「ニセモノ夫婦の紅茶店」をより楽しむための館山紹介
「ニセモノ夫婦の紅茶店~あなたを迎える幸せの一杯~」(メディアワークス文庫)が発売になりました☆
今作、昨夏に舞台である館山に取材に行っております。
せっかくなので、そのときの写真などをこちらにまとめます。作品を読みつつこんな場所なのか!と思ってもらえたらうれしいです☆
◆登場人物紹介
まず最初に主な登場人物紹介。
★行木あやめ:主人公、21歳。大ざっぱで思い切りがよく社交的。
★佐山秀二:《Tea Room 渚》店主、29歳。毒舌で神経質ながらお人好しな一面も。
こんな2人が4つのルールのもと、夫婦のフリをしつつお店をやることになるお話です。
◆館山ってどこ?
ここです。Windowsのペイントでマウスを使って描いた渾身の地図↓
千葉は房総半島の最南端、館山市。温暖な気候で海に囲まれており、里見八犬伝にも縁のある地。彼氏に浮気されて部屋を飛び出したあやめがうっかり電車で寝過ごしてここを訪れるところから物語は始まります。
◆JR館山駅
JR内房線の館山駅、物語はこの駅から。南欧風の白壁の駅舎はなかなか広く、駅の周囲にはヤシの木も植えられていて南国感満載です。海まで徒歩すぐ!
◆城山公園、館山城
館山の観光スポットといえばここなんじゃないでしょうか。
作中で秀二が知り合ったばかりのあやめに「暇なら城山公園でも行ったらどうですか?」と言うシーンがあります。中は博物館で南総里見八犬伝関連の品々を観られます。小高いところにあり孔雀を見られるスポットも。
◆とある海岸と洲埼灯台
1枚目は、あやめが紅茶店を営む秀二と出会った場所(のイメージ)です。そして2枚目、小さな写真しか撮れなかった洲埼灯台も作中に名前が出てきますが、お店は灯台から数キロのところにあるイメージです。
なお写真が軽くブレてるのは、宿の送迎車の中から撮ったせいです。40度近くまで気温があった猛暑日に取材に行ってしまい、1日目の早々に現地でダウンしてしまってこの日はろくな写真が撮れなかったという……。
◆渚の駅たてやま
館山駅からもほど近い渚の駅たてやまも紹介。館山に着いたあやめが徒歩でここの前を通過します。さかなクンが名誉駅長だそうで、特産品などが売っています。博物館やレストランもあり天丼を食べました。
◆沖ノ島
2章でわりと重要なスポットとして登場する沖ノ島。島と本土を結ぶ砂浜は海水浴場として人気らしくすごい人でした。
作中では、あやめと秀二はここに館山湾の花火大会を見るために訪れます。
◆安房神社
日本三大金運神社の一つで、商売繁盛の御利益もあるそう。エピローグでこの白い鳥居が登場します。緑豊かなとても綺麗な場所でした。
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と、ざっくりですがこんな感じのスポットがある館山が物語の舞台となっております!
夏に取材したときはまさかこんな風に自分が写真を使うことになるとは思わず、あとから見てあまりの写真のヘタクソさに頭を抱えたんですが、こんな雰囲気なんだーと思っていただけましたら!
「ニセモノ夫婦の紅茶店~あなたを迎える幸せの一杯~」、どうぞよろしくお願いします!
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