オーストラリア・メルボルンで暮らす【ブランズウィック編 Vol.1】
今回はメルボルンのブランズウィック(Brunswick)に住んでいた私が、ブランズウィックの魅力をご紹介しようと思います。
これからオーストラリアのメルボルンに行く方、
ブランズウィックってどんなところか興味あるという方、
ぜひ参考になれば嬉しいです。
メルボルンの北側の街・ブランズウィックについて
ブランズウィックとは?
オーストラリアの最南端の都市メルボルンは
ビクトリア州の州都であり、人口500万人ほどのオーストラリア第二の都市です。
その中でもブランズウィック(Brunswick)は、人口は3万人前後、メルボルンの中心部からトラム(路面電車)で30分ほどの北側に位置し、
若者に人気のゆったりとした多文化の郊外地区で、
カフェ、パプ、ブリュワリー、古着などのブティックが
多く立ち並ぶエリアとして知られています。
2023年にはロンドン発のシティガイド誌『TimeOut』にて
メルボルン・ブランズウィックの東側のエリア
『Brunswick East』が世界で6番目にクールな街として選ばれました。
ちなみにTimeOut誌が選ぶ
『The 40 coolest neighbourhoods in the world(世界で最もクールな40の街)』のランキングを見てみると、10位には東京の富ヶ谷(渋谷区)がランクインしています。興味のある方は英文ですが下のリンクから記事を見てみてください。
主なアクセス方法
メルボルンの中心地からブランズウィックまでトラムが通っており、トラムの通る大通りであるシドニーロードとライゴンストリートの主に2つの大通りから成り立っています。
この2つの大通りには商業施設や飲食店が多く立ち並び、
大通りの裏には住宅街が広がっています。
メルボルン中心部からブランズウィックに向かうためには、
電車かトラム、またはタクシーを利用することができます。
電車の場合、メルボルン中心部から出発する際には、シドニーロードと並行に走る「Upfield」行きの電車に乗ります。
下車駅はシドニーロードのどの付近に降りたいかにもよりますが、シドニーロードに面している「Jewell(ジュエル)駅」「Brunswick(ブランズウィック)駅」「Anstey(アンスティー)駅」に降りると良いでしょう。
トラムであればメルボルンの中心地からエリザベスストリートを走るトラムに乗り、シドニーロードに数箇所あるトラムストップで下車することをおすすめします。
電車であれば20分前後、トラムであれば30分前後で到着します。
ブランズウィックに行ったら訪れて欲しい店
ブランズウィックおすすめカフェ
若者の集まる街、ブランズウィックにはおしゃれなカフェも点在しています。朝は5時から7時の間に開店し、午後の3時までに閉店してしまうのがオーストラリア流。早起きし、メルボルンスタイルのコーヒーを楽しんでみてはいかがですか?
BENCH COFFEE CO. Roastery
Anstey(アンスティー)駅から徒歩3分ほどにあるBench Coffee
ロースターカフェで毎週月曜日に焙煎を行なっています。
倉庫を改装した開放的な空間では、バリスタが一杯一杯丁寧にコーヒーを淹れてくれますよ。
ペイストリーの販売もしているので、
朝ごはんに美味しいクロワッサンとコーヒーはいかがですか?
ONA Melbourne
ONA Coffeeは元オリンピックハンドボール選手のサシャ・シェスティッチさんがキャンベラで立ち上げたロースタリーカフェです。
シドニーにも店舗があり、オーストラリア内の様々なカフェに自社焙煎した豆を卸しています。
私が訪れた時には15周年の記念イベントを行なっており、
ゲイシャの豆を使用したコーヒーを無料でいただきました。
もはやコーヒーではなく、紅茶のようなフルーティな味わいのコーヒーは私も初体験で、とても美味しかったです。
ブランズウィックおすすめベーカリー
ブランズウィックでこれから暮らしたいと考えている人には必見のローカルにも人気なベーカリーをご紹介します。
Ovens Street Bakery
朝早くから地元の人たちで賑わうベーカリーです。
オーストラリアではプレーンのクロワッサンのほかに
アーモンドクロワッサンも多くの店で並んでいます。
営業時間が短いので午前中のうちにお店に行くことをおすすめします。
Wild Life Bakery
こちらは先ほど掲載した『TimeOut』の記事にも掲載されるほどの有名店。
サワードゥが美味しいベーカリーです。
ノーマルなものからスモーキーなものなど、
複数の種類のサワードゥが楽しめます。
シドニーロードに系列店もあるので、
朝早くからお目当てのサワードゥを探しに行ってみてください。
ブランズウィックおすすめブリュワリー
ブランズウィックには数多くのブリュワリーが存在しています。
オーストラリアのスーパーやリカーショップで手に入る有名ビールを大きな醸造マシンのある空間で飲む美味しさは、オーストラリアならではの思い出の一つになるでしょう。
Inner North Brewing Company
10種類以上のビールを飲むことができます。
どのビールにしようか悩んでいると、店員さんがいろいろ教えてくれました。数種類試飲させていただき、好みの味をオーダーすることが可能です。
夕方になると地元のオージーで賑わう人気店です。
Co-conspirators Brewpub
こちらもリカーショップなどで見かける
ビクトリア州産のビールが飲めるブリュワリーです。
パッケージのイラストが可愛らしく、味を連想させます。
ハンバーガーなどの食事もオーダーできるので、
友人や家族ともおすすめのブリュワリーです。
今回はVol.1ということで、
ブランズウィックのおすすめスポットを主に紹介させていただきました。
Vol.2では実際にブランズウィックでの生活を考えている人向けに治安や、仕事をする場所はあるのかどうか、また、生活用品の揃うお店などについても紹介しています。下記リンクからぜひチェックしてみてください。
またYoutubeにてブランズウィックの動画を配信していますので、
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。