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中小企業診断士✏️不合格だった得点開示のあと

まきこです🐶🧡
今年は思ったより早めに協会から、得点が送付されてきましたね。
今回は不合格だった去年の得点と、その後どのような対策をとったかをお話します。
これから今年の対策を考える方は是非参考にしてみてください☺️✨✨

2020年度の採点結果

令和2年度の開示結果

合計209点のB評価でした。
受けた直後から落ちたと分かっていたので、
合格発表当日も、まぁそらそうだろう、くらいで大して落ち込みませんでした。

予備校採点は一切出しませんでした。
かろうじて事例I-IIIのみ再現答案は作成しましたが、これが自分の弱点を知るのにめちゃくちゃ効果的でした。
わたしには、同じ年に受けた事例I-IIIがオールAのふへんものさんの解答があったので、ふへんものさんが書いていて自分が書けなかった要素を徹底的に洗い出しました。
また、ふへんものさんにもアドバイスをもらって、客観的に見て足りてない要素を丁寧に教えてもらいました。

自信がなかった時ほど、再現答案作る気は起きませんが、翌年の1番の教材となるので必ず作成してくださいね。

令和2年度 事例I

40点のほぼD評価のアカン例です。
全体的にきれいな日本語は書けているので、お情けのC評価だったのかな?

圧倒的に理論&知識不足で、要素数が足りていないです。
例えば、買収の理論想定が出来ていないことから、シナジー効果がかけておらず。
他の設問でも言えますが、メリデメを全く抑えられていなかったので、ほとんどが与件からのコピペで纏まっている解答になっていて、理論での加点要素がほぼ入っていません。

こちらが時制外しのやらかし問題です。
ここで聞かれているのは、祖父のことであるのに、日本酒バーや異業種の統括等、現社長の話をしてしまっています。
下手したら、ここはゼロ点になっていると思います。
また、ここでも買収理論による①スムーズな買収、②顧客との良好な関係性維持、といった観点が頭に入っていません。

手順として書けたことはOK。
ここでも、暗黙知や形式知の理論想定は出来ていません。

能力を聞かれているのに能力を答えていない。
聞かれたことに答えられていない典型です。
与件を読んでいると、自分の書きたい方向に文章を持っていってしまいがちになるので、答案を書き出す前に、今一度設問を読み返して、本当に自分は答えるべきことに答えているか?を冷静にチェックする必要があります。
また、設問解釈時に解答スタイルを固めて定着させるのも効果的です。
例えば、『求めた能力は①◯◯〜、②◯◯〜、』と書くことにしていれば、この事故は起こりません。

グループ全体とA社の関係を理解できていないため、芯をくった解答になっていません。
また人材流動性を高める、と言ったキーワードがこちらでも足りていません。

事例I まとめ

きれいな文章は書けているものの、圧倒的に要素数(キーワードの詰め込み)が足りていません。
合格点に達するには、この2〜3倍のキーワードが必要ということを自覚しました。
これを受けて、
① EBAで理論を叩き込む
② 設問解釈時に解答の型をある程度決めて、聞かれたことに沿った解答になっていることを確認する
③ 時制をはじめとする制約条件は青のハイライトでチェックする
ということを徹底しました。

令和2年度 事例II

初年度で70点オーバーの結果だったので、2年目では完全に事例IIを舐めてました笑
事例IIにかけた時間は、圧倒的に少なかったです。
結果、令和3年度の点数は59点とA評価に及ばず。
それなりの点数を取れたとしても、翌年同じことになるとは限りません。
足元を掬われかねないので、マジで気をつけてください。

こちらはこんなんで70点いくのか〜、くらいで流してみて頂ければと思います。
アンゾフは知識不足で外しています。。

この配点が高くて初見感のある問題に適切に解答できたのがよかったのかな?と思います。
いつもの感じで、だなどこを使って解答しようとしましたが、なんか聞かれてることと違うから素直に答えよう!と思って、書き直したことを覚えてます。
解答する時に、違和感があったら、そのままにしないこと!は大事です。

アンゾフは全然覚えていませんでしたが、テキトーに書いて引きずらなかったのが良かったのだと思います。
配点も低いですしね。
事例IIは配点がマチマチなので、解答の優先順位をつける際に注意しましょう。

MMC方式だと、ここで施策を3つくらい盛り込みます。
実際その方式で70点オーバーとってる人もたくさんいました。
わたしはTAC方式だったので、施策は少ないですが、効果や理由を入れてひとつの施策を深めました。
どっちでも加点対象になるようです。

事例II まとめ

高得点だった事例もちゃんと対策しましょう。
得意分野だと勘違いするとえらい目にあいます。

令和2年度 事例III

こちらも事例Iと同様、知識不足で理論が頭に入っていないことがよく分かる解答になってます。
メインが与件からのコピペになっているのですが、この当て込みがそれなりに出来ているので、Bで耐えた感じです。
助言も与件文に書いてあることを、そのままひっくり返して言い直しただけのような解答です。
ふへんものさんからは、事例Iと比較すると明らかに事例IIIの方がキーワードが盛り込めている、とコメント頂きました。

第二問はどちらも問題点は与件のコピペ、助言は問題点をひっくり返しただけの文になっています。

こちらはDRINKをそのまま活用して解答。
ふへんものさんも同じような解答だったので、この設問は及第点かな?

最後の一文は何も思いつかず、苦し紛れに入れました。
こんなことをするなら、効果(高付加価値化、収益向上)を入れておけ、と今なら思います。
営業部がない時点で、営業の強化を入れるのも脳死状態でも出来たハズ。
めちゃくちゃオーソドックスな事例IIIの第四問でいい仕事を出来ていないあたり、知識不足が見て取れます。

事例III まとめ

与件コピペでそれなりにキーワードは入っているものの、こちらも圧倒的な知識不足。
初年度も過去問はそれなりにやっていたので、単純にコツが掴めていなかったと思います。
(例えば、営業部の有無をチェックするとか、見込み生産か受注生産か、製品ごとに生産方法が異なるのであればどっちがどっちかを把握しておくこと、最終問題で効果を入れる、は最低限のコツです。)
事例IIIは江口先生の言っている理論をひたすら暗記したら、令和3年度は75点取れました。
事例IIIはコツを掴んで、テンプレ解答をモノにすることが大事です。
後回しにしがちな事例ですが、コスパが一番高い事例なので早めに対策しておきましょう!

令和2年度 事例IV

最後の最後に大ミスしたこちらの事例は再現答案も作れませんでした、、。。
詳しくはこちら↓の記事でも触れているので、アーヤッチャッタネ、と思いを馳せたい方は読んでみてください。

事例IVは、最低限は練習しておく必要がありますが、戦いに行かないほうが賢明です。

全体のまとめ

最後まで読んでくださって、ありがとうございました🐶🧡
得点開示の結果が低くて、もうこんなん無理なんじゃ、、と自信をなくしてる方もいるかもしれませんが、マジで大丈夫です。
一年間、正しい対策をすれば、何点だろうと十分に合格できます!!!
今日覚えたメリデメの1つが必ず本番で活きてきますので、頑張ってください☺️🔥🔥🔥

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