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天外者 〜田中光敏監督 談〜フェリシモ神戸学校講演より  その❸

フェリシモ神戸学校の田中光敏監督の講演でのお話を書き起こししてみました。映画「天外者」がロングランヒットになりますように……

で西川さんは「監督僕時代劇始めてなんです。」あのキャラクターなんですよ。もい会ってもめちゃくちゃ若い人。で「監督知ってると思いますけど、僕49歳です。」って言うんですけど、全く見えない。もう一体あの〜みんなと一緒ぐらいなんじゃないかって言うくらい若くて現場に彼が来ると、必ず現場を笑わしてくれて、本当に現場を盛り上げてくれて、大変な時でも彼がいてちょっと冗談を言うと現場を沸かして、で、だから何て言うんだろうなぁ、凄い現場が弾んでたって言うかそう言う時間。森永くんも子役の頃からずーっとやっていて、実はその時森永くんが「僕、春馬さんと縁があるんです。実は先月まで僕、春馬さんの弟役やってたんです。」って。「えっ弟役?あっ、そうだね。」フジテレビのテレビ番組で韓国のリメイクか何かかな?の番組で丁度森永くんは春馬くんの弟役をやっていて、だから本当にみんな三浦春馬くんのこう仲間たちが偶然にもこの映画に集まったって言う、そんな感じで映画が始まったんですね。それがいい時と悪い時があると思うんだけど、それがいい意味でいい方に出た現場じゃないかなって僕は思った作品でした。勿論、森川葵ちゃん、蓮佛さんは高校の時もずーっと春馬くんと一緒だったみたいで、、だから何かその、話をしていると「あつ、本当に仲のいい連中達が、同世代の連中達が集まってきてくれて、本当に映画を盛り上げる為に頑張ってくれてるなって言うのを現場で感じながらやってたところはありますね。

凄い印象に残ってるのは、丁度春馬くんと西川くんと森永くんと3本で本読みやってて、翔平くんが忙しくて撮影現場に来れなかった時に、春馬くんが撮影場の帰りに「監督、俺翔平とOFFで東京で会ってちゃんと本読みしとくから、心配しないで。」

普通そんなこと映画の現場ではなかなか無いんだけど、本当に限られた時間の限られたリハーサルの時間にみんなが集まって、そう言う風にやっていくものを、家まで持ち帰ってOFFの時間に、翔平くんや春馬くんやみんながこう集まってですね、本読みをしてもらうだとかって言うことも、何か本当に無かったことが、そう言うこともやって

だから、クランクインの前ぐらいに翔平くんが来たら、「春馬と読み合わせしたんだって?」って言ったら、「ちゃんとやってますから。雰囲気わかってますから大丈夫です。」って言ってくれたのが、何か頼もしく

三浦春馬って言う役者が主演で、この映画をちゃんとしきって、何かこう凄い大人びたと言うか、大きく見えたって言うか。

だから何かこう映画の現場だけじゃなくって、出来上がった映画をこう振り返って編集をしながら見た時に、本当に今まで見たことのない、そう言う、こう三浦春馬って言う男の、また今まで見たことの無い姿が何か見えた感じがしましたね。

まあだけど、本当にたくさんの役者たちに参加していただいて、今旬の人達が本当にこうエネルギーをこの映画で発散させてくれたって言う感じは凄く僕の中ではあります。

続く




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