見出し画像

緊急事態宣言やっちゅうのに、乳がんと言われましてん。028

手術まで、あと10日。

最後のパクリタキセル投与から明日で2週間たちます。でも、脚の痺れ感は完全に抜けてはいません。これまでは、投与から2週目に入って週末になるとだいたい抜けていましたが、今回はまだ残っていますし、特に階段を降りようとすると膝に今一つ力が入りにくく、意識しないと転げ落ちてしまいそうなので、「転ばないように転ばないように」と念じながら降りています笑

さて、先週の木曜日(9日)に、乳腺外科に検査に行ってきました。
抗がん剤治療終了後&手術入院の前ということだったのですが、最初はMRI(と、診察の際のエコー)だけとしか聞いていませんでしたが……MRIの他に、

 レントゲン
 採血
 心電図
 脚の付け根からの採血

聞いてないよ―――――――!!!😱😱😱😱😱
特に最後のヤツ!!脚の付け根からって、動脈からですよね???
動脈から採血って……いや、解りますよ?コロナの影響で肺活量測定ができないので、代替として血液中のガス濃度を調べるためにフレッシュな動脈血の方がいいというのは理解しますよ?
でも……怖すぎます💦💦💦 一歩間違えたらドバーーーです。私みたいな採血怖がりさんは失神してしまうかもしれません。ただでさえ、流血OR出血シーンや、注射針を刺す映像が怖い私なのに……
今、手術のために入院ということになると、どの病院でも動脈からの採血ってやってるんでしょうか?
まだ最後の抗がん剤から2週過ぎた翌日だから、まだ完全には血が止まりにくくなっていないのに。それも恐怖感を増幅させるんですよね。
そう、明後日16日に、すでに済ませたレントゲン以外の検査をしに行きます。

そのPCR、意味あんの???

今まで読んでくださった方は気付いている方もいると思いますが、私は現状のウィズコロナ猛反対の「ゼロコロナ」志向です。
なぜなら、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が6.2%だからです。人間ドックで判明しましたが、糖尿病の1歩手前の状態。コロナは糖尿病の人が重症化リスクが高いと言われていることもあり、私にとっては命に係わるかもしれないものなのです(今のところ、糖尿病の診断はまだされていません。血糖値を運動である程度はコントロールしてきていましたので)。
そんな状態なので、私自身は乳がん発症前も感染予防の意識がとても高かったのですが、職場では意識が低く感じられる行動や言動が非常に気になってしまい、会社は一応感染対策の指針は出してはいましたが、社長は完全にウィズコロナ派で、会社と経済を回す方を優先するタイプでした(まあ仕方ないだろとは言われそうですが)。「鯛は頭から腐る」というより、「頭が腐っていると頭以外も腐っている」と言った方がいいような会社の状態だったような感じで、真面目に対策している人もいるのですが、ノーマスクや顎マスクで話をしたり、休憩室ではノーマスクで大声で話したりという人もいて、そんな中で出勤しなければならなかったのは本当にストレスフルで、メンタルの不調のために勤務時間を減らしたこともあるくらいには堪えられないものでした。そんな中、乳がんが見つかり……乳がんは、ストレスもリスク因子です。昨年最初の緊急事態宣言時は在宅勤務していましたが、私の仕事は在宅でも全く問題ない内容だったので、その後コロナ感染者数が増えていって緊急事態宣言が何度も出されるにつれ、なぜできる人だけでも在宅勤務にしないのかと非常に疑問に思っており、(一部の)予防意識の低い人の中で仕事をすることに生産性を見出せなくなっていました。うちの旦那とも話したことがあるのですが、コロナがなかったらひょっとしたらがんにはなってなかったかもしれないね、と。

前置きが長くなってしまいましたが、今度の入院の際にはPCR検査が義務付けられました。

画像1

渡されたPCR検査キットです。これに唾液を入れ、明後日16日の検査および手術に関するレクチャーを受ける日に持っていくのですが、実際に入院するのは翌週23日です。タイムラグが1週間。

これ、意味あるんですかねえ?
その1週間の間に感染していたらどうするんでしょう? 特にワクチン接種者が増えた今、接種したがために感染しても無症状という事例も目立ちます(名古屋市の市長がそうですね)。症状が出た人はまだわかりやすいですが、無症状の人は当日の検温もスルーできてしまいますし、1週間のタイムラグの間に感染して、他の人にもうつせるような状態になってしまう可能性は排除できません。もちろん、私だってその間に感染してしまう可能性があるわけで、これでは安全をアピールするためのやってる感だけだよなとしか思えないのです。PCR検査をしたから安心ではなくて、入院後も、感染対策を徹底しないといけないようです。

再度言いますが、入院するのは来週の23日です。

おまけ

今更感がありますが、こんなものを買いました。

画像2

不織布製の保護キャップです。本当なら、髪が抜け始めたころから使うべきものだったのですが、「夏だし髪の毛がない方が涼しくてええやろ」くらいの軽い考えで用意していませんでした😅
なぜ今になって買ったかというと、(透けてはしまうけど)多少は目隠しになるのと、薄い不織布なので風を通すこと。今まで、家の中ではさらしを頭に巻いていましたが、吸湿性は文句ないものの風通しという面ではどうも……特に一晩寝て目が覚めた時、襟足のあたりが異様に汗ばんで暑いんですよ。これは正直驚いたことでした。髪の毛がない分涼しいと思っていましたから。
昨晩、これを被って寝てみましたが、これまでよりは快適になりました。髪の毛があったころに比べると、それでもまだ暑いですが。
ふと思った。スキンヘッドにしている人って、寝ざめの時暑くないのかなあ??🙄

いいなと思ったら応援しよう!

伊東春海
コロナ禍の中、乳がんになって……一つひとつの命に優しい世界であってほしいと願います。貴重なサポートは、各種がん闘病に関わる団体や保護猫活動に充てさせていただきます。