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【ヘブバン】緋雨っちは最強になれるのか

■ネタバレ注意
メインストーリー最新章及びイベントストーリー、交流、メモリーストーリー各種の内容に触れています。
ネタバレを避けたい方はお戻りください。





■緋雨っちのセラフが剣だったら

↓の記事の続きのようなそうでないようなネタ

記事を書くにあたり緋雨っちの軌跡を追っていると、緋雨のセラフが剣だったら・・・という隊員たちのコメントが目についた

天音「あいつが剣型のセラフを手にしていたらどれほど強いのか」
最中「貴様のセラフが剣でないことは人類の損失だな」

そこで今回は緋雨っちのセラフが剣だったら、(生身)ではない正真正銘のセラフ部隊最強になれたのか?を検討していきたい。

結論を言ってしまえば、「なれないとも言えるしなれたとも言える」というのが私の見解である。

■銃使い緋雨っちの強さ

仮定の話の前に、現在の銃使いとしての緋雨っちの強さがどの程度なのか振り返っておきたい。

・30G最弱

三章Day12

本人曰く30Gの中では最弱らしい。
謙遜とかでは多分ない。自分に厳しいところはあるが、謙遜をするタイプではない。謙遜するような子なら先輩風吹かせたがったり生身最強とかいう何の意味もない最強さをアピールしたりしない。
少なくとも自己認識で30G最弱なのは確か。


・31Aから見た緋雨っち

先の緋雨っちへのリアクション

そんな緋雨っちだが、31Aから見たらかなりの強さらしい。これは三章中盤でのことなので、ここから数ヶ月ほど経過した最新話(五章中編)時点ではまた変わってくるかもしれないが、五章前編で茅森の欠員補充を難なくこなしてみせたことから、個人の実力なら今も31Aに遅れはとらないだろうと思われる。


・柳の方が強い…?

『U140』より

『U140』での丸山評によると、柳は丸山部隊の誰より強いらしい。時系列でいえば『U140』は三章よりも前と目されるイベントである。いくら柳が強くともこの時点で先輩隊員の緋雨っちより強いというのはちょっと信じ難い。
丸山なのでひいき目が入っていそうだし、ここは保留としておきたい。(丸山の評価を信じる場合、柳についてとある疑惑が浮上するがそれはまた別の機会に)


銃使いとしての緋雨っちも、後輩に遅れを取らない程度に強いのは間違いない。最新話時点での31Aや柳が追い付けているかどうか、いやまだ届かないんじゃないかと思うくらいには強い。

■緋雨っちはなぜ弱いのか

後輩たちよりは強い緋雨っちだが、30Gの中では最弱である。
片手であしらわれるという最中や蔵はもちろん、桐生や菅原よりも弱いらしい。桐生より弱い・・・?

『緋染』での回想を見る限り、緋雨っちは30期からの隊員で間違いない。『28m』イベントにて、29系以前の隊員を先輩と表現していることから、桐生も30期からの隊員であると考えられる。

同期隊員でセラフの形状も近い2人だが、経歴的には桐生より弱いというのがちょっと信じ難い

桐生は100年に1人の天才弓道家である。照準の正確さなら桐生に分があるだろうが、緋雨っちの技量も決して大きくは劣っていないと思われる。
暗闇の中菜箸でケシの実をつかみ、剣を持てば同じ場所を48回続けざまに切りつけられる精密な技量と抜群の視力の持ち主である。得物が使い慣れない銃であることを考慮しても射撃の精度はかなり高いだろう。実力に明確な差が出るほどの差はないのではないか。弓道家としての桐生に動き回りながら撃つなんて経験をしたことがあるとも思えず、緋雨っちの方が精度が上だとしても何も違和感がない。
精度で桐生に分があるとしても、緋刀流仕込みの体術がある分緋雨っちの方が強いと言われた方がしっくりくる。

だが、実際には桐生の方が強いらしい

桐生の方が強いというのであれば、一発の威力、連射能力、セラフによる身体能力上昇の効果といった要素で桐生の方が上なのだろう。つまり、セラフ使いとしての技量において桐生が上ということだろう。

