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出産時入院用品について

世の中にはたくさんの「入院・出産前に買うものリスト」があるが、それらを買ってみて実際どうだったか、生後2ヶ月の現段階で振り返ってみようと思う。
誰かの役に立つと嬉しい。
ちなみに、私はアフィリエイト的なやつをやる能力がないので、参考のために貼り付けたリンクから購入してもらっても、私に1円も入らない。
(そこで収益を得たっていいと思うけど)
本当に持っていったものを全てレビューしているので、全て読むとめちゃくちゃ長い。なので、気になるものだけ見るのでも差し支えはない。

・病院から持ってくるように指示があったものは※
・評価については下記の通り
★★★★★ 必須
★★★★⭐︎持っていくことを強く推奨
★★★⭐︎⭐︎ あるといい
★★⭐︎⭐︎⭐︎  あると安心
★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎   あってもなくてもいい
!      人、場合によるので注意が必要


入院用品ー出産時に使うもの

前提:初産、自然分娩、夫立会有。
   分娩時間 約8時間。夜0時に産院に到着し、朝の4時半に出産。

・飲み物(お茶、スポーツ飲料)★★★★★

→必須。2-3本あるといい。
私はお茶1本とスポーツ飲料を持っていき、お茶1本を飲んだ気がする。
私はかなりスピード出産した方なので、お茶1本で済んだが、長い人はもっと必要になると思うので、2-3本あった方が安心できる。

・ペットボトルストロー(2本)★★★★★

→必須。飲み物の種類に合わせ複数本あると快適。
私はお茶とスポーツ飲料用のストローが混ざると嫌なので、2本用意した。
陣痛中はストローを洗う余裕は全くなかったので、2本あって良かった。
(結果として2本目は使わなかったが)
ちなみに、私の産院ではストローは自分で差すのだが、陣痛が辛くなるとそれすら辛くなるので、陣痛が起こり始めて産院に行くことが決まった時とかに事前に自分で刺しておくと後が楽。

・食べ物(ゼリー飲料等)★★★⭐︎⭐︎

→あるといい
前提にも書いたが、私は入院後4時間半で出産できたため、エネルギー不足に陥ることなく乗り切れたので、私には必要なかった。
ただし、陣痛中は体力を削られる上、通常の食事を取る余裕はないため、産院が用意してくれた食事を食べれなかった時に食べてエネルギー補給できるかもしれないので有ると安心。
私はクーのゼリーが美味しくて好き。

・うちわ、モバイル扇風機★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

→あっても無くてもいい。
どちらも持っていたが、結局使わなかった。9月半ばのまだ暑い時期に産んだけど、産院はしっかり空調整備されていたし、暑いとか寒いとか感じる余裕もなかった。ただ、病院による可能性もあるし、人によってはその後の入院生活で使える可能性もあるので、すでに持っているなら持っていっても損ではないと思う。

・テニスボール★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎!

→あっても無くてもいい。
立会の場合、役に立つ可能性がある。ただし、立会の方針によって要否は異なる。
テニスボールが必要になるのは、子宮口が7-9センチくらいの、いきみのがしが必要なタイミングで使用するのだが、このタイミングで夫等家族が立ち会える場合はあるといいかもしれない。
私の産院は、子宮口が全開になる頃に立会家族に来てもらう方針だったので、夫が到着した頃にはすでにテニスボールはほぼ必要なく、いきむタイミングになっていたので必要なかった。ただ、夫がそのタイミングで立ち会ってくれていたら、テニスボールで押さえて欲しかった。
なので、事前に産院に「どのあたりのタイミングで立ち会えるのか?」を確認しておくといいと思う。そして、入院したその瞬間から立ち会えるタイプの病院なら、テニスボールを買っておくといいと思う。
また、テニスボールは必ず硬式のものを用意してほしい。(軟式だと押さえてもまったく意味がないので)

