![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46277750/rectangle_large_type_2_b24ccbe4c0929522367165bfca87ba64.png?width=1200)
人生ってすばらしい…映画「あの頃。」のはなし
今泉力哉監督の「あの頃。」を観てきた。
ハロヲタにとって共感…というか、これこそがハロープロジェクト!!
いろんなものが懐かしくなって、そうそう!ハローってこれなの!これなのよ。と、いろんなものがごっちゃになって3分の1ぐらい泣いてた気がする。
公開されたばかりなのでネタバレにならない程度にお話ししてみます。
推しに出会って仲間ができた。
仲間がいるからいつでも戻ることができる。
【あらすじ】
バイトに明け暮れ、好きで始めたはずのバンド活動もままならず、楽しいことなどなにひとつなく、うだつの上がらない日々を送っていた劔(つるぎ)。そんな様子を心配した友人・佐伯から「これ見て元気出しや」とDVDを渡される。何気なく再生すると、そこに映し出されたのは「♡桃色片想い♡」を歌って踊るアイドル・松浦亜弥の姿だった。思わず画面に釘付けになり、テレビのボリュームを上げる劔。弾けるような笑顔、くるくると変わる表情や可愛らしいダンス…圧倒的なアイドルとしての輝きに、自然と涙が溢れてくる。
すぐさま家を飛び出し向かったCDショップで、ハロー!プロジェクトに彩られたコーナーを劔が物色していると、店員のナカウチが声を掛けてきた。ナカウチに手渡されたイベント告知のチラシが、劔の人生を大きく変えていく――。
映画『あの頃。』公式サイト より。
https://phantom-film.com/anokoro/index.php
え!松坂桃李くんがハロヲタ!
しかもつるちゃん→桃李くんなの!?
2019年12月 モーニング娘の秋ツアーファイナルに松坂桃李くんが現れた!といううわさが流れた。
現場には行けなかったけどスカパーの生中継で参戦。加賀楓さん推しのわたしにとってこの代々木体育館でのステージは忘れられない。
1か月後にリリースを控えたシングル曲のお披露目で「かえでぃーがセンター!かえでぃー!かえでぃー!!!!」と、軽くパニックになってたから。
その後、「どうやらハロヲタのことが映画になるらしい…エキストラ募集してる…!!」となった。
じょじょに詳細が分かっていく中で、
原作は劔樹人さん。神聖かまってちゃんのマネージャーを務めた人で、犬山紙子さん(この方も熱狂的ハロヲタ)の旦那さん=チャゲのおとうさん。
監督は今泉力哉さん。「愛がなんだ」の監督さん。ああ、あの映画よかったな。マモちゃんサイテーだったけどかわいい映画だったな…。
そして、信頼できる業界ハロヲタの”ぱいぱいでか美”さん。
そして現役ハロメンの中から山﨑夢羽ちゃん(BEYOOOOONDS/雨ノ森 川海)がなんとレジェンド松浦亜弥役!(しかも歌わないし踊らないってどゆ
こと!?)
と、「ああ、これはたのしみだ…」とひそかに期待を膨らませていた。
推しに出会えて人生が楽しくなった。
主人公のツルギが、人生を楽しめずにいたときに友人佐伯にもらった松浦亜弥さんのシングルクリップ集を観て『え、なにこれ…かわいい…』となるところ。完全にわたしのハロ人生と重なって涙が出た…
人生がなんもかんもうまくいかない。失敗ばかり。でもどうしていいのかわからない…体調まで崩しちゃって…
普段はめったに友達にヘルプミー!しないわたしが心折れちゃってともだちにご飯作ってもらったりしてた時。
ふとテレビを見るとバラエティ番組で”ももち”がいじられながらも心折れずにいる姿があった。
『何この子!かわいいじゃん!かわいいのになんでこんなに強いの!』とメロメロになってしまった。
奇しくもその友達はちょっと前までハロプロの番組のADをしていたから『Berryz工房のももちだよ。』って教えてくれたし、帰りがけに『ももちはいないけど、スマイレージの〇〇がんばらなくてもええねんで‼を聴きなよ。頑張りすぎだよ』って言葉を残していった。
隠さなくなって、仲間ができた。
時期的にモベキマスのちょっと後だったから真野ちゃんはいなかったけど、
Juice=Juiceがメジャーデビューしたり、モーニング娘。がEDMやフォーメーションダンスをはじめて、スマイレージも6人体制が様になってきてヤッタルチャンを歌ったり、あの時ちびっこだったハロプロキッズってベリキューになったんだ!