剣士としての技量なら勝っているであろう夏目が、セラフ戦闘ではユイナに敵わない。というのと同じだと思われる。

であるなら、たとえ緋雨っちのセラフが剣だとしても最強には届かないだろう。今より強くはなるだろうが、蔵や最中を超えるには至らないのではないか。2人が一太刀で切り裂ける相手を、緋雨っちは何度も斬りつけないと倒せない。といったことが想像できる。

ただし・・・

■セラフ戦闘における強さとは

・経験値
元28Fの月城最中は現役最強の戦士である。

三章Day12 緋雨っちから2人への評価

3章の対フィーラー戦では、31Aが6人で倒したフィーラーを蔵と2人でそれよりも早く倒し、イージスタワーでは茅森やカレンちゃんの攻撃を弾いたアビスノッカーをあっという間に切り刻み、無我夢中モードに入ればフラットハンドを時空のゆがみの上から切り裂いて撃破している。

元29Aの蒼井や蒼井より「ずっと先輩」だというビャッコも高い戦闘力を誇っている。セラフ戦闘の経験値が戦闘力に貢献しているだろうことは間違いない。


・戦う意志
戦う意志、気持ちの強さがセラフの能力を引き出すことに貢献していると考えられる。
五章前編にて茅森のセラフが一刀になった件や、蒼井の「インビンシブル」、豊後の「バブルデストロイヤー」が典型的。

経験値はそう変わらないはずの桐生と緋雨っちに差があるのだとすれば、気持ちの差が最大の要因となっているのではないか

■銃型セラフが示すこと

小笠原緋雨は自他ともに認める天才剣士である。
セラフィムコードは「寄らば斬る!」
なぜそれで銃が出てくるのか。

秘伝剣術継承者の夏目が刀のセラフ、天才弓道家の桐生が弓に変形するセラフと、自身の適正に合致した形状のセラフを呼び出しているのとは対照的である。

蒼井の考察によればセラフは「自分が一番奮い立つ形」をしているらしい(二章Day18)。得意とする武器を呼び出す夏目や桐生が普通で緋雨っちの方が特殊なケースなのだろう。

緋雨っちが一番奮い立つ武器は剣ではない
分からなくもない話である。『緋染』で明かされた過去を鑑みれば、深層心理では剣に対して嫌悪感があってもおかしくはない。

同様の事例と思われるのがすももである。諸々の描写から考えて、すももが得意とするのは本来銃のはずである。が、呼び出すセラフは剣だ。
望まぬ形で殺し屋になったすももが銃を嫌っているというのは十分あり得る話である。

呼び出すセラフが銃な時点で緋雨っちは剣士として万全のメンタリティではないのではないか。そしてそれこそが桐生との「気持ちの差」を生む要因になっているのではないか。

逆に言えば、剣を呼び出せる緋雨っちなら、剣士として万全のメンタリティで天才剣士の技量を十全に発揮できるはずである。今の緋雨っちより遥かに強いだろうことは間違いない。

経験値で勝る2期先輩のもなにゃんを超えられるかというとちょっとまだ微妙なところではあるが、天真緋伝小笠一刀流で華麗にキャンサーを切り刻む「セラフ部隊最強」な緋雨っちも十分に想像できる。

■結論

今の緋雨っちが剣のセラフを手にしても最強にはなれないが、剣を呼び出せる緋雨っちは最強になり得る。

もなにゃんの評価は的を射ていたと言えそうだ。


■余談

緋雨っちのEXスキルは銃身からビームのような剣を出す演出が定番となっているのだが、実はその剣で剣術を披露したことはない。
例えば氷雨っちのEX

剣の!意味が!!ない!!!

戦闘で緋雨っちの剣術が見れるのは、どういう理屈か不明だが剣型のセラフを手にすることができた猫めっちのEXスキルだけである。
銃身から刃を出しても小笠一刀流は使えないようだ。

ヘブバンというゲームももうすぐ3周年になる
ストーリーも五章中編まで進んだ

そろそろ刀になりませんか・・・?

天才剣士なのに銃なところが可愛いくもあるのだが。

#ヘブンバーンズレッド



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