【セルフラブ】6年にわたる睡眠障害
この記事が一番書きたくて一番書くのが怖かった記事です🥹🥹🥹
でも私の人生を一番狂わせているこの睡眠障害について書かずして私は絶対に次のステップに進めないと思うので、頑張って書きたいと思います。
きっかけは高一の文化祭
私が睡眠障害を発症したきっかけは高一の文化祭でした。
前の記事で書いたように、高校に入って周りのレベルの高さに衝撃を受けると同時に、自分ももっといっぱい挑戦してレベルアップしたいという思いのままに、部活、委員会、勉強と、120%を注ぐようになりました。
そして高一でたしか3つくらい委員会をやっていて、その中のひとつが文化委員でした。
私が高校で出会った中で一番くらいに今も尊敬している男の子と私の2人がクラスの文化委員で、
私たちのクラスは脱出ゲームをやることになりました。
彼はイベント企画の会社で働いてるんじゃないかっていうくらい、全体の計画立てから資料作成から予算計算からもう視点がすごすぎて、私はめちゃめちゃ衝撃を受けると同時に、私も頑張らないと、!と思いました。
彼が全体の運営をやってくれて、
私は内装外装のデザインや、脱出ゲームの内容の練り上げ、グッズ作成等を担当して、いい感じのチームワークだったと思います。
正直今思えば最強のコンビだったかもしれません笑
ですが私はダンス部だったので、ダンス部としての文化祭での公演の練習が立て込んでいました。
なので、朝早起きしてクラスの準備をして、夕方はダンス部の練習に参加して、帰って勉強して、みたいな感じで、追い込んでるうちに、
文化祭が近づいていた頃、朝5時くらいに目が覚めるようになりました。
その時は文化祭が終わったら治ると思っていたのが、治ることはなく、
中途覚醒がずっと今も続いています。
睡眠障害であることを認めたくない
完璧でいたいと思っていたので、自分が睡眠障害であることを認めたくないという思いが強かった気がします。
病院に行って睡眠薬をもらえば治ると簡単に考えていました。
病院に行って薬をもらっても、あまりうまく効かず、薬を変えても病院を変えても、脳波の検査を行なっても、解決せず、それを繰り返すうちに、
どうしたら治るのか?ずっと治らないんじゃないか?
というように、重く捉えてしまって、余計にメンタルを拗らせていった気がします。
正直今思えば、ただの睡眠障害というより、メンタルの部分が大きく関係しているなと思います。
睡眠薬を飲むことは、根本的な精神の部分に向き合わず、薬で押さえつけているだけで、根本的な解決になっていなかったんだと思います。
でも当時は、自分でも異常だと気づかず、自分に負荷を与えるような生き方をずっとしていたので、
精神科の先生になにか悩みがあるかと聞かれても、特にないとずっと答えていました。
といっても高校の間は、だいたい寝てる間に一回起きるだけで、ある程度ルーティンが保てていたのと、
今高校が死ぬほど忙しいけど、大学に入ったら落ち着いて治る、と思ってある意味諦められていたので、
そこまでメンタルが落ちるということはありませんでした。
夜間摂食症候群
私の症状は、正確にはただの中途覚醒というよりは夜間摂食症候群という、中途覚醒と過食症を掛け合わせたみたいなものに当たると思います。
まず前提として、私は小学生の時からファッション雑誌にかじりついて読むほど、服が大好きでした。
そして、中学生になって、
おそらく成長期に入って、部活も始めて、食欲が爆発して(笑)
それまでガリガリだねって言われてたのが、ちょっと普通体型みたいになって、全然太ってなかったのに、はじめてダイエットを決意しました。
それで確か1週間で3キロくらい落として、でもそんな激しいダイエットが続くわけもなく、成長期なので食欲は治らず元に戻り、そこから痩せたいのに痩せられないジレンマで、万年ダイエッターになっていきました。^_^
食べることを楽しめず、なんとなくずっと罪悪感を感じたまま、でもやめられない、そんな状況がずっと続きました。
まあといっても、中学生の時はそんな拗らせてなかったので、なんとなくずっともっとモデル体型みたいになりたいなあって思っていたくらいだったと思います。
そして高校になって文化祭を終えて、中途覚醒を起こすようになり、中途覚醒するたびになにかを食べるようになってしまいました。
おそらくこれは、食べることが好きなのに、日中になんとなく食べることを制限していて、それが夜中に爆発してしまうんだと思います。
それから、上に引用したみたいに、普段いろんなことで自分に負荷をかけながら生きているせいで、その努力に対する自分への報酬として、一番手っ取り早い食事を使ってしまっていると思います。
あと私がもう一つ思うのは、食べたら血糖値が上がって眠くなると思うんですけど、その感覚をなんとなく体が覚えてしまっていて、
中途覚醒した時に、寝たいと思って本能的に食べてしまうのかなとも思います。
