Finland ② オーロラ
前回、フィンランドのスイーツ土産について記事を書いたが、今回はコロナ禍前に見に行ったオーロラについて書きたいと思う。
友人と「いつかオーロラが見たいネ」と言いつつ、なかなか休みが合わず、何年も“宿題”のままになってしまっていた。
しかし、思い続けることは大切!
「オーロラ、見に行きたいな~」と思いながら、頻繁に航空料金などを見ていると、”おひとり参加限定参加ツアー『ひとり旅~FinnAir利用~私の心を癒すフィンランドの森とオーロラ5日間の旅』”というツアーに目が留まる。
「5日間なら休日出勤した代休2日使えるや~ん。あと公休2日と有給1日取れば行けそぉ!」
ツアーは10月で仕事の繁忙期も外れており、スムーズに上司の休暇了承も得られた。
友人とは一緒に行ける機会があれば、その時また行けばよい。
《行程》
ラップランド・ホテルズ・スカイ・オウナスヴァーラに3連泊。
このホテルは、屋上からオーロラが見ることができることが最大な特徴。
※但し、屋上へのエレベーターはなく、屋外の階段を使用
1日目
ひたすら移動。フィンランド航空でヘルシンキまで行き、フィンランドの国内線乗継でロヴァニエミへ。同日16:25到着(時差あるからネ)。
夕日に迎えられ、丘の上のオウナスヴァーラホテルへチェックイン。
2日目
「オウナスヴァーラの森」ハイキング。トナカイの群れに出会えた。
コタ*の中で現地ガイドの方がフィンランドの歌を歌ってくれて、焚火でソーセージを焼き、パンに挟んで食べた。
現地ガイドの方にフィンランドの教育事情、教育制度や教育費・交通費・給食費が無償の話もお伺いした。
*ラップランド地方によくある建物コタ。住むためではなく、バーベキューするための小屋。
天候悪く、オーロラ見られず。
3日目
サンタクロース村へサンタクロース🎅に会いに行く。
北緯66度33分、北極圏のちょうど真上にも行った。
お昼は世界最北端のマクドナルドで食事(かつてロシアに店ができたため、最北端ではなくなってしまったが、現在はロシアの店がなくなり再度“世界最北端”に)。
夕食はレストラン”ニリ”でトナカイのお肉をいただく。
臭み、クセなく、淡泊で食べやすい。歯ごたえあり。淡泊なので濃いめでしっかりしたソースが合う。
高タンパク質だが低脂質。栄養もビタミンB2、鉄分豊富。
トナカイの肉は極寒の地元の方の栄養源になる。
この日も天候悪く、オーロラ見られず。
4日目
ツアーは自由行動。
昼間はタクシーで市内中心部へお土産を買いに。
スーパーマーケットで”Geisha”チョコレートをまとめて購入。
サイズも小から大まで揃っていた。
その他、マリメッコやムーミンの紙ナフキンなどもスーパーで購入した。
ホテルに戻ってから、ホテルのサウナへ。
最終日の夜、待望のアクティブなオーロラがやっと到着。
緑色の大きなカーテンが揺らめき、頭上をオーロラが覆うと、”オーロラ”という自然に包み込まれていて不思議な感じ。
かすかにピンク色がかっていたのも見れたが、あまりに薄すぎてピンク色の写真は撮れず。
しかし、トホホの私。
マイナス6度の夜空でオーロラをずっと待つのも寒すぎて、
「もし風邪ひいて、旅行で休みもらった上にさらに休んでしまったら、仕事で迷惑かかるしな~」
と思い、暖を取るために部屋に戻り、少し仮眠・・・。
「わぁ~、すごい!すごい!」
屋外から聞こえる歓声で目が覚める。
オーロラの見え方には1~5までレベルがあり、私はどうやら、眠っている間にレベル5級のオーロラを逃してしまったらしい。
オーロラは自然現象のため、天候に左右され、オーロラを見に行くのが目的のツアーでも全く見られずに帰国される方もいらっしゃるので、私は見れただけラッキーなのだろう。
眠ってしまいレベル5の最高のオーロラを逃したリベンジをいつかカナダのイエローナイフかホワイト・ホースでしたいと思っている。
次はできれば赤色や紫色の混じったオーロラも見てみたい。