朝のライター
バイト先について時間までの7分をベンチで過ごしている。早く行って仕事をしたって特に問題はないのだけども時給の発生しない時間にやることでもないし私は給料分の仕事をすればいいと胸を張って3分前くらいに席についている。
早めについてベンチに座ってやることは書きかけの小説の続きを書くことだ。意外と書ける。自分の部屋にいてのんびりしている時間よりもあと7分仕事までのその時間のが書く気が起きてそこそこ続けられている。昨日の続きからと毎日ちまちまとやっているが言葉が変になったり辻褄が合わなかったりとはしているがそれは休日の自分に託して朝のあの時間はひたすら物語を前に前にと進めていくのだ。
今の所くらい話だ。明るい話をかけるほどに頭がポジティブになってお花が咲いてそうな感じになれればいいのだけども引きこもってずっと眠ってそのまま若いのに老衰でしたとかを想像しがちな私なので暗い話である。明るくなる予定も持ちつつそれは朝の私次第で概ねの道は決まっているけどもそこに辿り着くまでにどんな歩き方や休み方をするのかはわからないのだ。
いつかライターに書店に私の本が並ぶようにと願いを現実にと書いてはいるが果たして完成するのかもわからないままどこか暗い小説を探している出版社はないかと検索の海に行きます。