入院用品ー出産後、入院時に使用するもの

前提:個室、1日に1度親族と面会。産前に4日間誘発のため入院、産後は5日間入院

・※洗面用具(シャンプー、コンディショナー、洗顔料、ボディーソープ、歯ブラシ、歯磨き粉、スキンケア用品、ヘアケア用品その他)★★★★★

→必須
ただし、必要なものは普段自分が使用しているものがあればOK。
自然分娩で5日間入院することがわかっていたので、多めに7日分持参していた。
シャンプー・コンディショナーはよくあるお試しパックを7個(選ぶのが楽しかった)

ボディーソープはトラベル用のものを持っていった。
選ぶのが楽しかった。

洗顔料も、普段使っているものがLUSHの洗顔料で持ち運びしにくかったのでチューブタイプのものを買った。意味もなくちょっといいものを選んで買った。楽しかった。

洗面関係だと、他にスカルプブラシと体を洗う布、洗顔ネットを持っていった。

これらは別になくても全然問題ない。ただ、普段使っているものがあるなら、持っていった方が快適だと思う。
(関係ないけど、体を洗う布はボディタオルというらしい。一つ賢くなった)
また、こういうものを持っていく場合、S字フックがあるといいかもしれない。

洗顔ネットを引っ掛けるのに役に立っていた。

歯磨き関係は、私がどうしてもホテルにあるような歯ブラシや歯磨き粉では嫌なので、産院で用意してあるものがあるにも関わらず持参した。普通の歯磨きセット。また、産院から歯ブラシ等の持参を指示されている場合は、歯磨きコップもないかもしれないので、使用する人は持っていくといいかもしれない。

また、スキンケアはかさばるので私は1枚で完結するシートマスクを使用していた。

ただ、時間がないかとおもいシートマスクを買っていったが、私の入院した産院では、シャワーに入っている間赤ちゃんを預かってくれているので、結構ゆっくりスキンケアすることはできた。なので、普段使っているものを持っていっていいと思う。
対して、退院後は(状況にもよると思うが)時間がないことが多いと思うので、こういった時短スキンケア用品があると非常に助かると思う。
同様に、ヘアケア用品も普段使いのものを持っていくといいと思う。

(使っているヘアケア用品。ヘアミストの匂いがとにかく好きで、出血を堪えながら購入している)

・汗拭きシート類★★★★⭐︎

→持っていくことを強くお勧めする。
なぜなら、出産後24時間は入浴ができないのに、出産はめちゃくちゃ汗をかくので、こういうものがあると体をサッパリさせることができて非常に助かるのだ。

これは髪用。私は髪・顔・体用を分けて購入して持っていった。
理由は、髪・体兼用できるものもあるのだが、かなりしっかりメントールが入っており、産後のなんかデリケートそうな体にメントールスースーなのは嫌だなぁと思い、髪用を分けて買った。余談だが、これは産前にも役に立った。正産期になって積極的に運動をするよう言われていたので、毎日散歩を1時間程度していたのだが、その際にとにかく汗をかくのでこれで拭いていた。9月上旬と暑い時期だったので、夕方-夜に歩くようにしていたのだが、それでも滝のように汗をかいていたので、途中で汗を拭いてはサッパリできていたのでありがたかった。

顔用は、女性用のものだと「化粧が崩れない」みたいなのが多いが、そういうパウダリーなものではなくしっかり汗を拭いてサッパリさせてほしいので、男性用のものを買った。男性用フェイスシートは初めて買ったのだが、マイルドなメントールが気持ち良かった。

体用については、上述の通りメントールの入っていないものが良かったので、上記のものを買った。がっつり会陰切開をしたので、股に近い箇所を拭くだけでも怖かったけど、お尻とか拭きたかったので、メントールが入っていないのが少し安心できた。

ただし、濡れタオルで体を拭くことで代用できるので、季節などの都合で準備が難しい人はフェイスタオルを1枚多く持っていくといいと思う。
また、この中で1つ選ぶとしたら、私は髪用がほしいかな、と思う。髪は、濡れタオルで拭いただけだとなんとなく汗なのか濡れタオルの水分なのかわからないが、メントールのスースーした感じはそういうシャンプーで髪を洗った後のように感じられて、かなり快適だったからだ。

