仕事を捨てる勇気
こんばんは、ハルログです。
今日は何をやらないかを決めることの方が、
何をやるかを決めるよりも何十倍も大事、という話。
フリーランス→会社員になって3社経験して実感してるのですが、
会社の仕事って、基本的にやることがどんどん増えていきますよね。
いや、もちろん会社として成長していくためにはやることは増えていく。
そんなの当たり前だろ!
という方もいらっしゃるとは思うのですが、実際それやって何か意味あるの?
っていう業務って結構ありませんか?
特に社長や上司が思いつきで丸投げしてくるような業務は大体当てはまると思います。(特に月曜日の朝礼の時に降ってくる率高い。)
もちろんやった方が良いんだろうけど、
それやったことによって、もっと大事なことへのリソース削がれますよ、と。
その結果、そのどうでも良いタスクやったことで、
本当にやるべきことが疎かになってしまう。
こんなことが日常茶飯事に起きてるなと感じます。
でも、特に言い出したら聞かない上司(社長)っていますよね。
だから、とりあえずは形だけでもやった風に見せなきゃいけない。
だからやるけど、モチベーションも上がらないし、
本当にやるべきことが後回しになるしで良いことありません。
マネージャーや社長、リーダーの役割って、
「やることを決める」
ことではなく、
(本当に大事なことにしっかりとリソースを割くために)
「やらないことを決める」
ことだと思います。
で、おそらく「やることを決める」よりも、
「やらないことを決める」方が、
よっぽど難しいし、覚悟がいります。
だって、一応やることをやった方が、
仕事の結果として目に見えるものが積み重なるし、
それによって安心できるんです。
逆に、「やらない」ということを決めると、
結果にコミットせざるを得なくなります。
(それ以外のもので成果を担保できないですからね。)
でも、その「やらない」決断によって、
チームのメンバーは逆にやることが明確になり、
迷わずにフルコミットできるようになります。
そうなれば、チームとしてのパフォーマンスが上がることは、
想像に難くないですよね。
自分自身、マネージャーやリーダーの立場になったときは、
しっかり肝に銘じておきたいと思います。
そのために、日々、胆力と覚悟を持って、
仕事をしていかなければ。
ということで、今日はこの辺で。