夜間摂食症候群による負のスパイラル
そう私は、食べることが好きなのに痩せておしゃれしたい人間なので、
夜間摂食症候群になって、もちろん食べて寝るので体重は増え、自己嫌悪になり、余計にストレスになって、という負のスパイラルに陥っていきました。
高校の時は、生活リズムが固定されていたこともあり、中途覚醒はだいたい一回で、食べてしまう量もそんなに多くなかったんですが、
大学に入って、生活リズムがバラバラになったのと、あと人間関係でトラウマになるような出来事があってから、急激に悪化していきました。
夜中に起きて、我慢できず摂食行動を起こし、朝罪悪感でいっぱいになり、痩せられない現状に絶望し、またそれがストレスになり、
そういう状況でした。
それを、辛い、と言えればよかったんだと思うんですが、
親にも、また食べてる、、と軽蔑されたように言われることが、毎日心にグサっと刺さって、
どうせ理解してもらえないと勝手に決めつけていました。
今思えば、病院代をたくさん払ってくれて、私のために考えてくれているのに、
自分が病気であると認めるのが嫌で
治療に専念せずに、無理やりほかのことも続けていた私が悪かったと思います。
友達にも、夜中にいっぱい食べてしまう、なんて言ったら引かれる、と思って、言えませんでした。
ここに書いたらちょっとグロいくらい(笑)、力ずくな形で治そうとしていて、
その度に、希望を打ち砕かれる感じで、どんどん落ちていっていました。
今思えば、そんな状況だから日中もイライラしたり人に優しくできなかったりして、
ダンスしている時だけダンスに熱中できて、ダンスが私を支えてくれていた気がします。
状況を変えてくれた1つのオープンチャット
もうこの状況は一生治らないのかなと絶望した日々を送っていた時、
同じ夜間摂食症候群の人が集まるラインのオープンチャットを見つけました。
そしてその中の人が、物理的に外から家族に鍵をかけてもらって、食べられないようにしている、とおっしゃっていて、
私もそれを実践してみました。
正直初めは、禁断症状みたいな感じで、いつも食べて寝ていたので、部屋の中で頭がおかしくなりそうでした笑
ある意味薬物中毒みたいな、食べないと寝れない中毒になっていたと思います。
でもそれを続けるうちに、朝の罪悪感と気持ち悪さが無くなって、気分が少しずつ晴れてきて、
そしてなにより、体重が減って見た目が変わってきたことがなによりも自分のメンタルの回復につながって、
夜も少しずつ眠れるようになっていきました。
まだ部屋の中で起きて食べたい食べたいと思うことはあったので、根本的な解決にはなっていませんでしたが、
私の中でひとつ希望が見えた感覚でした。
そんな矢先の留学
そうやって希望が見えていた中で、留学が始まりました。
留学なのでもちろん親に鍵を外からかけてもらうことなどできず、
ましてや日本よりもストレスの多い環境で、
意識的にカロリーの高いお菓子などは買いだめしないようにしていても、
夜間摂食症候群は続いています。
でも実は、留学を決意した大きな理由の一つに、
この睡眠障害摂食障害を根本的に治せるような、自分自身内側から変わりたい、という理由があって、
なので諦めずに向き合い続けているところです。
こうやって今書いているのも、自分の中だけに閉じ込めていたことを、怖いけど外に出すことで、何か変われるんじゃないかと思っています。
ほんとにめんどくさい人間だなあとつくづく思いながら😅、これも神様から与えられた試練なのかなあと思っています。
苦しい思いをした人こそ、人の痛みがわかると思うし、そういう人がたくさんの人に愛されるんじゃないかと思います。
私は、人に弱みを見せるのが苦手で、愛嬌がないのが弱点だと思って悩んでいたんですけど(笑)、
職場の人に、この前、すごい外からも中からも滲み出るかわいさがあるよねって言ってもらえて、
なんか昔から周りの人に恵まれるなあって思っていたけど、それは私自身が引き寄せているのかなと思えるようになったのと同時に、
留学を通していっぱい痛みを味わったり自分に向き合ったりして、完璧でいようとするのをやめたからこそ、
もっと人間らしくなれて、HSPの良さを発揮して人に寄り添えたり、なんかそんなふうになれているのかなとおもいます。
最後に、留学にきて学校を卒業してから、1人の時間が増えたのと仕事でうまくいかないことも多く、メンタルが落ちることが多いんですが、(笑)、
そんな中で私を常に支えてくれているのが音楽です。
気持ちいいビートに体で乗っかって、歌詞に思いを馳せて、全身でどっぷり大好きな音楽につかってると、嫌なことも忘れられます。
私はラップが大好きなんですけど、最近出たLEXとLANAっていう兄弟の明るい部屋っていう曲がやばすぎて刺さりすぎているので、
ここまで読んでくれたような、私と同じように闇を抱えている人はぜひ聴いてみてください。笑
2人のバックグラウンドを知ってから聞くともっと刺さります。