・※産褥ショーツ★★★★★

→必要。
というか、おそらく病院からそう指示されると思うので買わざるを得ないと思う。枚数は3枚程度あればいいと思う。
私は、入院中は基本的に産褥ショーツを履いていたが、途中からは生理用のショーツでもよかったかな、と思う。
そもそも産褥ショーツとは、生理用ショーツの前部が開くというものだ。出産時や入院中に、お医者さんや助産師さん、看護師さんが内診や悪露の確認を簡単にするためのショーツで、特に出産-産後1、2日程度が必要だったイメージだ。退院後は基本的に使用しないし、入院中も後半にはあまり内診もなかったので、生理用のショーツでよかったと思う。(マジックテープで止まっているのだが、その部分がずれたりするとチクチクしてあまり快適ではなかったので、生理用ショーツのほうが快適)
少なくとも数日は使うので2-3枚持っていき、都度洗濯をしてもらうのがいいと思う。
本当に退院後は使用しないので、必要以上に買うと損した気分になるし、抵抗がなければ家族のお下がり等でもいいと思う。本当にこの瞬間しかいらないものなので。

(1枚800円もした。今となっては高く感じる)

・授乳用ブラジャー★★★★★!

→(母乳を希望する場合は)必要。
ただし、初乳のみで以降は完ミと決めている場合などはブラトップでもいい気がする。
ただし、ユニクロのブラトップなどはかなり授乳しづらいので、やっぱり2-3枚授乳ブラや授乳ブラトップを買った方が楽だと思う。1週間程度のこととはいえ、体も辛い中で1日に8回程度あることなので、都度しづら……とストレスを覚えるのは辛いと思うので。
ちなみに私は途中から完ミとなり授乳ブラは必要無くなったが、家用ブラとして使用している。そのような使用方法をとる場合、極力柔らかい素材のものをお勧めする。
逆に、母乳を吸収して漏れない!みたいな授乳ブラはとにかく乾きが悪くて乾燥に時間がかかった(乾燥機等なしで天候が悪い秋の日に丸2日かかった)ので、浴室乾燥等がない場合にはあまりお勧めしない。

産前から使用できる。めちゃくちゃ楽でおすすめ

乾かなくて辛かった。

・母乳パッド★★⭐︎⭐︎⭐︎

→持っていくと安心
これは個人差がある気がする。私は出産前から分泌液が旺盛に出ており、出産前から使用していたくらいなので、持っていっていた。結果、産後は順調に母乳が出てきて、ずっと滴るようになったので、ないと困るものだった。
しかし、人によっては最初は全然出なくて必要なかったという人もいるだろうし、どういうタイプは人によるだろうけど、必要だった時にないほうが焦ると思うので、とりあえず用意しておいていいと思う。
ちなみに、母乳パッドに特にこだわりはない。アカチャンホンポで適当に買った。

全くこだわりはない。他のものを使用したことがないので使いやすいのかもわからない。

・※退院時の赤ちゃんの服★★★★★

→必要。
ただし、セレモニードレスや退院着は別になくてもいい。
必要なのは、肌着(短肌着でいいと思う)+ドレスオールなどのベビー服。
電車などで帰る場合はおくるみもあってもいいかもしれない。
ちなみに我が家は退院着を買った。可愛いので。

ちなみに初めて買ったベビー用品がこの退院着とボンネットだった。
ただし、この一回しか着せていない。
ベビードレスなら、お宮参りでも着れるので着用機会が多いのでそっちでもいいかもしれない。でも、ベビードレスはちょっと持ちにくいしチャイルドシートに乗せる時邪魔になるので、帰宅を待たず脱ぐことになるかもしれない。(私の持っているベビードレスは、カバーオールの上にチュールのドレスをかさねるもので、ドレスのみ着脱可能なもので比較的簡単に着脱できた)
新生児の時は出かける機会もほぼないし、趣味全開で着づらい服を着る機会はほぼこの退院の時のみなので、1度きり覚悟で買ってもいいと思う。
(ただし、1度きりとならない可能性も十分にある。我が家の赤ちゃんが大きめで成長曲線上限ギリギリの成長をしていることと、この服がややタイトめなつくりであること、私がもったいぶって全然着せなかったから1度きりとなってしまったが、普段から着せたっていいし、普通サイズで赤ちゃんが成長すればお出かけするようになってから着せることもできると思う。親が、どのくらい退院着を特別視するかによるとことは大きい)


