有料級!ネイルサロン独立開業したい✳︎仕入れから決済まで*開業までの流れ教えます♪
こんにちは。
ビューティクリエーターMARIです。美容業界歴32年、フリーランス歴16年、会社設立2期目になりました。
そんな中、やはりよく聞かれるのが『フリーランスってどうやってなるの?』『私も自宅サロンしたい!』
そんな質問を本当によく聞かれます。
今回は自宅サロンやプライベートサロンを開業したい方に開業までの流れをお届けします!
*すでにネイリストの資格をお持ちで独立したい方へお届けする情報になります。
ネイリストとして独立開業するために必要なもの
ネイリストは簡単にできると思われがちですが、技術、座学ともに努力と謙虚さが必要になります。
簡単にできると思われている分、お客様からは『なんでもできる』『できないものはない』と思われがちです。
逆に、なんの知識もないお客様と同レベルとも思われてしまうこともあります。
さまざまな勉強を重ねないとネイリストにはなれません。
知識と技術があることが信頼にも繋がります。
ネイルの技術だけではなく、接客や伝える技術も大切になります。
アーティストとして活動するのか、技術者として活動するのかで方向性も変わります。
独立は心の持ち方がとても大切かもしれません。
ネイリスト検定
最低でも2級の資格は必要です。
1級を取る必要がないと思っていても、勉強をしておくことは必要だと思います。
技術レベルの他、お客様の信頼に応える知識を得られるのは1級の資格になります。
また、各ブランドで技術者を育てるコースもあります。
エデュケーターとして活動することでお客様からの信頼度が上がり技術者自身もブランドの特性を極めることで自身にも繋がります。
衛生管理の資格
ネイリスト技能検定の資格はもちろんですが『ネイルサロン衛生管理士』もしくは『ネイル衛生管理者』の資格は独立の際は必ず取得しておきましょう。
オンラインで完結する資格で、衛生管理の基礎がしっかりと学べます。
開業する際の規定もあるのでしっかりと押さえておきましょう。
どちらの資格もネイルサロンを安全に運営するにあたって必要な知識を学ぶことができます。大きな違いはJNAネイリスト協会では定期的な資格更新が必要ですが、I-NAIL-Aでは更新が必要なく1度の講習で修了になります。
ネイルサロン衛生管理士
NPO法人 JNA日本ネイリスト協会
https://www.nail.or.jp/eisei/index.html
ネイル衛生管理者
I-NAIL-A インターナショナルネイルアソシエーション
https://i-nail-a.org/sanitary
ネイルマシンセミナー
特別な資格はありませんが、施術をする際、時短のためにもネイルマシンは必須アイテムになります。ネイルマシンは扱いを間違えると大変危険なモノになります。
お客様に怪我をさせないためにも購入の際には必ず講習を受けましょう。
独立のメリットとデメリット
独立するには当たり前ですがメリットもデメリットもあります。
私の経験や気痛い話を元にしていますので、リアルな声だと思っていただいて大丈夫です♪
独立のメリット
一番のメリットは自由です。
お客様も選べます。金額も自分で決めることができます。
サロンと違って時間勝負の施術をしなくて良いです。
時間に追われることがないので満足感の高いサービスを提供することができます。
自宅サロンの場合は家賃もかからないので、ランニングコストがかなり減ります。
独立は自分の好きなように楽しく仕事ができて時間や休日、全て自分次第です。
そう、全て自分次第です。
収入も自分次第ということです。
独立のデメリット
雇われとは違うのでお客様がこなければ収入はない、時給なんてもらえるわけもない。
逆に、予約を断ることができずパンパンにしてしまうと体を壊してしまいます。
ネイリストは想像以上に体を壊します。
同じ体制で何時間も作業をするんです。
視界も狭いので目と肩首、腰にもきます。
私も体はガタガタです。
整体に通ったり鍼灸へ行ったり、体をケアして健康をキープしないと寿命の短い仕事になってしまいます。
知り合いのネイリストもみんな体を壊してます。
鍼に電気を通してビリビリしてケアしてます。
ほぐれたら凝り始めるのが逆に辛くなると言って、むしろそのままガチガチがデフォルトの方がいいんじゃないかと錯覚して、バキバキの体のままの人もいます。
本当に全てが自分次第です。
私がネイルでプライベートサロンをオープンしたばかりの時は、予約をうまくコントロールできなくて、結局体が辛く痛み止めを飲み続けたり整体に通ったりと、稼いだ分のほとんどを体を直すことへ費やしてしまっていました。
なんで働いてるんだっけ?
となり、やっと値段の見直しや予約の取り方のバランスを取れるようになりました。
人によってペースも体力も違うと思うのでやってみなければわからないかもしれませんが、体を壊してお客様に迷惑をかけないように頑張りましょう!
