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人生のリミット

コロナがあってから世界中の人々が生きることに必死で見えない未来に恐怖を感じ、ここ約2年生きてきた。

会社を睡眠障害、自律神経失調症で辞め、次に働いた場所も良くなく次はパニック障害と診断された。正直、自分でも少々体調が悪化しているのは分かっていた。

そしてつい最近、母親が咳、味覚がしないということでコロナの検査をした。正直、年齢的にもしコロナだったらと最悪なことも考えた。幸いなことに陰性。

そして次が母親の兄も咳が止まらないということで病院へ行ったらコロナの検査は陰性だったが、レントゲンの検査で癌かもしれないと言われた。ちょうど前日に親と母親の両親が90歳ちかくて、毎日寝てすごしているとのことだった。会うたびに体が弱っているのが分かっていた。短い横断歩道でも信号が点滅してしまうくらい、歩くことが精一杯。たぶん、いつか老衰でなくなるかもしれない。そのいつかを覚悟しておかなければいけないとはなしていたところだった。そしたら、まさかの母親の兄の肺に白い影が見つかり、予想外の出来事が起きた。すべて命に係わること。

正直、明日も朝起きたら変わらぬ毎日が始まると思っている自分がいる。誰も今日、明日に何が起こるか分からない。自分自身にも、大切な人にも何か起こり、最悪なことも起きてしまうかもしれないんだと思った。改めて人生は何が起こるか分からない。100年時代と思っていても、人生は、今日も明日も何が起こるか分からない。会社での自分の立場、役職、給料も大事。でもそれ以上に自分の大切な人に何かある方が、もし自分の身に何かあったら後悔しない人生だと思えるか、そして大切な人の前では素直でいること、相手を思いやること、常に感謝すること、常に感謝の気持ちを伝えること、そして何より後悔しない自分の人生の選択をすることだと改めて思った。

時間は有限。今日、明日、予想もしていなかった大切な人がいなくなってしまうかもしれないと考えて、生きていかなければいけないんだと思った。職場で自分の変わりは誰でもいるけど、自分にとっての大切な人の変わりはいないから。

自分も幸せ、大切な人も幸せであればもう十分だ。人生は有限。いつくるか分からない自分の人生のリミットで最大限のできることをしよう。

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