・※哺乳瓶用洗剤★★★★★

→(病院から指示あれば)必要。
退院後も使用するので、買っておいていいと思う。
特にこだわりはないが、下記のものを買っていた。特に不便はないので、使用し続けている。シュッとできる必要性があるかと言われるとわからない。普通の洗剤型でもいいかもしれない。毎回哺乳瓶を洗っていると、1週間くらいでなくなる。自宅にストックをおいておいてもいいと思う。


・⭐︎哺乳瓶洗浄用ブラシ★★★★★

→必要。
特にこだわりがなかったので、下記のセットを購入した。
乳首洗いが必要かについては賛否あるが、私はなくてもいいと思う。というのも、最初は乳首洗いできちんと洗っていたが、だんだんと面倒になり哺乳瓶洗いで洗うようになってきたからだ。ただ、持っててもまぁ損はないと思うので、こういうセットで買ってもいいと思う。(あと、哺乳瓶を数本まとめて洗うライフスタイルを想定している人は、乳首洗いがあった方が効率的なのであった方がいいと思う)
哺乳瓶洗いブラシも、100円ショップに売っている水筒用ブラシなどでいいという意見もあるが私も賛成だ。1ヶ月に1度くらいの頻度で買い換えられるのは衛生的でいいと思う。

 

・(出産後入院中の)飲み物★★★★⭐︎

→持っていくことを強くお勧めする。
冷蔵庫が使える場合、2Lのお茶等の飲み物があるといい。
ない場合は、500mlペットボトルを数本持っていくといい。
私は個室での入院で、冷蔵庫があったため2Lのペットボトルを持っていっていた。飲み物自体はおそらく産院で購入できる場合が大半だと思うが、事前に持っていくことをお勧めする。例えば、私の産院は3階に入院用個室があり、飲み物は外来を受け入れる1階の自販機しかなかったので、もし飲み物を持っていなかったら出産後のふらふらの状態で1階に買いに行くことになっていたのだ。出産後は貧血気味の人も多いだろうし、起き上がるだけでも辛い状況。同じフロアにあっても、歩くだけで辛いと思うので、とりあえず飲み物は多めに持っていくのが吉だと思う。

・使い捨てのコップ★★★⭐︎⭐︎!

→飲み物とセットであるといい。(特に2Lの場合は必須)
2Lのペットボトルを飲む時に使用した。
なお、紙ではなくプラスチックのものを持っていって、1日に1回取り替えていた。ゴミ箱があまり大きくなかったので、紙コップをたくさん捨てると嵩張っていたので、いい選択だったと思う。
夫や親が来てくれた時も、お茶を出すことができてよかった。

・食べ物(お菓子類)★★★⭐︎⭐︎

→少しあるといいかも。
でも、たくさんあると産後太りの原因になるので注意。
授乳をしていたからか、授乳のため何度も夜中に起きていたからか、とにかく深夜にお腹が空いたので、そういう時は持参したソイジョイなどを食べていた。
産院のご飯が結構しっかり出たし、おやつまで出たので、日中の間食をすると普通に太る原因になるので注意が必要だ。(私の屍を超えていってくれ)

・ふりかけ★★★⭐︎⭐︎

→あるといいかも。
産院では結構ご飯がたくさんでてくるところが多いようで、私の産院も例に漏れず多かった。お腹が空いているので食べたいが、白米のままだとやや辛かったので、ふりかけはあって助かった。
ちなみに私はアソートパックを1つ持っていっていた。


