でホットワイン!
まさかクリスマスマーケットの前に初ホットワインになるとは。
でも、寒い中であったかいワイン。外でアルコール。いい感じにぽかぽかで幸せ感じました!
そんなこんなで下に降りるころにはもう日が暮れそう。
一日かけて夢のお城を楽しんで、最高のスタートになりました!
クリスマスマーケット
次の日。これがこの旅のメイン!
念願のドイツのクリスマスマーケット…!
ドイツのあちこちの都市でやっていて、今回私たちが行ったのはミュンヘンのマーケットです。
ミュンヘンの中でも有名なのが、この新市庁舎の周りでやっているクリスマスマーケット!
いかにもドイツらしい建物と、キラキラの屋台で、もうテンション最高潮です…!!
クリスマスのオーナメントやリース、キャンドルを入れられる可愛い小物、手袋やマフラー、アクセサリー。
いろんな可愛い雑貨を売ってるお店がずらっっっっ…と並んでいます。
もう端から端まで歩くだけで大変なくらい。
それ以外にも、ワッフル、ジンジャーブレッド、ソーセージなどの食べ物や、ホットワインみたいな飲み物が楽しめる屋台も大量。
マーケットが始まる夕方頃から暗くなった後まで、ずっと楽しみ続けられる最高の場所でした!
このマグカップはお店や都市によって様々で、5ユーロくらいでそのままお持ち帰りできます!
いろんな地域のマーケットに行ってカップを集めてる友達もいました。
めっちゃくちゃ寒かったけど、たまに通り沿いのお店であったまりながら、たまにアルコールでぽかぽかしながら、結局だいぶ遅くまで満喫しました…!
ホフブロイハウス
クリスマスマーケットを楽しんだ後は、ドイツに来たら外せない、ビールのお時間です!
「ホフブロイハウス」という、ドイツの中でも有名なビアホールに行ってきました。
店内は暗くてなかなか写真はうまく撮れなかったのですが、
まずはとっても広い…!
体育館くらいの空間に、木の長椅子と長いテーブルがすごい数並んでます。
お店の一階ではバンドの生演奏もやっていて、素敵な生の音楽とガヤガヤした賑やかさで、ここでもテンション爆上がり。
ここに来たからには、ということで、まずはオリジナルラガーを注文。
かなりびっくりしたのが、ビールのサイズ。
基本が500ml。大きいサイズはなんと1L…!
え、それ持つだけで筋トレじゃない?っていうくらいのサイズのビールをみんな飲んでて、さすがに衝撃でした。
わたしはひとまず小さいほう(それでも500ml)にしました。
これがもう飲みやすくっておいしくって…!
ビールはおなか一杯になるのであまりたくさんは飲まないのですが、いやこのビールはぐいぐい飲めてしまいました!!
そして料理がこれまたビールによく合う!!!
友達とも話したけど、「ドイツって全部ビールに合うように料理つくられてない?」ってくらいにすべてがビールを飲ませてくる味してるんです。(=とってもおいしい。)
料理は、お肉がメインの味付け濃いめが多いです。
おいしくって楽しくなっちゃって、2杯目…!
今度はダークビール。こちらも500ml。
これもまろやかで飲みやすくておいしかったなあ、、
もうちょっと飲みたかった感はありますが、おなかいっぱいだしいい感じにほろ酔いになれたので、この日のディナーは終了。
ミュンヘンは、やりたいことづくしの幸せ溢れる旅になりました!
ウィーン
お次は国を超えて、オーストリアのウィーンへ。
今回来てくれた友達も私も、吹奏楽部だったし音楽聴くの好きだし、音楽の街ウィーンは外せないでしょ!ということで、夜行バスで行ってきました。
楽友協会…夜にはコンサートも!
まずは楽友協会。
世界的にもとっても有名な、あのウィーンフィルがニューイヤーコンサートを行っている場所です!
日本でもお正月に中継されてますね。
日中は友達と、楽友協会の中に入れるガイドツアーに参加してきました。
楽友協会の大ホール。本物のゴールデンホール…!
ウィーンフィルが演奏してる場所なんだ…と思うだけで感動。
ワクワクがとまりません。
ガイドさんのお話も面白くて、「ホールの下は空洞になってていい音響なんだけど、もともとは貯蔵庫として作った空洞で、つまり今の音響は偶然できたんだ」、とか
「昔は暖房がなくて冬は寒かったから、コンサートの前には兵士を何百人も走らせて物理的にあっためてたんだ」、とか
いやなにそのエピソード!?って話が盛りだくさんの豪華すぎるツアーでした!
そしてなんとなんと、街歩き中にモーツァルトコンサートの公式チケット売り場の人に声をかけられ、
「今日の夜のゴールデンホールのコンサート空いてるよ!今ならバルコニー席取れるよ!学生なら半額だよ!!」
と、言われてしまっては聴くしかない…!!!
ということで、急遽夜はコンサートに決定。
もともと、運よく何かのコンサートがどっかで聴けたらいいなあ、と思ってウィーン行きを決めたので、これはまさしく運命…!
とっても残念なのですが友達はこの日の夕方に帰国だったので、(ほんっとに一緒に聴きたかった…!)一人で行ってきました。
夜の楽友協会もまた雰囲気があって素敵。
と思いながら、ドキドキワクワク、中に入ります。
こちら、偶然にも取れたバルコニー席からの景色。
こんなところで聴いていいのか…と緊張していましたが、隣の席に座っていたおじさまおばさまたちが、
"Happy to have you here!"
ってすっごくウェルカムしてくれて、
写真撮るよ!私たちは一昨日は別のホールで聴いたんだ。楽しみだね!
