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150円に喜んでくれた娘の未来はやっぱり明るいものであってほしい

朝6時ころ、
「ヴーヴー!!ヴー!ヴー!」と言う唸り声で目が覚める。
正しくはうなされて起きる。これが夫だったらキイィィィィ!!ってなるんだけど、その正体はかわいいかわいい2か月の息子だから許せる。
最近は朝方、泣くのではなく超ご機嫌で「ヴーヴー!!ヴー!ヴー!」と唸りながら手足をバタバタさせて起きている息子。それに起こされる私って言うのがお決まり。あんまりにも元気でゴリラみたいだから笑う。まぁ、笑うのは余裕のある時だけ。

余裕のある時だけっていうのは、まだ息子の睡眠時間が安定していないから。息子はだいたい19時に就寝して、次に起きるのが11~2時、その次が3~6時。1回目の起きた時間によって2回目の起きる時間がなんとなく予想はつく。「夜中に1回で次が朝方なら余裕そうじゃない?」と思えたそこのあなた、違うんです。これに加えて4歳の娘の「トイレに行こう、、、」が不定期に来るものだから、精神と身体がうわぁぁぁとなるんです。今朝も息子のお世話が終わってもう一寝しようと思って少し寝た、、、ら娘に起こされて(こういう言い方したくないけれど、その時ばかりはこう言いたくなる)、ぐっすりと眠れない睡眠がさらに細切れになるものだから身体が追いつかず。

そんなこんなで起床時間は8時20分。寝すぎました。


夫は仕事なのですでに起きていて、自分の準備に加えて娘の朝ごはんを用意してくれていた。昨日の残り物のかぼちゃの煮物と、切ったトマト。娘曰く「きょうは何もつけたくない」とのことでそのままの真っ白な食パン。それとお決まりの牛乳。
娘が産まれてから2年くらいは自分の起きたい時間に起きて、自分のことしかやらなかった夫がここまで成長したことに感動。夫は本当に変わった。正しくは、「本当はできるのに、できる夫を引っ込ませていたのが私だった」と今では思う。あの頃の私だったら夫より後に起きるようなことはなかっただろうし、心の中で「寝過ごしたけどあと10分したらプリキュアだ!!間に合った!!」なんてガッツポーズはしない。私もいい意味で図々しくなったし、夫を頼ってありがとうって言えるようになった。


8時半からとっても楽しみにしていたプリキュア。
今日の感動シーンは、
(涙もろいのを隠さず感動したら泣くことに決めている私。今日も泣いた。)

「過去は変えられない、でも未来はこの瞬間から変えられる。
 明日はどんな自分になりたい?」

この名言、、、!!
「そうだよね!!うんうん、いつからだって変われるよね、私も変わるよ、、、!」と涙涙で、私も変わる決心をした。本当に単純な私。
こんな感じで娘よりプリキュアを楽しみ、何なら録画をもう一度見た今朝でした。それから洗濯を済ませてだらだらして、いよいよ選挙へ。


ベビーカーに息子を乗せて、娘と歩いて5分の小学校が選挙会場。会場は混んでいなくて、5分ほどでささっと終わってしまった。今回が今までで一番、どこに投票したいかを自分なりに考えた選挙だった。
正直、今まで選挙には毎回行っていたものの、適当に投票していたから。私が投票したところで何にも変わらないと思っていたし、誰が何をやっているかなんて分からなかったし分かろうともしなかった、興味がなかったから。
でも、娘が大きくなってきて息子も生まれて、「この子たちが安心して大きくなれる世の中になっていくのかな」って思うようになって。思ってるだけじゃなにも変わらないし、投票しないとあーだこーだいう資格もない。そんな思いで終わった私の選挙。


「投票行って外食するんだ~」の世代な私だけど、外食する気持ちにはなれなかったので投票後はスーパーだけ寄ることに。恒例の「お菓子1個だけ買っていいよ」に、娘はお菓子コーナーでお菓子を選び始める。1個なら何でもいいがルールなのだけれど、今日娘が選んだのは300円くらいの知育菓子。高い。。しかも、数か月前に買っておいしくないって言って食べなかったやつ。
正直買いたくなかった。値段もだけど、おいしくなくて捨てる結末が見えるから買いたくなかった。


私「それさ、前においしくないって言ってたやつだけど食べるの?」
娘「うん!今度は食べるよ!だってかわいいもん!!!」
私 (かわいいと食べるはイコールじゃないんだな、、)

娘に聞いてみたけれど、買う気満々だった。こういう時、ルールなのだから娘の意見を尊重するのがいいのかもしれない。おいしくなくて残してしまったとしても、それは失敗の経験になるだけ。それがわるいとも言い切れない。だけど育休中な私、ケチな私が発動してしまった。


私「コレ1つ買うのと、アンパンマンチョコ3つ買うのっておんなじなの。3つの方がよくない?」
こう言ってアンパンマンチョコ2つくらいで済まないかなってケチりだす私。娘は「(うーーーん)」って感じ。それなら、、、
私「あ!これかわいい!!キラキラだよ!このキラキラとこの辺りのチョコ1つ買うのでも同じ値段だよ!これなら食べてもなくならないよ!」


そういって娘に見せたのがセボンスター。
昔、私も大好きだったやつ。

娘はセボンスターを見ると、
「かわいいー!!これにする!」と言ってくれた。と同時に、なんだかやっぱり申し訳なくなって「本当にいいの、、?」って聞きだす私。買えないわけじゃないけれど、買わない自分のちっぽけさにごめんと思う。だけど娘は気に入ってくれたみたいだったので、お詫びじゃないけれど代替案通りにお菓子をもう1つ買った。
アンパンマングミ。2つ買っても知育菓子より安い。

家に帰って嬉しそうにペンダントを付ける娘。かわいい。

なんなら
「これね、プリキュアのペンダントなの!レシピッピが入ってるの!」
「これね、パパと電話できるの!今日も帰りは遅いみたい」
とか言う娘。
150円のペンダントが、想像を超えたものになっていた。そんな娘の想像力豊かなところに、私はいつも笑わせられる。だからやっぱり、娘がこれから大きくなっていく未来は明るいものであってほしいなって願ってしまう。


今回は大好きな岸田奈美さんのタグ企画に乗っかって書いてみました!
奈美さん大好きです!!!


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