・※箱ティッシュ、ウェットティッシュ★★★★★

→どちらかは必須。できればどちらも持っていくといい。
箱ティッシュは産院から指定されて持っていっていた。
実際には、ウェットティッシュの方が使用頻度は高かった。
ウェットティッシュは、ご飯や授乳の前に手を拭きたい時に役立った。繰り返すが、出産後はダメージが大きく、体を動かすのが辛いので、できるだけベッドの上で色々なことが完結するように色々なものを準備しておくといい。ウェットティッシュはその一環としてお勧めだ。ノンアルコールのものがお勧め。

・大人用おしり拭き★★★★⭐︎

→持っていくことを強くお勧めする!!!!!!
特に自然分娩予定の人。(無痛とか関係なく、経膣の人は全員)
私もしっかり会陰切開されたので、産後しばらくはとにかくトイレで拭くのが怖かった。怖くてとてもトイレットペーパーなんて使えないので、大人用のお尻拭きは本当に助かった。最悪、赤ちゃんのお尻拭きでもいいと思うけど、大人用お尻ふき(お尻セレブ)は、トイレに流せるのが手軽で助かったのでお勧め。最初は本当に怖くて、ポンポン押さえるように拭いていたけれど、トイレットペーパーだとその時に多分傷口にくっついちゃうと思うので、お尻拭きを強く勧める。本当に。薬局とかで600円くらいで買えたので、本当にこれは持っていった方がいい。本当に。
ちなみに私は、60枚入りの大袋を2つ、携帯用を1つ持っていっていたが、60枚入りのは1つ使い切ってしまったので2パックあると安心だと思う。退院してからもしばらく使うので、とりあえず2パック持っていくことをお勧めする。
合わせて、退院時などに使える携帯用のものも1パック持っていると安心だ。

おしりセレブは、薬用の消炎剤の入ったものと、入っていないものがあるが、入っていない水色のパッケージのものがおすすめだ。どちらがいいかわからず、両方持っていったが、消炎剤入りのものはやや滲みて痛かった。そちらのほうが合う人もいるかもしれないが、何も入っていないものが誰にでも合うとおもうので、とりあえずはそちらを持っていく方がいいと思う。ちなみに私は、産後1ヶ月程度ずっとお尻セレブを使用していた。

・ モバイルバッテリー★★★⭐︎⭐︎

→あるといい。
陣痛室で過ごしている間は充電ができなかったので、あって助かった。
陣痛の時間は人それぞれだが、長いとスマホの電池がすり減ってしまい、せっかくの出産後に写真や動画が撮れなかった!ということが発生しうるので、持っていると安心だと思う。

コンセントがついたモバイルバッテリー。コンセントからの充電時も使用できて便利。

・ 充電用品★★★★★

→必須。
ないと死ぬ。インターネットの妖精なので。
持っていく電気製品の数によるが、2-3セットあると安心。

lighteningやTypeCなどさまざまな端子が必要な人におすすめ。ただし、このUSB Type Aの部分はめちゃくちゃ取れやすいので、TypeAが必要ない人は別の類似製品がおすすめ。私はすでに3本TypeAの端子が取れている。

・スマホスタンド★★★⭐︎⭐︎

→あるといい。
入院中は意外と暇なので、Youtubeを見たりするのに役立った。
(新生児のお世話をする以外に何もすることがないし、うちの新生児はミルクの時以外ずっと寝ていた)
また、授乳の様子を撮影したり、子どもとの写真を撮ったり、家族とビデオ通話する時にも役立ったので、持っていって損はないと思う。

・イヤホン★★★⭐︎⭐︎

→あるといい
動画を見たり音楽を聞いたりするのに使用した。
私は、外で使うBoseのノイズキャンセリングイヤホンと、睡眠時に使うアンカーのイヤホンの2種類を持っていったが、睡眠時用のイヤホンが結構役立った。
出産後はベッドにいる時間が長いのだが、横向きになったりした時に、普通のイヤホンだと押されて痛くなるが、睡眠時用のイヤホンはその痛さがだいぶ小さくなるので、基本アンカーのイヤホンをつけていた。
(特に、誘発分娩で誘発の薬を飲みながらNSTをしていた時は役に立った。1回5時間拘束される割に陣痛がつかず痛くもなかったため暇でずっと動画を見ていたが、その際ずっと右向きだったにもかかわらず、あまり耳が痛くならなくて助かった)
元々はつわりの時にずっどベッドにいて、動画を見るのに普通のイヤホンだと耳が痛くなったので購入したが、退院後も寝そべりながら動画を見る時に役立っている。ノイズキャンセリングがなく、赤ちゃんの泣き声なども聞き逃さないし、長時間つけていても快適なのでお勧め。部屋用イヤホンの位置付け。
また、雨の音が内蔵されているので、寝る時に使用するといいかもしれない。