と、終始明るく話してくれたのが嬉しかった!
始まるころには緊張も解けて、ぽかぽかした気持ちで開演を迎えられました。
演奏していないときは撮影OK!ということで、チューニング中に写真撮影…!
このウィーンモーツァルトコンサートは、昔ウィーンフィルなどで演奏していた方々が集まって、モーツァルトの名曲を、当時の音楽家になりきって演奏する、というもの。
髪も服装も当時の恰好で、雰囲気そのものを楽しめるコンサートでした。
全然堅苦しくなくて、こういうコンサート初めて!という人でも十分楽しめる演奏会になってました。よかった。
演奏中はもうずっとふわふわしてて、本物だ…生のオケだ…今ウィーンなのか…みたいな。
感動と非現実感がごちゃまぜで、ほんとに夢の中みたいな感じでした。
目も耳も幸せだった…。最高、ウィーンに来てよかった…!!!
クリスマスマーケット
楽友協会のすぐ近くにある市庁舎の周りで、こちらもクリスマスマーケットをやっていたので、行ってみました!
すごい。きらっきら。
ミュンヘンよりは少し狭い範囲でしたが、もうそんなの関係ない。
クリスマスマーケットってだけで気分は最高。
ミュンヘンでは買い物をメインにしたので、ここではワッフルとホットドリンクでまた違う楽しみ方ができました!
ヨーロッパでは欠かせない、ヘーゼルナッツとチョコのクリーム「ヌテラ」を塗ってもらったワッフル。
焼きたてほかほか、サクサクでおいしかった!
ケルン
お次は最後の目的地、ケルンへ。
ここを計画に入れたのは、いろんなところのクリスマスマーケットを見たかった、っていうのと、何より教科書で見たケルン大聖堂をこの目で見たかったから…!
実は前日のウィーンのホテルが暖房ほぼ効かなくて、しっかり風邪をひいてしまったのです…。
ということで、ケルンはゆったり、無理をせずにまわってきました!
ケルン大聖堂
ということで念願のケルン大聖堂!
いやー…でかい。でかすぎる。写真におさまらない。
この有名な二つのタワー、下から見たらもう迫力がすごくて…!
しかも見れば見るほど細かく作りこまれた外壁にひきこまれて、しばらく立って上を見上げてました。
せっかくなので中も入ってみます。
いろんな教会を見てきましたが、ここまで広いのは初めて!
奥まで見通せない広すぎる空間、壁に数えきれないほどのステンドグラス、柱と壁にも細かい装飾がたくさんあって、圧倒されました…。
観光客が多いのもあって、中もかなりの人の数。
それでもみんな雰囲気に圧倒されてか、静かで落ち着ける場所になっていました。
わたしも席に座って、20分ほどぼーっとしてしまいました。
教科書で見てから漠然と憧れていたあのケルン大聖堂に、私はいるのか…!と、風邪で働かない頭の中、感動しながらも圧倒されつつ落ち着いてる、みたいな、不思議な感覚でした。
他にもたくさん人がいたからか、居心地の悪さもなく、内装も外装も時間をかけて楽しめる教会でした!
予約すればガイドツアーもあったみたいなので、それに参加してみても楽しかっただろうな、、。
クリスマスマーケット
ケルン大聖堂の真横の広場で、これまたクリスマスマーケット。
ケルン大聖堂の迫力を感じながら、ここでもみんな食べ物飲み物を楽しんでいたり、クリスマスのお買い物をしていたり。
都市によって少しずつ雰囲気が違いますが、どこに行ってもクリスマスマーケットのワクワクは共通で、歩くだけで楽しくなれる空間でした!
このあとは、「ケルンはコロン発祥の街」ということで、オーデコロンの老舗に行ってみました!(写真撮り忘れ)
英語で書くと、ケルンもコロンも同じ単語らしい(Cologne)。
ケルンに行った記念に、自分用にひとつ買ってみました…!
「4711」という世界初のオーデコロンで、1792年、ナポレオンがヨーロッパで活躍していた当時から、200年以上も独自の製法を守り続けているそう。
当時の貴族たちもこの香りを気に入って、つけていたのか…
ちょっと想像できませんが、夢がある話だなあ、と思います。
こういう、昔から変わらず残っているものって素敵ですね、ワクワクしちゃう。
なんだかんだお散歩したりお買い物したりして、結局夜まで外にいたので、帰り際にもう一回クリスマスマーケットに寄ってみました。
夜もまた一層きれい…!
日中よりもツリーが映えて、とにかくキラキラが溢れてました!
それでも後ろにそびえるケルン大聖堂は、相変わらず大きくて、街のシンボル!という存在感。
これは行ってよかった…。
実際に目で見て感じたことを、大切にしたいな、と改めて思った旅行になりました。
書きたいことはもう倍くらいあるのですが、長くなりすぎるので、
お気に入りの思い出たちを書いてみました。
ずっと憧れていたヨーロッパで、行ってみたい、してみたいことが毎日叶い続けた、本当に幸せな旅行でした…!
風邪をひいたりなんだり、いろいろハプニング満載の旅行でもありましたが、結果楽しんで無事リトアニアに帰ってこれたので、オールオッケー!
(なんか旅行するたびに図太くなっていく気がします、、。)
さてさて、実はこのドイツ旅行から帰ってきて3日後くらいに、今度はギリシャに旅に出たので、今度はそれについてのnoteになりそうです。忙しい。
そろそろ留学も終わりかけ。
リトアニアでもやりたいことは全部やって、やり残しのない留学にします!
今回も読んでくれてありがとうございました!
それではまた次回、iki~!
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