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スタジオ運営者の裏事情を知るプロカメラマンのスタジオ予約のコツ #01

スタジオってどんなふうに探していますか?
とお客様から質問をいただく事が時々あります。
確かに、業務で突然スタジオ手配となると不安になりますよね^^
実際は10年前と比べると、予約サイトが難解なスタジオも減り、各スタジオの接客も洗練されてますので怖くありません。簡単に予約できます。

カメラマンとしてスタジオを貸りた経験はもちろんたくさんありますが、
スタジオを「貸し出す側」の思惑や事情も実はよく知っております。
と言うのも、とある有名スタジオグループの改装や運営方針に関わっている時期があるためです。
今回はそんな私のスタジオ予約の上手な方法をまとめます。
参考になれば嬉しいです。

撮影スタジオ予約は
旅行先のホテルを予約するのと同じ

一昔前、「撮影スタジオのレンタル」と言うと、高額で分かりづらい料金体系などが原因で、敷居の高い印象でした。
私の場合、アマチュア時代にレンタルした格安スタジオの電気代が別料金でショックを受けた思い出があります^^
業務用スタジオでは、電気代が別料金の場合があるのですが、その時は考えもしていませんでした。

そんな感じで色々とめんどそうな撮影スタジオですが
2010年頃でしょうか「レンタルスペース」という言葉が一部に広まり始めた頃からイメージが変わり始めます。

誕生日パーティー、業務撮影、打ち合わせ、セミナー…といった用途に関わらず「スペース」を時間単位で手軽に賃貸する感覚が定着します。
この「お手軽賃貸スペース」の選択肢の中に「撮影スタジオ」が組み込まれた事で「撮影スタジオのレンタル」がどんどん身近になり現在に至ります。もはや、旅行先のホテルを予約する感覚に近いように感じます。

予約サイト「スペースマーケット」と「インスタベース 」

2022年現在、国内の代表的スタジオ予約サイト

「レンタルスペース」文化を定着させたのはおそらく、信頼できるスタジオ検索&予約サイトの「スペースマーケット」と「インスタベース 」おかげです。

どちらもこんなサービスです。
★ 好みの撮影場所(スタジオ、民家、カフェ、会議室  等)を借りる。
★ 2万件以上の膨大な登録場所から検索。
★ 5分もあれば簡単に予約完了できちゃう。

今、撮影場所を探して予約するなら外せないサービスです。
特に一風変わった撮影場所や、小さなサイズでいいからコスパのいい撮影場所を探す場合これ以上の検索方法はないと思います。

老舗のスタジオ検索&予約サイト「スペースマーケット」の利用者(レンタルしたい人)が年々3.5倍ペースで増えて行った事からも、撮影スタジオの予約方法が2019年頃からこういったサイトを利用する方法にシフトしたのが伺えます。
スペースマーケットの公開したデータでは法人利用者アカウントは6000社です。(1019年時点) つまり業務で撮影場所を探す場合も、従来の撮影スタジオ専門検索サイトでなく「スペースマーケット」や「インスタベース 」で探すのがメジャーな方法になったと言う事でしょう。

実際、私自身も撮影業務で使うスタジオ予約の7割は「スペースマーケット」か「インスタベース 」に変わりました。

普通のネット検索で見つからなかった格安スタジオや、超個性的な尖がったロケーションが登録されていたりするのが理由です。

次回は具体的に予約する際のコツや注意点をご紹介します!


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