令和6年度大田区人権講演会 2024/12/25
12/25(水)#大田区人権講演会に参加しました。
朝イチに出演されている 蒲田出身のタレント、#副島淳 さんが講演をされました。
蒲田で生まれで5歳まで蒲田に住んでいたそうです。その後、葛飾区、そして10歳、小学4年生の途中で、千葉の浦安市に転校して、そこで、壮絶ないじめを受けたということ。いじめの理由は見た目。
明るさが取り柄だった副島さんが、「何でお前の肌はそんなに黒いんだ」と言われて、初めて気がついた。それまでは周りの環境や人が良くて、自分が鏡を見ても人と違うと思ってなかったそうです。
登校拒否をしたい、死にたいと思って、母親に相談したら、爆笑されて、「あなたはスペシャルな存在だ、ほっといても目立つ」と100%ポジティブに返されたそうです。
副島少年は逃げ続けて、小学校をやり過ごしますが、中学校で転機が訪れます。バスケ部に入り、恩師のおかげで、自分の意見を伝える、相手の意見をしっかり聞くという人間関係の構築の仕方を思い出したそうです。
その後、バスケで活躍すると小学校時代に、いじめていた相手も試合を見に来るなど、関係は変わっていき、色々あったが、今では仲良くなって忘年会をしてるそうです。
副島さんの話で印象的だったのは、
「逃げの副島」
「ちがいを楽しんでほしい」
「私はそうだったけど、みんなに当てはまるわけでは無い」
と言っていた事でした。
そして、今いる場所が嫌なら逃げても良い、今いる場所が世界の全てでは無い。生き続けることが大事。「生きる理由は、答えを探す旅、間違い探し」とも仰っていました。
埼玉県の川口市でも好演されたそうですが、賛否両論を感じたという事です。
今日の話は多くの人に聞いて欲しいと感じました。
そして、海外の人がみんな悪いわけでない、違いを楽しむことは大事。ただ違いを楽しむときに、大事なのは、お互いが楽しんでいるか、自分が楽しんでいても、相手は泣いているかもしれません。
という言葉も印象に残りました。