会社員としてのモチベーションはどこにおく?
こんにちは、ハルです。
フリーランスから会社員になってちょうど4年が経過しようとしています。
この4年間、いろいろあったなぁと思いつつ、時間が経つのは早いなぁとしみじみと感じる今日この頃です。
元々、フリーランスの時から会社員になった大きな理由は、自分の中に「今の仕事を続ける意味」が見いだせなくなったからでした。
もともと、ブログやサイト運営で生計を立てていたものの、どこかお金のためだけにやっている感がどうしてもぬぐえなかったからです。
今はワークライフバランスとか、やりがい重視とか、そんな言葉も一般的には一般的になってきましたが、「仕事=お金のためにやるもの」という公式に対して、”そりゃそうだろ”とどこか直感的に頭に浮かんでくるという方が多いのが実情だと思います。
でも、どうしてもお金のためだけに働くというのが苦痛でしょうがなくなってきました。
それで、元々やっていた仕事もどこか空虚感がつきまとい、今までやってきたことをやっていくのがとても辛くなりました。
個人でやっていた時のような自由(金銭的にも時間的にも)は少なくなりましたが、毎月安定して入ってくる給料はやはりありがたいですし、やることが明確になっている(タスクやプロジェクトが上から降りてくる)という部分は常にゴールややることを自分で設定しなくてはいけない個人の時と比べて、ある意味楽だなと感じることも多いです。(※実際の仕事自体が楽というわけではありません。)
ただ、最近感じるのが「会社員としてのモチベーションをどこに見出していいのか」という問題です。
会社員としてのモチベーションとってぱっと思い浮かぶのが、出世や給料アップ、やりがいのある仕事やプロジェクトへの参加、などでしょうか。
しかし、こういった出世や給料のアップなど、一般的な会社員のモチベーションになりそうなものに対して、全く興味も関心も湧かないのです。
別に、お金や地位に対して何の関心もありません、なんてきれいごとを言うつもりはありませんが、正直出世や給料アップをしてもよりそれ以上に責任と重圧が増えます。シンプルに、会社内の上司を見ていても、楽しそうに生き生きと働いている方は見たことがありません。
そう、「楽しさ」が実は自分の中では一番”やりがい”につながっている部分だと思っていて、仕事自体が楽しんでできれば、お金や出世よりも非常に強力なモチベーションになります。
「楽しさ」については人によっていろんな解釈がありますが、私の中では「没頭できるかどうか」が大事です。
やっている仕事やプロジェクトに対して、常にそのことを考えているか、仕事=遊びとなっている時が最もパフォーマンスが高まると思います。
あとは、「人とのつながり」も大事です。仲間と協力すること、助けて、助けられながら、自分のできることはやって、できないことは周りに助けてもらう、そうやって周りの個性を生かすことで、足し算ではなく掛け算のシナジーを生んでいくような、そういう仕事ができたら、やりがいを感じるだろうなと。
「楽しさ」と「人とのつながり」この2つを会社員としての現状の仕事に対して持てるようになれば、「会社員としてのモチベーション」も持ててくるのかなとぼんやりと考えています。(まだまだ道は長いかもしれませんが。)
fin