読んでほしい漫画!『僕らの喉にはフタがある』2
9月がはじまりました。
昨日まででオンラインショップでプレゼントキャンペーンをやっていたので、ちょっとバタバタしたり、宣伝したり、noteにもそれに関しての記事が多かったので、今日は久々に大好きな漫画の話を。
この漫画前に一度noteにも書いたのですが・・
今回再度書いたのは、今なら無料で10話(閉10話,開1話の合計20話分)まで読めるようになったので、これはもう一度書きたい!と思い書くことに・・・。
無料で10話ってすごい!!
この作品の面白い所は、1話が2つある。同じ話。で、閉と開の回がある。「え?どういうこと?」ってなりますよね。
同じ話だけど、閉(じてる心の声)、開(いてる心の声)が交互に展開されていく。
普段私達はもちろん自分以外の心の声をしらない。見えないし、聴こえない。
だから、「なんであの人この時こうしたんだろ?何を思ってそうしたの?」っていうのを知ることはできない。
でも、この漫画は閉の時は基本誰の声も見えないので想像してみる。この時この子は・・・この人は・・・、え?なんでこういったんだろ?とか、で開で誰かしらの心の声を知ることになる。
この漫画って同じマンガの同じ一話なのに、声が分かった途端違った見え方になってくるっていうのがすごい!
ストーリー
高校卒業したばかりの藤井乙葉(フジイオトハ)は両親の別居により生活が一変。
妹の琴葉(コトハ)と母と暮らすことになった乙葉は生活を支えるために正社員登用を希望していたが、幼い琴葉の面倒を見ながらの仕事は過酷だった。
誰にも心のうちを明かすことができず、追い詰められていく乙葉。
そんな時、乙葉は吃音(きつおん)症の青年、古賀文貴(こが あやたか)と出会い・・・。
くるみ亮さんの作品は他の作品もすごく心の描写が丁寧なので、この漫画以外にもSNSの話『みんな知っている』や過食、拒食の体重についての話『私を笑わないで』などもおすすめです。どの作品もテーマを通しての人の弱さや、心の中の悩み、葛藤がかかれていますので、ぜひ読んでもらいたいです。(3作品ともcomicoで読めます。)
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次は漫画でなく絵本『わすれられないおくりもの』