・延長コード★★★⭐︎⭐︎

→あるといい
ベッド暮らしをしていたが、コンセントが近くになかったので延長コードを持っていっていて助かった。充電中もスマホを触りたい人は持っていくことをお勧めする。
余談だが、旅行にいく時も古いホテルだと枕元にコンセントがなくて困ることがあるので持参している。インターネットの妖精なので。

・Apple Watch(スマートウォッチ)★★★★⭐︎

→持っていくことを強くお勧めする
特に役立ったのが、音ではなく振動で目を覚ませるアラーム機能だ。
アラームだと赤ちゃんまで起きてしまいそうで嫌だったが、振動なら自分しか気づかないのでいい。また、振動だと音より確実に目覚めるのもよかった。
集団部屋の人の場合、アラームの音が鳴ると周囲の人に迷惑をかけるということもあるかもしれないが、振動なら他の人に迷惑をかけないで済むので、そういう点でもいいかもしれない。
なので、Apple Watchでなくとも、そういう機能のある安価なスマートウォッチでもいいと思う。

なお、私はブレイデッドソロループという純正のバンドを使用していたのだが、産後腕がむくんだ際に痛くて大変だったので、スポーツループという別のバンドに変更した。スポーツループは、全面マジックテープみたいな仕組みになっていて、肌触りが良く、どの位置でも止めることができるので、産後の浮腫みやすい時期に自由に調整ができてとても良かった。また、濡れても簡単に乾かすことができるし、金具がないので寝ている時に付けていても違和感が少ないのもいい。
少し高いが、産後のシーンにはかなりおすすめのバンドだ。

・暇を潰すもの★★⭐︎⭐︎⭐︎

→あってもいい。
さっきも書いたが、病院では新生児のお世話以外することがないので、案外暇なシーンもある。3時間おきの授乳で脳がやられるので、全然スマホをいじっているだけでも時間が溶けていくので無くても問題ないが、なにかやりたいことがあるなら持っていってもいいと思う。私はswitchを持っていって、スプラトゥーンのグランドフェスに参加した。読書とかしてもいいと思う。

・※筆記用具、メモ帳★★★★★

→必要
筆記用具は、書類関係を記入することもあるので黒いボールペンが必須。
沐浴指導などの際に、メモを取るためメモ帳があってもいい。私はアナログ派(アナログの方が早くメモが取れるため)なので、メモ帳を持っていっていた。

・フェイスタオル 2-3枚★★★⭐︎⭐︎

→あるといい。
病院で貸し出ししてくれるタオルの枚数次第だが、私の病院はフェイスタオル1枚、バスタオル1枚、足拭きマット1枚を毎日洗濯して交換してくれていた。
フェイスタオルは洗面所の手拭きとして使用していたので、お風呂に入った後使用できるのがバスタオル1枚だったのだが、私はフェイスタオルを持っていった。どういう仕組みでタオルを貸してもらえるかは病院によると思うが、念のため数枚持参すると、タオルが足りなくて困ることがないと思う。

・ リップクリーム★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

→あっても無くてもいい。
正直、私はあまり使用しなかった。9月という季節柄、どちらかというと湿度が高くじめっとしていたためあまり乾燥しなかったから出番がなかったのかもしれない。病院の湿度や冬場なんかは活躍するかもしれないので、持っていれば安心できると思う。嵩張るものではないので、念のためポーチに入れておくといいかも。

