クレジットカード基本
なんか、顔見知りに説明するために、つらつら書いた文章が、200人以上に読まれていて驚いた。まあ続きを書いていく。
いまどきクレカを持ってない社会人はそうは居ないだろう。ポイントが付くことも知っているとは思う。ただ、その還元率はどれくらいが相場なのか知っているだろうか?また、どのような場合はポイントがついて、どういった支払いではポイントが付かないのか、そういった細かい規則を知らないと、ポイ活を継続していくことはできない。しかも、日々変わっていくので、ある程度は最新情報をおっかけておく必要がある。
ポイント
クレジットカードの種類によって、それぞれのポイントがつく。AU経済圏なら、pontaポイントだし、三井住友系だとVポイント(Tポイントと統合)、楽天経済圏だと楽天ポイントとか、まあ他にもいっぱいある。慣れないとどう使えばいいんだろうとか思うが、使いようはいくらでもある。クレカの支払いに使ってもいいし、そもそも、色々なサービスを経由することで、ポイントは大体互換が可能なので、気にしなくてもいい。まあ、ルートが面倒だったりはするので、シンプルに使えるに越したことはない。
還元率
大体0.5%、1%あったらいいほう。条件付きで1.5%があるが、これについては後述。常時1.2%とかはリクルートカードくらいだが、審査が厳しいらしい。もっと高い還元率を目指すと、リボ払いを条件として、2.0%が実現するカードがいくつか存在する。リボ払いときくと、忌避感を抱く人もいるだろうが、その感覚は正しい。カード会社はリボ手数料で儲けているからこそ、大盤振る舞いをして、リボへ誘い込んでいるのだから。ただ、繰り上げ返済などを毎月行うことで、最低限の手数料(数十円とか)だけで、還元率2.0%を享受することも可能なので、慣れてきたら手を出してもいいかもしれない。最初から手を出すものではない気はする。年間の利用額が大きくなるにつれて、0.5%の差が大きくなってくる。年間100万の利用であれば、5000円の差になる。自分が出来るかどうかは、よくよく考えてから手を出して欲しい。忘れると年利15%とかいう暴利を取られるし、カード会社はそれを狙ってもいる。
100万円修行とは
ポイ活やってると、よくきく言葉だが、簡単にいうと、年間100万円分クレジットカードを利用することを指し、その条件を達成すると、大体ポイントが通常分とは別に、1%=1万円分戻ってくる+年会費が永年無料になるカードが、3種類ほど存在する。通常0.5%+1%で100万ちょうどの利用だと、この3種であれば、1.5%還元になるというわけだ。
・三井住友ゴールド(NL)
・セゾンゴールドカード(JQ)
・エポスゴールドカード(JQ)
100万円ときくと、人によっては難しく感じるかもしれないが、実は、そうでもない。通信費だの固定費を集約することや、ふるさと納税でもいいし、そもそも下二つは、2024/08/15時点の状況では、証券会社への投資信託の積立と即売りだけで、達成が可能だ。説明が長くなるので、詳細は別で書くこととする。三井住友だけは、積立投資分はカウント除外されている。ちなみに、証券会社とポイントがつくカードは大体セットになっている。
枚数
ポイ活をはじめると、クレジットカードの枚数が再現無く増える。そんなに持ち歩きたくないと思うかもしれないが、いまどきは、スマホに、登録すれば、物理カードを持ち歩く必要はない。年会費がかかるカードでなければ、ある程度増えても気にしないで良いとは思う。出たばかりのカードは入会特典で、還元率20%とかもやるので、そういうのを拾っていくと、かなりお得ではある。
利用先
ポイ活の基本は、カードを使って、電子マネー決済サービスにチャージして、それをどこかに使う形で成立する。場合によっては、複数のサービスを経由する。ここで出てくるのが、AUPAYだったり、FAMIPAYだったりJALPAYだったりするわけだ。そういった電子マネー決済サービスに、チャージすることで、100万ちょうど使いたいなどの調整は容易に可能。このように、カードの利用額を稼ぎ、ついでにポイントをもらいつつ、最終的に、絶対払わなきゃいけない税金とか生活費を電子マネーで払っていくことでポイ活が成立する。つまり、使い道(出口)の額が大きければ、大きいほど、より大量のポイントを得ることができることになる。だからといって支出を大きくするのは本末転倒になる。なので、実質的に、支出が増えるわけではないふるさと納税とかは有効な出口戦略になりうるし、最近では、ペイメントというサービスがポイ活界隈では話題になっている。これはまだやってみてないので、話だけだが、クレカの支払い自体を電子マネー決済サービスで行ってしまおうという、ポイ活をかじっていると、そんなのアリなのか疑問に思ってしまうスキームである。これができるなら、即売り予定の積立投資分でポイントを得ることが可能になってしまう。まぁ、さすがにそのうち塞がれるだろうとは思うが、面白いので、やってみるつもりではある。
いまさらだが、自分がよく使う利用先で、有利なカードを選ぶというのが普通の考え方だろう。三井住友カードなら、コンビニや、サイゼリア、すかいらーくGで7%還元以上がうけれたりとか。まぁ、そういった場所があるなら、そのカードを使えば良いと思うが、ここで言いたいのは、ちょっとした面倒と少しのリスクを許容できるのであれば、疑似的な支出というのは作り出せるし、そこからリスク以上のポイントを得ることもできるという考え方の話。
チャージ先
チャージ先として、電子マネー決済サービスがあるという話はしたが、有効なサービスをいくつかあげておく。このへんは持っといても損はない。
・Famipay
・AUPAY
・JALPAY
・ANAPAY
・WAON
・paypay
今使っているのはこのあたり、楽天PAYは自分は使ってないが、ありだとは思う。あとは、出口としては、以下の二つ。
・モバイルSUICA
・AMAZONPAY
具体的な使い方はまた別で書こうと思うが、これらのチャージ先に対して、クレジットカードごとに、ポイントがつく、つかないがあり、突然、つかなくなったりもするので、注意が必要になる。まあ、いつも使うルートを決めたら、そのあたりのお知らせには注意を払っておくか、youtubeなどで、ポイ活情報をたまに見ておくと、いつのまにか、ポイントが付かなくなっていたという事態は避けられると思う。