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#自伝
その男、近寄るべからず.6
case6.差別男の変
「これだから〇〇人は!(大声)」
もう過去の話。
とある日、彼と一緒に電車に乗っていた。
電車内の椅子は満席の状態で、私たちは扉付近に立っていた。
彼の隣には旅行客と見られるアジア系の外国人カップルが楽しそうに会話をしていた。
すると、そのカップルの女の子が背負っていたリュックが、電車が揺れるたびに彼の腕にぶつかっていた。
すると彼一言…
「こ
その男、近寄るべからず3.
case3.恋多き男の変
「俺の恋愛、昼顔だよ?」
もう過去の話。
彼の存在はもう、一年ほど前から知っていた。
しかし、直接会話をしたことがない。
彼は仕事でよく私の職場に来ており、私の職場の上司と話をしていたのだ。
ある時、連絡先を知る出来事があった。
実は彼のことは結構タイプだったため、浮かれ上がっていた。所謂イケメンだ。さらに、物凄く仕事が出来る。スーツも似合う。見た目はもはやパ