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緊急事態宣言やっちゅうのに、乳がんと言われましてん。041 放射線後の体調があまりよくないので、今までの治療でお役に立ったものを紹介してみる。

私にとっては地獄だった放射線治療が終わって、1週間が過ぎました。はっきり言いますと、その後の体調はあまりよろしくありません。
とにかく体がだるく、特に、太ももはだるいを通り越して重たくて、歩いたり、むしろ立ち上がるのですら軽くよろけてしまうようなことがある有様です。しかも一昨日は熱も出しちゃったし……もし25回コースにしていたら、通院できなかったかも? また、放射線治療の終盤から軽い吐き気のようなものはありましたが、それよりも食欲が上回るような状態だったので普通に食べていたのに、治療が終わったら吐き気が上回ったうえに食欲不振……特に夜はめっちゃ食欲がありません。作ったものor出されたものを、もたもたと食べている感じで、一緒に食べている旦那から心配されるくらいに食べるのが遅くなっています。ぶっちゃけ、夜は果物とアイスクリームが食べられればいいやという状態です。それくらい食欲がありません。今は熱は下がったのですが、放射線治療前のように歩ける状態には、まだほど遠く、家の中で足踏み運動する日々です。土曜日は用事があるので出かけなければならないのですが……

まあそんな状態なので、これまで書こうと思っていたけれど書けなかったことを書いてみます。
で、今回は、私の闘病生活にお役に立ったものをいくつか。
まずトプ画。通院の際は必ずつけていた、韓国LG製のKF94マスクです。マスクの脇の方に隙間ができないKF94は私のようなカオオオキメニンゲンにもすごくありがたいもので、いくつかのものを使ってみたのですが、不特定多数の患者が集まる病院に通うなら、厚みがしっかりあって型崩れしにくいうえ、ひもの長さも調整できるので顔にフィットしやすいLGのが最強だと私個人は思っています。ただ、素材が厚い分、真夏はとても暑かった……ですが、一度KF94を使ってしまうと、普通のプリーツマスクにはもう戻れません。口にくっつかない快適さはプリーツマスクではなかなか味わえませんから。

続きまして。

パクリタキセル治療手袋セット

抗がん剤のパクリタキセルには、副作用として末端のしびれが挙げられますが、それを防ぐまたは最小限に抑えるために、手には手術用のゴム手袋をはめます。それも、サイズがきついものを二重にして。ただ、2枚とも同じサイズにしてしまうと2枚目を装着するのに非常に時間がかかるので、内側にきついものをはめ、はめた手袋にワセリンを塗りたくった後(はめやすくするため)、それより少しサイズの大きいのをはめます。これのおかげで、手の方は全くしびれがなくこれまで通りに使えています。
私の通った病院では、二重手袋+足首サポーター(または着圧ソックス)を着けるのが標準だったので、手袋も1双ずつバラで売店で売っていたのですが、普通にamazonとかで買おうとするとバラ売りはなくて100双セットが当たり前なんですよね……そんなにたくさんあっても大量に余ってしまってワンワンワワン、で困ってしまいますが😅 もし病院の売店で買えるようなら、是非お買い求めを。

本物の体拭きよりもずっと使いやすい、大判のノンアルウェットティッシュ

 ↑ これは入院中、本当に役立った!
100均でも買える大判のウェットティッシュで、ホントかどうか知らんけどヒアルロン酸入り笑 いや、これが、体拭きにはほんとに使えるんですわ。汗だけ軽く拭きたいなら1枚で十分拭けるし、ちゃんとした体拭きをしたい場合でも2枚あれば事足ります。むしろ、「からだ拭き」と称して売られているものの方が、拭いている途中で繊維がほぐれて使い物にならなくなり、結局枚数を要してしまうんです。
入院中、都合のいい時間帯にお風呂に入れない時は顔と頭をどこかで洗ってしまえば、あとはこの大判ウェットティッシュで体を拭くだけでさっぱりします。シモの方はトイレに流せるおしりふきを併用すればバッチリです👍

術前抗がん剤をした人が入院する際、「石けん」として持っていくべきものは1つだけでいい!

それは「洗顔フォーム」です!
術前抗がん剤をやってしまっていると髪はほぼ抜けているのでシャンプーは必要ありません。むしろ洗顔フォームで顔を洗う際に一緒に頭も洗えます。さらに言うと、身体を洗う場合にも洗顔フォームで洗うようにすればボディソープはいらないので、余計な荷物が少なくなって済みます。私も術後翌日にシャワーを浴びるように言われた(切った跡は防水テープを貼られている)のですが、実際に洗顔フォームをしっかり泡立てて体中さっぱりしました✨

以上、私の闘病生活中に役に立ったアイテム類でした☆彡

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伊東春海
コロナ禍の中、乳がんになって……一つひとつの命に優しい世界であってほしいと願います。貴重なサポートは、各種がん闘病に関わる団体や保護猫活動に充てさせていただきます。