・ 骨盤ベルト、骨盤サポーター★★⭐︎⭐︎⭐︎

→あるといいかも。
赤ちゃんのお世話をする時に立ち上がり作業する時などに、コットの高さが合わず腰が痛むことがあるかもしれない。そういう時に使用すると楽になるので、持っていて損はないと思う。また、退院後お世話をする時に腰が痛くなり使用したシーンが何度もあったので、1本持っておくと安心だと思う。

なお、私は産前から腰が痛く、出産前から使える上記商品を買ったが、産む前はつけると気持ち悪くなってしまってあんまり使えなかった。個人差はあると思うが、合う合わないがあるので、産前産後兼用のものを買うと、使用チャンスが2倍になるのでいいかもしれない。

・院内用バッグ★★★⭐︎⭐︎

→あるといい。
入院中に診察に行く際、ナプキンを持ってくる指示があったのだが、それを持っていくのに役立った。私の場合はそれ以外あまり部屋から出ることがなかったので、小さいものでよかった。お風呂などで院内の移動が多い人は、荷物がしっかり入るサイズのものがあるといいかもしれない。

・⭐︎前開きのパジャマ★★★★★

→必須。(母乳をあげる場合)
枚数は3-4枚あると安心。(毎日洗濯に出せる場合。難しい場合は、さらに枚数が必要)
授乳の際、前開きのものじゃないといちいち脱ぐことになって大変面倒なので、必ず前開きのものがおすすめ。母乳をあげる場合必要、と記載したが、子供を産んでから数日間出るという初乳には特別良い成分が入っているようなので、完ミの予定だとしても、特別な事情がない限り産院にいる間は母乳をあげた方がいいと思う。
枚数については、私は産後とても汗をかきやすくなったため、毎日新しいものを着るために3枚必要だった。
私は張り切って、授乳用の横が空いたパジャマを購入したが、正直このスリットを使いこなすことがないまま完ミに移行してしまったので、わざわざ高い授乳用パジャマを買わなくてもよかったな、と少し後悔している。
一方、ちゃんとしたポケットがあるものを選ぶといい。入院中はずっとこのパジャマなのだが、ちょっとスマホをポケットに入れておきたい時、ポケットがないと本当にストレスになるのだ。下記2個は実際に私が購入したパジャマなのだが、上の商品は申し訳程度の胸ポケット(役に立たない)しかなく、地味なストレスが溜まったが、下の商品はしっかりとものの入るポケットがついていたので快適だった。退院後も、1ヶ月程度は外出できず、また体を休めるためベッドにいる時間が長く、このパジャマを着て過ごす人もたくさんいると思うので、持っていない場合は3-4着購入すると安心できる。(3着の場合は毎日洗濯が必要、4日だと1日明けても大丈夫なので、乾燥機付き洗濯機や浴室乾燥がない人、里帰りしない人などは4着程度もっていると快適だと思う)
また、細かいライフハックなのだが、パジャマは全て同じものを買うと、洗濯して畳む時「これはこれのペアで……」などと探す手間が省けるのでおすすめ。靴下を全て同じもので揃えるのと同じ発想だ。完全に余談だが、ブラとパンツのセットも5着同じものにすると、毎日上下が揃うのでおすすめだ。

ポケットがついていない、とても不便

ポケットがついている、優秀

・はおりもの★★⭐︎⭐︎⭐︎

→あると安心。
私の場合は必要なかった。しかし、それは夏場かつ個室で自分で快適な温度をコントロールできたからというところが大きいだろう。特に集団部屋の人なんかは好みの温度にできないこともあるだろうし、個室でも空調は中央で一括で管理していることもあるだろう。無くて困るより、持っていって使用しない方が安心だと思うので、はおりものは一枚あってもいいと思う。

・化粧品、ヘアアイロン★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

→あっても無くてもいい。
退院時に化粧をするかどうかによる。(それ以外は基本すっぴん)。
退院時に写真を撮ることも多いのであるといい、と書いてあったので持っていき、フルメイクで退院したが、本当に写真を記念に1枚撮っただけだし、そのまま家に車で帰って終わりなので、無くてもよかったかも、と思った。
電車などで帰る人、しっかりと写真を撮りたい人、外にすっぴんで出るのには抵抗がある人は持っていった方がいいと思う。

・授乳クッション★★★⭐︎⭐︎!

