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第26回長野マラソン(2024)

はじめに

半年に渡って記録を残してきたシリーズの集大成。4月21日に開催された第26回長野マラソンに参加してきた。何事においても結果が大切であると考える人生だったけど、転職後に過程を大切にする環境に身を置いたせいか目標までの半年間を記録に残そうと思いnoteを始めた。
暇で暇で仕方がない、もしくはサブ3からサブエガを目指しているそんな方は是非今までの記録をご覧ください。

長野マラソンと私

長野マラソンといえば、3年前に初めてサブ3を達成した思い出深い大会。
当時は、3回目のフルマラソンで何がなんでもサブ3を決めてやると強い決意を持って走ったので、ゴールした時のこと、サブ3を確信した時の喜びは今でも鮮明に覚えている。(2時間59分)

2回目の長野マラソンは、ギリギリサブ3を達成した前回とは異なり、サブ3をするイメージはしっかりできていたけどサブエガを目指せるような走力も無かったので、半端な感じで4:05/kmくらいで走り続けて36kmで撃沈でこれがPB。(2時間55分)

そんなこんなで3回目となる今回はサブエガ目指しちゃいたいよね〜っていうのが今回の長野マラソン。

準備期間の話

普段は、大会3ヶ月前くらいからまともにジョグに取り組み出して、1ヶ月前に300km近くを走る以外は、月に50〜80kmくらいしか走らないなんちゃって市民ランナーなのだけど、転職後に職場のランニング部に入部し練習会に参加するようになってからはそれなりに走るようになって今回は半年準備してサブエガを狙おうという計画を立てた。
(結局10月からのはじめの3ヶ月はいつもより少し走ったなくらいで終わってしまったのだけれど・・・)

サブエガ目指してます!って言ったら怒られそう

計画をスタートしたのが10月で、3月を除くと言うまでもなくあまりにも走らな過ぎである。結果的にいつもより少し走ったなくらいで終わってしまったのが今回の半年計画。長野マラソン終了後にこの記録を書いていて思うのが、11月も12月も忙しい忙しいと仕事を言い訳にしていたが、今の忙しさを考えると甘えてたなっていう後悔がある。(今は元気に過労死ラインまっしぐら)

それでも練習内容的に2月中旬以降は、30分LT走を3:40/km、1000m*5のインターバルを3:25、3週続けての4:00/kmのハーフをこなしていたのでPBは堅いかななんてことを想像していた。

1週間前〜スタート直前までの過ごし方のこと

大会の2週間前に4:00/kmでの20km走を行った時のこと。近辺の練習は、大会を想定したハーフマラソンを繰り返し行っていて、いずれも朝食・補給も取らずに早朝にこなしていたので、それなりの自信を持っていた。ただ、たまたま一緒にジョグをすることになったゴリラな先輩(最上級の敬意)に週末にまとめて走ってるだけで平日しっかり走ってないでしょ?とジョグの様子を見ただけで見抜けれてしまう。そこで仕事が忙しく全く走れていないことを相談したところ、本番前にバネが溜まりすぎているのもそれはそれで問題なので、可能な限り走るべきとメニューを考えていただいた。(感謝)

「タメ」・・・?

メニューを考案していただいたのは大会1週間前の週末のことで、1週間前に3:55/kmで10kmを走ってからは、上記のようなメニューをこなした。
フルマラソン前の状態なら何でもないメニューに見えるが、残業漬けで披露した身体ではこなすだけで精一杯の状態で、ただ走れていないことも事実なので、連日長めの入浴をして疲労回復に努めつつ「タメ」を意識した生活を送った。

月曜日から木曜日は恒例のカーボオフ。効果があるのかは分からないけど、ゲン担ぎのようなものになっているので惰性でやっている。今思えば、1週間前でもそれなりに走っていたので、疲労度のことを考えても普通の食事をするべきだったのかもしれない。

