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人を信じられるようになるまで その2
晴海プラムです。働き過ぎで会社を休むようになってから、体は元気になっても、人を信じるのが怖くなりました。常に心がざわざわしていました。そんなわたしが、人を信じられるようになるまでのお話を書いています。前回のお話はこちら。
体力をつけるために、スポーツジムに入会したプラム。常連さんに目をつけられないように、「目立たない初心者キャラ」の設定で行ったはずが、過去にやっていた動きはすぐにバレて、「どこかのジムで長年やっていた人が入会した」という認識が広がった。
わたしの心は根拠がない「目立ったりすると、いじめられるかもしれない」という不安がつきまとい、できるだけ周りとは積極的にコミュニケーションは取らなかった。過去の経験上、インストラクターと会話すると、ファンのジェラシーが怖い。入会直後はインストラクター側も気にかけて話しかけてくれるけれど、あんまり関わらないようにしていた。
初期のわたしは、スタジオに並ぶ列で人間関係観察。スタジオ内でも観察。誰と誰が仲良くて、いつもどの辺でプログラムを受けるのかを、観察して覚えていった。その領域を侵さないように、ミスしないようにと自分で勝手にハードルを上げていた。
スタジオの待機の列に並んでいると、最初の頃はよく常連さんから「どこかのジムでやってたんでしょ?どこでやってたの?」と聞かれた。過去に某大手のジムに通っていたけれど、「某大手のジムの会員はマナーが悪い」と悪い評判があった。だから、某大手のジムに通っていたと言っていいのか、最初の頃は迷った。「マナーが悪いジムからの会員がきた」と、レッテルを貼られるのが怖かった。隠し通せないので正直に言ってみたら、「へぇ〜。」で終わった。どこでやっていたかは、特に大きな関心がないようだった。その反応にとても安心した。
格闘技系エクササイズでは、少し年上のお姉さんと会話するようになった。お姉さんはすぐにわたしが、初心者じゃないことを見抜いて、「いつからこのプログラムをやっているの?他に何のプログラムやるの?どのあたりに住んでいるの?」と質問攻めにした。こういう質問に答える時、最初は「どう思われるか?」で常にドキドキしていた。結局、お姉さんはスタジオプログラムが好きで、新人に興味があって聞いてきただけだった。
こういう何気ないやりとりを繰り返すことで、漠然と感じていた「失敗したら、いじめられるかも」という恐怖はだんだん薄らいでいった。質問されても、単純な興味や世間話であることがわかった。自分が思っているほど、人はわたしのことに興味がない。それがわかってくると、気持ちが軽くなり、素の自分でそこに居られるようになってきた。
スポーツジムの人たちとのやりとりの話は、次回に続きます。
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