島の生き心地のよさを研究してます|すすめはる#1
姉妹それぞれの矢印
昨夜は妹の地殻変動を観測しました姉です。そのエネルギーたるや。
あんたは、自分の感性を磨いて自分の感性で納得できるもののなかで生きていくことが最終形なんやろな、という話をしました。矢印が、自分向き。
翻って私はどうでしょう。
妹の強烈な縁取りを見ると毎度、自分は、どうやろう、とあててみます。
それで、昨日分かったのは、私は、問題意識と反骨(反抗?笑)で動いていて、最終形は周りの何かが変わること。矢印は外側向き。
こういうところは全然ちがうね、となる姉妹です。
姉がいま持つ問題意識
私は、現在卒論執筆中です。テーマは「島の自殺率の低さをもたらすコミュニティ特性の考察」。
日本における自殺は、経済苦、病苦、家庭内不和などの要因と発表(*1)されていますが、併せてコミュニティのあり方との因果関係もあると指摘されています(*2)。
そう、いまの問題意識は、死にたくなる人がコミュニティのあり方次第で減るかもしれないのにコミュニティを磨かずに放置するのおかしい、ということ。
死のうとおもわない(=生き心地のよい)コミュニティってどんなんなん、と自殺率の低さトップテンの自治体を上から見ると「~島、~島、~島」。しまやん。しますご。なんかあるぞ島、お、でも先行研究は本土だけしかやってないやん!と島をみはじめたのはいいものの…。
姉的島のコミュニティの分析
先行研究が自殺希少地域のコミュニティ特性としてしめすような「ゆるやかなつながり」ではなさそうという今のところの分析結果。
このままだと、島、独自の文化に合う人だけが島に残って合わない人は自殺する前に予防的に島外に出る、というような見方になってしまいそう。
他の地域に応用できるとよかったんやがなぁ、と思案中。
すすめ、姉。その前に締め切り間に合わせろ姉!
ーーーーー
*1…厚生労働省『令和元年版自殺対策白書』,2019
*2…岡檀「日本の自殺希少地域における自殺予防因子の研究」,2011