と、今思えばつんく♂さん体制が絶好調だった時期なのでほんとうに楽しかった。でも、アイドルが好きっていうのがちょっと言いづらかったし、
当時はAKB、ももクロが台頭していてハロプロ?まだやってんの?って感じでむっつりだった。(会社のperfume好きな子には教えてたな…)
福岡に引っ越してきて、オットの職場にハロ好きな子(通称:しべた)がいるよって食事の場をセッティングしてくれるまではほぼ単独行動だった。
しべたはなかなか勇気の出なかったわたしに握手会に行く勇気をくれたし、ついてきてくれたし『よかったねー』って言ってくれた。
いつしか疎遠になっちゃったけど、しべたの存在があったからこそ『ハロが好き!』ってみんなに言うようになったし、ももちの卒業とかももちの卒業とかももちの卒業とか一緒に惜しんでくれた。
あいたいな。しべた。元気かな。
職場でもハロが好きって言い始めたら、「実は私もなんです…」っていう人が続出。むっつりしてた頃いっしょに働いてた子も今では一緒にハロショ(公式グッズが売ってるお店)行ったり何かあったらすぐに連絡とってる。
なんであの頃言ってくれなかったの!いちばん仕事しんどかったのに!って今では笑いあってる。
どの要素が欠けてもダメ。ハロープロジェクトはハロープロジェクト。
映画を見てて思ったのは、「ああ、これこそがハローなんだな。」ということ。
メンバーはもちろん、個性あふれる楽曲。歌い方。たまにわけわかんないことするダンス。ちょいダサなお衣装。なぞにアツいヲタクたち。
藤本美貴さんがちょろっとコンサートに来て「ロマンティック浮かれモード」を歌うだけでみんな笑顔だし。辻ちゃんと加護ちゃんが「I WISH」を歌うと大号泣。鞘師が来ただけで大熱狂。
メンバーと、楽曲。パフォーマンスとヲタクたちの感情などなど…
もしもどれかでも一つ欠けてしまったらそれはハローっぽい別の何かになってしまう。。。
言葉にはできない不思議な魅力を映画で感じることができた。
やっぱりハローっていいな。
願うのは推しがしあわせになること
今まで何人かの推しが卒業してきたけど、
ちゃんと卒コンやって、ドレス着て、ちゃんと卒業してくれればそれでいい。
いっときの間ハローが遠のくこともあるけど、また次の推しが自然と現れるときがやってくるだろうし、
一度しかない青春を犠牲にしてわたしたちをしあわせにしてくれたのだから
そのぶん自分のためのしあわせを手にしてほしい。
OGとしてふらっと歌いに来てくれれば歓迎するよ。
そんな意味でもハローの現場はヲタクもメンバーも帰ってこれる場所なんだな。
『あの頃。』はアイドル好きなみんなに見てほしい
映画観ていろいろ考えたなー。
ハロをこんな風にすてきな映画にしてくれた今泉監督には感謝しかないです。
つるちゃんの原作に、すてきな俳優さん、スタッフさん、タワレコのみねわき社長が加わって、そこにアップフロントが全面協力する。
すてきじゃん!!!なぜか誇らしい。
ハローに出会えて人生楽しいな。
やっぱり好きでよかったな。
もう次いつ見ようか考えてる。
やっぱりすきなこと話すと止まらなくなっちゃうね。
おやすみなさい
はるみそ。