「なかがわ市民の祭り」臨時バス·バス停を見てきた
2024年8月24日、那珂川市梶原運動広場で「なかがわ市民の祭り」が行われました。この祭りは市民の祭りという名前ながら、花火も打ち上げられるかなり大規模な祭りです。なので、市内のバスの少ない地域や交通拠点から会場へシャトルバスが運行されました。
今回はそのシャトルバスを見に行ったので、そのときに見たものを書いていきます。
臨時バス停「山田北」「小鳥ヶ丘」
開催地の梶原運動広場は、赤丸の場所にあります。少し西の国道385号にはバス路線があるものの、そこから梶原運動広場近くのバス停(コットンヒルズ那珂川ハイツ北バス停)へは路線がのびていません。
しかし、細い道に注目すると県道575号から南北にいくつか道があることが分かります。実際、この道沿いには家があります。
そのあたりに住む住民のためか、臨時バス停が2つ設置されました。それが「山田北」と「小鳥ヶ丘」です。
ちなみに、そこを経由するバス停は、このような道を通って会場へ向かっていました。
自分は花火より前のみ状況を見ていましたが、両系統ともにまつり会場行きは立ち席含めかなりの乗車率でした。
ちなみに、この2バス停は臨時とはいえ、しっかり自動放送·運賃表示機には対応していました。
臨時バス
ここからは、臨時バスの車両の写真です。Xでも書いた通り、確認できただけでは
が充当されていました。それぞれ特別な行先表示を出しているなどおもしろいところが多いので、楽しんでもらえると嬉しいです!
いくつかのバスには「博多南駅 直行」や「まつり会場 直行」の表示があったのにお気づきでしょうか。そこからも分かるように、上で紹介した2路線以外にもうひとつシャトルバスの系統があったのです。その名も、行先表示の通りの「博多南駅↔まつり会場(直行)便」!
博多南駅での到着·出発バス停は、通常のバスと同じ分け方でした。なので博多南駅を出発したバスは49番と同じ道順で進んだのち、博多総合車両所を超えず博多南駅前を通過して、博多南駅行きと同じ道に合流します。
これに往復乗車したのですが、山にAMT車で入るということで運転手さんによって上り坂でマニュアルに入れるかオートマに入れるかの違いがあっておもしろかったです。
その他に見たもの
梶原運動広場前に着いたシャトルバスは、少し先にあるバス待機場に入るかその場で転回するかの2通りの対応がありました。その中でも転回シーンがおもしろかったので、どんな感じだったか見たまま紹介します。
なお、転回場所には梶原運動広場の少し先の交差点が選ばれました。
まず、1本目の転回するバスがやってきました。このバスは、上の画像基準でいくと上から来て左に頭を入れ、下方向にリアを入れて上へ戻るという計画で転回を行います。
切り返しの途中からですが、時系列順に見て行きましょう。ぜひリアオーバーハングの下と、前輪の角度に注目してみてください。
ここに撮れていないだけで、かなりの回数の切り返しをしていました。しかも、歩道にかかるため歩行者にも配慮しないといけない。なので、現地の職員さんたちにより、転回の方法の変更が行われました。
変更後は、さきほどの画像基準でいくと、まず頭を下に入れ、バックで左の道に入る。そして左にハンドルを切ってバス停に戻るという形になりました。
その様子はこちら。
こちらのほうが切り返し1回で済むし、歩道に干渉しないのでスムーズに転回できている印象でした。
まとめ
初めてなかがわ市民の祭りのシャトルバス観察をしてみましたが、転回や行先表示などおもしろいポイントが多かったです。またこの近くで臨時バスが出たら、いろいろ観察したいなと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!