→あるといい。
ただし、産院によっては貸し出しがある場合があるので、その場合は無くてもいい。
授乳時はクッションがないと疲れるので、とりあえず用意しておくといい。
産院での貸し出しがある場合、持っていくと嵩張るものなので、こだわりがなければ借りるのがいいと思う。


・ 乳頭ケアクリーム★★⭐︎⭐︎⭐︎
→あると安心。
赤ちゃん、カメみたいな力で噛んでくるからだいぶびっくりしたし、痛くなるので必要になるシーンはあると思う。
ただし、私の産院はプリペトというワセリンを処方してくれたので、正直出番はなかった。

合う合わない、使う使わないがあるので、小さいサイズの購入がおすすめ。
会わなくても最悪リップクリームに使えるのも良い。

・ヘアクリップ★★★★⭐︎
→持っていくことをお勧めする。
授乳中は下を向いて赤ちゃんを見ているので、髪が垂れてきてとても邪魔だったので、ヘアクリップがあると安心。
なぜかヘアクリップをなくす習性があるので、2セット4本持っていた。(すぐに見つからないとストレスになるので)
100均のヘアクリップを持っていたが、コーム付きのタイプが一番掴む力が強くてよかった

いまではこれを3セット分家に備えている。

あったら良かったもの

・哺乳瓶洗いスタンド(小さな水切りトレイ)

私は、個室についている洗面器の近くに哺乳瓶洗いのスポンジを置いておくことができたのだが、おく場所がなく難儀したので、小さなトレイなどを持参すると置き場所に困らなくていいと思う。

・夜用ナプキン

産後は産褥パッドという信じられないくらい大きい生理用品みたいなのを使用するが、これは生理用品に比べパンツに固定する力が弱く、またとにかくガサガサするので、出血が治ってくる入院後半になると普通に不快になってくる。
また、私は産褥パッドが足りなくなり、一番小さいサイズを一度買い足したのだが、退院後はあまり使わない(生理用品で事足りる+生理用品の方が快適)ので、割高なのに余って損だなぁ、と感じた。夜用の生理用品があればそれも買い足さなくて良かったので、持っていくことをお勧めする。

・生理用ショーツ

産褥ショーツの欄で書いたが、産褥ショーツは産後2-3日は必要だったが、その後は診察に行く時以外は内診もほぼなかったので、生理用ショーツでよかったな、と思っている。特に退院する時、産褥ショーツの履き方を失敗すると大事件が起こる可能性があるので、1枚は持っていくといい。できれば数枚あると快適。

・蒸気でほっとアイマスク
授乳後、入眠する際に使用する。
授乳間はあんなに眠かったのに、授乳が終わると目が冴えていることがあり、寝なきゃいけないのについついスマホをいじってしまい睡眠不足に……という負のループに入る人は多いと思う。これをすれば、強制的にスマホが見られなくなるので眠りにつきやすくなる。開けるとあったかくなるので、スマホ早くやめないと、という気持ちになるので多めに持っていくのをお勧めする。(8回の授乳後、半分は寝ると考えると8回÷2×5日=20枚くらいあるといいかも)

持っていってよかったものベスト

※病院から指示のあったものを除く

1位:大人用おしり拭き
会陰切開後のデリケートなお股には必須
2位:汗拭きシート類
出産後の不快感を軽減できたおかげでゆっくり休めた。使用シーンは少ないが、最も疲れている時なので、あると非常に快適。
3位:ヘアクリップ
細かいストレスからの解放
4位:Apple Watch(スマートウォッチ)及びスポーツバンド
授乳寝過ごしを防止できるし、他人に迷惑をかける可能性がなくていい。
5位:イヤホン(睡眠時用)
ベッドの上で自分時間が楽しめるのがいい。

長くなったが、誰かの役に立てば嬉しい。

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