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ITパスポートを舐めてはいけない|資格合格体験記①
こんにちは、ハルログです。
今回は、2023年度のITパスポートに合格した体験記を書いていきたいと思います。
ITパスポートは、IT系の国家資格の中の登竜門的存在で、IT業務に関わる方に限らず、今のビジネスシーンに必要なIT知識が網羅的に問われる試験です。
私自身、あまり資格には無頓着で、「資格を持ってることと実務ができるのは別」という絶対的な真理があると思っているタイプですし、ましてや資格の中でも最もハードルの低いITパスポートを取得するのは「何をいまさら・・」感が強かったんですね。
ただ、会社として資格の取得を推奨(半ば強制)していることもあって、取得に向けた勉強を始めました。
「まぁ、勉強しなくてもいけるかな」とはじめは正直思っていましたが、結論から言います。
それなりにIT業界が長い方でも、全く対策せずに合格するのは難しいと思います。
理由としては、以下の2つ。
試験範囲が広い(網羅的)
IT業界の情報は常にアップデートされている
まず、初級レベルの試験とはいえ、試験範囲がめちゃくちゃ広いです。逆に言えば、ITパスポートの勉強をすることで、そこまでITに詳しくない方でも、ある程度ビジネスシーンで通用するIT知識は身につくはずです。
逆に、半端にIT業界が詳しかったり、それなりに実務でこなしてきた方が舐めてかかると、おそらく多くの方が合格点を取れず、初回の受験料を無駄にしてしまいます。
参考書は一冊でいいので購入し、通読しておくことを強く強くおすすめします。
ちなみに、下が私の使った参考書です。
アマゾンでもベストセラー1位になっているので、目にした方も多いかもしれません。
まぁ、人気ということもあって購入しましたが、この本に記載してある内容をしっかり網羅的にやることで、760点(600点合格)を取得し余裕をもって合格することができました。
最後に、個人的にITパスポートで躓きやすい分野として、「プログラミングとアルゴリズム」があります。
ここ、特にエンジニアの方やプログラミングを実務で使ったことがない方にとっては、非常にとっつきにくく、勉強してもちんぷんかんぷん・・となる可能性大です。
ですが、結論を先に言います。「プログラミングとアルゴリズム」は勉強しなくても合格は十分できます。
特に、エンジニアの方でない方は勉強しないことが合格するための大事な戦略になります。
結局、合格点の600点以上を取れば合格できる中で、「プログラミングとアルゴリズム」の分野で出題されるのはせいぜい数題。
それよりも、「プログラミングとアルゴリズム」の問題はさっさと飛ばして、貴重な時間をほかの分野に使いましょう。(これは、勉強時間も試験中の時間も両方です。)
特に、ITパスポートは内容が網羅的でもあるため、とにかく時間が足りません。立ち止まって考える計算系や「プログラミングとアルゴリズム」の問題はさっさと適当にマークして、時間が余ったらまじめに解いてみる、くらいのマインドが正解です。
あとは、3文字系の略アルファベットが鬼のように出るので、そこにアレルギーを出さないように。。(面倒でも、略の元となる正式名称を覚えるようにすると、遠回りのようで一番知識が定着します。)
ということで、今回はITパスポート合格のための方法についてお伝えしました。ぜひ、何かご意見やご質問、ご感想あれば、コメントいただけると幸いです。
→非IT系社会人(文系卒)が独学でITパスポート一発合格した勉強法