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夏場における外作業・外遊びの注意点!!
意外と知っているようで知らない夏の外作業・外遊びの注意点を、日々、屋外で作業している庭師ならではの目線と経験で、安全な屋外活動の参考にしていただきたいと思います。
①熱中症
熱中症については、テレビ等で気を付けている人も多いかと思います。
具体的によく耳にするのは、
・こまめに水分を摂る。
・暑いときは、屋外に出ないようにする。
・エアコンや扇風機を上手に活用する。
では、実際に外で作業している人は、どのような対策をとっているのか、日常生活で活かせるものもあると思います。
○喉が渇く前にこまめに水分を摂る
喉が渇いてからでは、水分不足になる恐れがあるので、早めにこまめに水分を摂りましょう。
参考までに、1日、外で剪定作業等を行う中で、暑い日だと、約3~5リットル程度の水分は摂っています。
○こまめに休憩を取る、無理をしない
ここまでやちゃおう。
この機械の電池がなくなるまでやろう。
といった作業工程メインで無理をするのは危険です。
私たちも基本的には、10時とお昼、15時に休憩をしますが、暑いときは、午後の休憩を2回に分けたり、水分補給の時間を設けたりして、体を休ませます。
○服装
帽子やサングラス、携帯型扇風機などは、日常生活においても有効的かと思います。
作業においては、帽子やタオルはもちろんですが、ファンジャケットや冷感インナー、サングラス、保冷剤などを使うことで、より効果的です。
○日焼け対策
服装とも重複しますが、帽子や日傘、サングラスなどを積極的に利用しましょう。
もちろん、日焼け止めも重要です。
日焼けと言っても、火傷なので、体には負担がかかります。
肌ももちろんですが、目も紫外線でダメージを受けるので、サングラスで対策しましょう。
○塩分補給
外で遊ぶ前に塩飴やタブレットなどで塩分補給をしておくことも重要です。
私たちも、市販されている塩飴を休憩時に食べます。
塩分を摂ると、次の日の疲れ方が違うような気がします。
○暑い時間の作業を避ける
正直、一番暑いと感じるのは、13~15時です。
可能であれば、その時間の外作業は避けて、午前中や夕方の涼しい時間に作業するようにしましょう。
②庭師も嫌がる蜂や虫
〔ハチ〕
剪定していると、毎年、アジナガバチやたまにスズメバチの巣に遭遇することがあります。
樹木に作ることが多いと思われがちですが、はっきり言って、条件が良ければどこにでもあります。
今まで発見した中では、
・デッキの下
・室外機の中や下
・リールのホースを格納する箱型の中
・U字溝の蓋の下
・車のサイドミラーの中
・灯籠の中
など意外な所に作ることがあります。
少しでも巣を刺激すると、すぐに攻撃してくる可能性もあります。
大人はもちろんですが、小さなお子さんが、茂みの中やデッキの下、狭いところに入ったりするときには、十分注意してあげてください。
大人も例外ではなく、例えばゴルフをやる方だと、木の近くにボールがあり、その場で打つことも…。
その時は、近くにハチの巣がないか十分注意してください。
〔虫〕
外で作業していると、たいていの虫には、慣れてきますが、痛かったり、痒くなったりする虫は、庭師も大嫌いです。
葉っぱが食べられていたり、木に元気がなかったら、注意しましょう。
・オコゼ
とにかく当たっただけでものすごく痛いです。
バチッと音がするときもあります。
当たったところは、赤く腫れて痛痒くなります。
・チャドクガの幼虫
とにかく痒いです。
触れただけで痒くなりますし、その毛が舞って、付いたところも痒くなり、触れた手で触ると、そこまで痒くなります。
・蚊
・アリ
・ムカデ
・ヘビ
など。
庭師として、特にこの2点を気を付けて、安全な外作業・外遊びを楽しんでください!!
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