iPad版Photoshopを使って簡単に画像を切り抜く方法
iPad版Photoshopの「被写体を選択」が優秀!
まだまだ機能的にはデスクトップ版に及びませんが、アップデートで続々と機能が増えているiPad版Photoshop。
「被写体を選択」もバージョン1.1で追加された🆕新機能です。
さらに2020年2月19日のバージョン1.2.0で「オブジェクト選択」も追加されました。
選択ツールを長押しorダブルタップでメニュー表示。
「被写体を選択」は、被写体と背景をPhotoshopが自動認識して、それっぽい部分だけを選択してくれる機能です。
これがなかなか優秀。
元画像は全くInstagram映えしなさそうな写真でしたが…
選択ツール(長押しorダブルタップでメニュー表示)>被写体を選択
タップするだけで、選択範囲を作成してくれます。
選択範囲を調整する
被写体を選択でざっくり選択はできていますが、よく見るとうまく選べていない部分があります。
うまく選択できていない場所は、選択ツール>クイック選択 などで選択範囲を追加/削除しながら修正。
ツールオプションでブラシサイズ・選択範囲を追加/削除を切り替えます。
選択範囲をマスクする
選択範囲が選べたら画面下に出てくるメニューの「マスク」ボタンを押します。
洋服の部分だけ切り抜くことが(マスク)できます。
マスクレイヤーはレイヤーパネルを左右にスワイプすることで切替できます。
レイヤーマスクの調整方法
レイヤーマスクはブラシを使って調整することができます。
●白い部分:表示
●黒い部分:非表示
レイヤーマスクが選択された状態でブラシを使って塗りつぶします。
白で描いた部分は写真が出てきます。
黒で描いた部分は写真が隠れます。
白と黒の切替はカラーチップを上下にスワイプすることで簡単に変わります。
背景を好きな色で塗りつぶして完成
右側のタスクバー「レイヤーを追加」ボタンから新規レイヤーを作成
塗りつぶしツールを使って好きな色で塗りつぶします。
一旦写真が隠れてしまいますが、レイヤーの重なり順を変更すれば大丈夫です。
塗りつぶしたレイヤーを写真の下にくるようドラッグで移動させます。
あとは手書き文字やイラストを加えて完成✨
iPadで写真の切り抜きをするなら現状一番簡単&それなりの精度でおすすめ
以前はProcreateを使って手動でチマチマ塗りつぶしてたんですが、iPad版Photoshopならワンタップです😆
iPad版Photoshopでの切り抜き作品
Apple Watchの切り抜きは修正なしで選択
家のごちゃごちゃした背景も、この方法で切り抜いてしまえば問題なし。
iPad版Photoshopの料金
iPad版Photoshopのアプリ自体は無料でダウンロードできますが、使用するためには別途Adobeの契約orApp内課金が必要です。
起動後ログインor新規登録画面になります。
Adobe公式サイトでの契約なら、下記4プランのどれかを契約していればiPad版Photoshopを使用できます。
App内課金月払いの場合は月1080円で1ヶ月無料体験期間があります。ただしApp内課金のサブスクリプションはiPad版Photoshopのみの契約で、デスクトップ版は含まれません。
iPad版Photoshopを利用したい場合は、Adobeのフォトプラン月額1078円(税込)or App内課金月払い1080円のどちらかになります。
Adobe公式フォトプランの方がLightroomとPhotoshopの2つのアプリが使えて、かつデスクトップ版とiPad版やiPhone版が使用できるのお得です。
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また、過去のセミナー動画は有料noteで単品販売もしています。
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