開業するための場所
自宅で開業する
賃貸物件を借りて開業する
レンタルサロンを利用する
美容室やネイルサロンなどのスペースを借りる
出張専門
自宅の場合
自宅でできる場合は自宅で気軽に開業することができるので自己資金も少なく済みます。
賃貸物件の場合
開業できる物件かどうか確認してから契約をしましょう。物件によっては開業することができない場合があります。事前に確認をしておきましょう。
レンタルサロンを利用する場合
様々な形態でのレンタルサロンがあります。材料をずべて持ち込むタイプ、材料が使い放題のタイプなどがあります。時間貸しのところが多いため、施術に時間がかかる場合は赤字になることがあったり、時間内で終わらないことなどリスクを考えて時間設定を決めましょう。
美容室やネイルサロンのスペースを借りる場合
この場合はお店側との交渉やお店側からの条件があります。メリットデメリットをしっかりと考えましょう。
出張専門の場合
材料や道具を全て持ち歩くためどこでも施術が可能です。しかし、毎回環境が違うためどんな環境にも対応できるように準備が必要です。
開業資金はどうする?
ネイルサロンは少ない資金から始めることができますが、内装工事や広告費など、自分でコントロールすることができます。自宅ですぐに始められる場合は材料費のみになり、家具などを揃えても10〜30万円で開業することができます。
場所を借りたり広告費を出すなどする場合は100〜200万円程度が相場のようです。自治体によっては融資や補助金もあるので活用してみましょう。
必要な家具や材料
主流はジェルネイルになるので、どこのブランドのジェルを使用するか決めることから始めます。現在100ブランド以上あるジェルネイルブランドの中から、自分の使いやすいものを見つけるのは大変ですが、問屋さんなどで試すことができるので自分に合ったものを見つけ出しましょう。多数のブランドを使うことも可能ですが、ブランドによっては相性が悪く、混ぜることができなかったり、水と油のようにはじいてしまうこともあります。
・ネイルテーブル
ネイル用のテーブルは幅が広く奥行きが程よく狭いので、普通のテーブルよりかなり施術がやりやすくなっています。デザインによってはライトを隠せたりします。
・チェア
リクライニングチェアでも普通の椅子でも、フットネイルの施術をどういう形でするか考慮して選ぶと良いかもしれません。
・ワゴンや収納
ネイル用品をしまう収納家具やワゴンは必須アイテムになります。
・ジェルネイル
カラーは最低でも20色は揃えたほうが良いと思います。3原色と白、黒があればほぼ対応できますが、次回同じカラーを使いたいとなった時難しくなるのでお勧めできません。
・筆やニッパーなど
検定で使用したケア用品、筆やファイルなどは自分の使いやすいものを用意します。
・ライト
1〜3台用意しましょう。使い方によりますが、両手分と仮硬化用に小さいものがあるととても便利です。
・ネイルマシーン
充電式のものがおすすめです。小さいので持ち運びができ、出張にも使えます。ハンドにもフットにも使え、体制も関係ないのでおすすめのアイテムになります。
・集塵機
オフの際に出るダストを吸ってくれるモノになります。飛び散りがかなり減るのでお客様への負担も軽減されます。
・空気清浄機
ネイルの材料に使われている薬剤やジェルの臭いなど、ネイル施術の際には生活していて感じない匂いが出てしまいます。サロンをオープンさせるために必須アイテムになります。
ネイル問屋・仕入れはここがおすすめ
材料を仕入れるために必ず登録しましょう。
ネイルの資格を証明しなければならない場合もあります。
ネイル専門の問屋さんと美容全般を取り扱う問屋さんがありますので、必要な問屋へ登録しましょう。
ネイル用品専門の問屋
それぞれ扱うブランドが違います。お気に入りのブランドがあるか、確認が必要になります。また、問屋を通していないブランドもありますので、確認も必要です。
ネイルパートナー https://www.nail-partner.com
レッドネイルズ https://www.rednails.jp
ネイルラボ https://www.naillabo.com
美容全般取扱のある問屋
ワゴンやテーブルなどの家具も取り扱いがあります。オープン前に必要なものを揃えることができますので、確認しておきましょう。
セブンビューティー https://7beauty.jp
ビューティーガレージ https://www.beautygarage.jp
イベントで新製品を仕入れる
美容の一番大きなイベントはビューティーワールドジャパンです。ネイルだけではなく美容業界全体のトレンドや新製品の情報を得ることができます。無料有料のセミナーもあるので参加すると新しい知識をインプットすることができます。ネイルエキスポはネイルの大きなイベントです。ビューティーワールドジャパンにも出典はありますが、ネイルエキスポはネイルオンリーなのでかなりの情報が集まります。イベント限定の商品や先行発売などもあるので見逃せません。
ビューティーワールドジャパン www.beautyworldjapan.com
ネイルエキスポ https://www.nail.or.jp/event/nailexpo/index.html
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