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スタジオ ポジショニング

最近スポーツジムに入会して、スタジオプログラムに入っています。初めてのスタジオの中で自分がどの位置にいくか、かなーり気を遣っています。新参者としては常連さんを邪魔せず、自分が心地よく動ける位置を探します。常連さんにはいつもの固定位置みたいなものがあります。いつもこの人はこのあたりにいる。ってやつです。

スポーツジムにもよりますが、その領域を侵すと、常連さんからやんわり移動してほしいと言われたり、無理やり入ってきてこちらが移動せざるをえなくなります。だからこそ、初回はできるだけ順番待ちの列の後方に並んで、最後のほうに入ります。そして常連さんの配置をみて、空いているところに入るという、なんともまどろっこしい手順を踏んでいます。

そんなこと気にしなくてもいいジムもあるのですが、トラブルを未然に防ぐ意味で慣れるまでそうしています。人がいないところで常連さんに悪態つかれて、そこのジムには行かなくなる。なーんてことも経験しているので、初めての場所とても気を遣います。

そしてスタジオ内の位置関係について、私が通ってきたジムの数々の常連さんはこんな感じで位置しているのではないかなーと思っています。(もちろん当てはまらないジムもあります)

今まで通ったスタジオ内のイメージを図にしました

図の一番上の丸は、インストラクターです。

【Aゾーン インストラクターの正面、1列目中央】
インストラクターの正面、1列目にいる常連さんは、このインストラクターが好き!という熱い気持ちを持っている。インストラクターに近いぶん、スタジオ内で最高温度になるゾーン。ここの常連さんはプログラムに出る回数も多いので、ベテランの動き。10年以上続けている方も多数。ウェアはこだわりのおしゃれウェア。ここは新参者にとっては、領域を侵さぬよう、細心の注意を払う必要があるポジション。Aゾーンの常連さんと仲良くなると行きやすい。

【Bゾーン インストラクターの正面、2〜3列目】
Aゾーンの1列目が過密だった場合、自動的に2列目以降に流れてくるポジション。1列目まで行く勇気はないけれど、熱い気持ちで動きたい常連さんが来るポジションでもあるので、Aゾーンと同じく、領域には注意が必要。Aゾーンの常連さんより話しかけやすいので、前の方に行きたい場合は、このあたりの常連さんと仲良くなると自分のポジションの自由度が高くなる。

【Cゾーン ちょうど真ん中から後ろのほうにかけて】
ここのゾーンが大多数。初心者にもやさしい。モブとしていられる世界。常連さんの固定位置はあるが、人の出入りも多いゾーンなので、位置に関しては結構フレキシブル。一番気軽に入りやすいが、過密になりやすい。

【Dゾーン 最後列】
自分の体力・ペースでやりたい人が来るゾーン。ここのゾーンは強い意志をもって、一番後ろを選んでいる人が時々いる。ただ後ろになった人と、意志を持って選んでいる人は場所のこだわりが大きく違うので、醸し出す雰囲気で判断が求められる。

【Eゾーン 左右の端っこ】
ここのゾーンは、熱いレッスンに参加しつつも少し距離をとり、自分の世界に向き合いながら参加したい人が多い。自分の姿を鏡でしっかり確認して、動きたい人が多い傾向。

さーて、このような状況の中、私はどのゾーンにいったかというと・・・・

Aゾーン最・前・列!です。なぜ一番気を遣う、最前列に行くことになったのか?夜のクラス(働き盛りがくる時間帯)に出るまで体力が戻ってないので、今はお昼のクラスに出ています。お昼のクラスは真ん中から後方(C〜Eゾーン)までが混んでいて、前のほうがガラ空きなんですよね。普段からガラ空きゾーンに行くと決めているので、一番最初に2列目に行きました。そしたら常連さんに「こっちのほうが見やすいわよ〜」と最前列の真ん中の場所(Aゾーン)に行くように促されました。郷に入っては郷に従えの精神で、それから私のお昼のポジションは最前列になりました。お昼のクラスでは、常連さんと挨拶や雑談を交わせる仲にはなったので、ほっと安心しています。夜のクラスに出ることになったら、また状況は違うでしょう。その時は同じように観察して入ろうと思っています。

最終的に、これだけ考えてやっても、どんなに気をつけても、交通事故のように変な人に嫌がらせされることがあります。理不尽。いろんな人がいるからねー。そればっかりはしょうがない。その場合は、自分の心地よく過ごせるジムを探した方が、最終的には楽しく過ごせます。

スタジオポジショニングのエピソードの続編はこちら。


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