通称「エサ」

脱水予防として毎日沢山の水分を摂取することを意識しつつ、タンパク質が豊富な食事ばかりをしていると世界が灰色に見えてくる。

本番1週間前の週も本当に仕事が忙しく、23時近くに帰宅入浴後即就寝→朝ランという生活が続いた。
金曜日からはカーボローディングを開始。炭水化物を摂取した途端に世界に色が付いた気がした。

これは金曜日の終業後23時に食べたCoCo壱のカレーうどん

土曜日の生活は下のような感じ。
ほぼ完璧にスケジュール通りに過ごした。
毎度ながらに長野マラソンは前日受付が不要になればいいのにな・・・って思う。
ただ電車に揺られているだけでもそれなりに体力を消費してしまうし、県内在住で宿泊するのもなかなか踏ん切りがつかない。
有料オプションでもいいから事前に送ってくれないかな?なんて思ったり。
エキスポでは今回から?先着になった駐車券を受け取って、当日に飲むジェルを購入して足早に帰路へ。

お前金曜日もCoCo壱食べてたな?

当日は会場までは特に問題なく余裕を持って会場入りをして、職場のランニング部の方々とアップをする。初めてA~Cブロックの選手が使うことのできる競技場を拠点にしたけどすごい快適でびっくりした。実業団の選手のアップしている姿を間近に見流ことができた。
みんな結構長い間ジョグしていてすごいなってなったやつ(語彙力0)
何故か「報道」と書かれたビブスを着た人たちが入念にアップしててなんでやねん!って心の中でツッコミしといた。
予定通りの時間に整列をしてあとはスタートを待つだけ!って思っていたところでジェルを持っていないことに気がつく。
マラソンは自分との戦い、自分との対話と言われるように当日のパフォーマンスはメンタル面の調子も非常に重要な要素の一つである。
この時点で既にだいぶ動揺してしまったが、無補給での距離走をこなしてきたのはこのためだと言い聞かせた。

飲まれることのなかったジェルたち

スタートから30kmまで


30kmまではなんとか・・・?

入りの2kmを3:46/km、7kmを3:45/kmで通過するなど、サブエガペースの集団の後方を走るも序盤はかなりハイペースな模様。
30kmまでのラップは、19:33-19:37-20:03-20:16-20:03-20:45
とここまでで既にサブエガギリギリのラインに・・・

30kmからゴールまで

30km地点を過ぎた時点で突然身体が動かなくなり立ち止まってしまう。
そこからは走ったり歩いたりを繰り返して、せめてPB、、、せめてサブ3とどんどん目標を下方修正していってしまう。

これが35kmの壁・・・!
ランナー界における35kmの壁

30km以降のラップは24:01-23:02-9:45で2時間57分13秒でゴール。なんとしてもサブ3だけは死守するっていう気持ちで走った(歩いた)。

ふりかえり

サブエガを目標に最低限PBをという意気込みで挑んだ今回の長野マラソンだったが、今持てる全ての力を道中で使い果たしてしまったので、半端に目標を持たずに走った前回にも及ばずという残念な結果に終わってしまった。
やはり頭をよぎるのは師として仰ぐ先輩の「ジョグが足りてないよね」という言葉。普段一緒に練習をしているランニング部の方の中には、大会に出る予定がないにも関わらず、月に400km以上を走っている方もいる。自分と同じ職場でありながら、大会を控えているにも関わらず、仕事を言い訳に走らなかった自分と、大会を控えていないにも関わらず、仕事を言い訳にせずに走っていた方。半年もかけて目標を計画したのに改めてどうしてもっとやらなかったんだっていう物凄い月並みな後悔が押し寄せてきた。
歳の離れた同期は今回サブエガを達成していたし、改めてサブ3で満足せずに、やり切ったと言える結果を出したい、そう思う2024年の長野マラソンであった。

今後について

今はそれなりに走る身体ができていることだし、またリセットしてしまうのは勿体無いので、半年後の松本マラソンでのPB、来年の長野マラソンでのサブエガリベンジを目標に再スタートしたいと思う。
最後に、「走った距離は嘘をつかない」を念頭に、しばらくは多量の残業と付き合いながらジョグに励みたいと思う。


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