ICF(国際コーチング連盟)のACCのテストを一発合格できたポイント
こんにちは。コーチのharukoです。
今月、ICFのACCのテストを辛くも1回目で合格できました!
noteではICFのテスト対策の記事を沢山読み参考にさせて頂いたので、
私の経験も、少しでもお役に立てればと共有させていただきます。
テスト前に勉強したこと
1. サンプル問題を解き、Chat GPTに解説を依頼する
サンプル問題はICFのサイトに載っています。
問題と回答(best とworst)が書いてありますが、サイトにはその理由まで書いていません。自分で考えて解釈しないといけないのですが、私はその理由がわからない問題もあったので、ChatGPTに質問と回答をコピペし、なぜこの回答なのか?ということを聞き、その回答をみて考えを深めていきました。
ただし、注意したいのは、ChatGPTくんは必ずしも正しい回答をくれるわけではありません!!間違っている場合もあるので、どういう意図でその選択肢があるのか?ということを考えるために使ってもらうと良いと思います。
2. 模擬試験を取き、ChatGPTに回答と解説をしてもらう
こちらも他の方の勉強法などで共有されていますが、ICFの模擬テストを解きつつ、ChatGPTくんにテストの回答の解説をお願いしました。
BestとWorst はどれか?その理由は何か?
ICFのサンプル問題と同様に細かく聞いていきます。
中には、やはり間違っている回答もありますので鵜呑みにしてはいけませんが、理解は深まりました。
英語コピペで、日本語で回答くれるので本当に便利ですね。
回答を見ながら、問題を再度眺めて、英単語の特徴を捉えることもやりました。
3. ChatGPTの回答を見ながら、ICFのコア・コンピテンシーと倫理規定を読み込んで答え合わせ
事前にさらっと読んでおいたコア・コンピテンシーと倫理規定ですが、ここから本気で読みます。1と2の問題と回答を考えた後だと、前よりもポイントかわかりやすいので、細かく読み込みました。
ICF 倫理規定
4. Bestで多用される英単語と、Worstで多用される英単語の傾向を掴むことで、英語のニュアンスや行動を把握する
これは回答の選択肢をみていくと気が付くのですが
・⚪︎にありがち単語→acknowledge / share / invite / support / celebrate…
・×にありがち単語→ tell / teach / encourage / praise / suggest / identify …
(これは私が感じたものなので、本当にその回答だとは限りません!!
実際に試験受けたら単語だけでは判断できないことが多かったです)
という、日本語訳にしてしまうと同じ訳だとしても、英語で読むとニュアンスが変わるものがあります。
また、acknowledge(認める)という行動は、私は行動というよりももう1段階軽い心の動き程度に捉えてしまいがちでしたが、ICFではもう少し大きな一つの行動として認識されているという発見がありました。まずは認める、というのがコーチの最初の一歩ですよね。
私が気づいていないだけで、他にもそのような認識の違いは多いのかも知れません。それを発見していくことも、合格に近づく一歩だと思います。
※テストを受けた後の感想としては、上記の単語を使っているだけでBest / Worst を一概には判断できないものばかりでした。
ただ言葉のニュアンスを理解しておくことで、多少は選択する際に役に立ったと思います。
テスト中の心構え
これ、凄く大事だと思いますが、
「絶対に!!絶対に!!1回で合格するぞ!!」
という気合いを入れること。受験料高いですし何度も受けたくない😭
とにかく絶対受かる!これだけは決めていました。
楽天的な私は、事前の勉強で勝手に手応えを感じていたので、90%合格だな!なんて気持ちで臨みました。
が、とんでもなかったです!!自分が甘過ぎました。
実際テスト問題を目の前にすると、難しくて気持ちがめっちゃ萎えました。
勉強役に立ったっけ?
全然正解わからなくない?
と一気に打ちひしがれます。受かる自信メモリは一気に下がりました。
ただ、600点中460点取れば合格、76%正解していれば間違えても大丈夫なので、難しくてもギリギリ合格はできるはず!と心を入れ替えました。
「この中に正解がある!ということは、私は絶対に受かる!」
実際Best とWorst を選ぶ問題なので、予想としては、問題の中の半分はわかりやすい問題で、残りの難しい問題の中から、半分+1問合っていれば76%の合格ラインに到達するはずです。
必要以上に落ち込まず、できる問題を確実に点数に繋げることが大事です。
テスト後に気づいたこと
1. 今までの勉強が役に立ったのかわからないくらい難しいかった
上記でも書きましたが、事前のサンプル問題や模擬テストよりも、数倍本番の方が難しかったです。今までの勉強なんだったんだ?と思ってしまいました。私も事前に難しいと聞いていたものの、これほどかと驚きました。
テスト問題をみて心が折れることを想定して、事前にメンタルのリカバプランや折れない気持ちを準備して行った方が良いと思います。
最後は気持ちで負けない!
2. 意外と時間が足りない
テストを受ける前は、テスト時間が長いなーと思っていました。実際に受けてみると、わからない問題に考えを巡らせていると、あっという間に時間は過ぎていきます。後で見返すこともできるので、迷うものは見返しのフラグをたてて、サクサク進みましょう。最初に1問何分で解くかというペースと見直しの時間を配分しておくと良いです。
3. 答えが明確でわかりやすい問題もある
全部難しいと思いきや、意外とわかりやすい問題もありました。これはサービス問題だなと思って、裏を考えすぎずにさっさと次の問題へ行きました。
とにかく、分かりやすい問題は急ぎましょう。
4. 間違いが見あたらない問題の解き方
4つの選択肢の中で、2つや3つ正解になりそうな選択肢があって非常に迷うこともあります。
「全部OKな行動じゃないの???」
と混乱してしまいますが、これが他の方のアドバイスでもよく載っていた「その時点を意識する」というものかと思いました。
要は、選択肢の行動は間違ってはおらず、全部コーチとして正しい行動。
ただ、「順番がある」という意味だと解釈しました。
(違ったらごめんなさい)
現時点から、どういう順番でコーチがクライアントに接していくのか? という問題なのだと思います。これから試験を受けられる方は、ぜひ行動の順番を意識して勉強されると良いと思います。
5.見直しの重要性
テストは前半と後半に分かれているのですが、私はどちらも見直しで回答内容を変えました。
テストは英文を日本語に訳しており、通常の文章に比べて少し違和感があります。正直、私は最初は文章がなかなか頭に入ってこなかったです。
問題を解いていく中で徐々に頭が文章の意図をとらえてきたので、頭の回転が鈍かった最初の問題を見返すと、全然違う選択をしていたことに気づきました。
とはいえ、その変えた回答が合っているかどうかはわからないです。
ただ、私は見直したおかげで合格したのだと思っています!
最後に
今回のICFのテストを受けるにあたって、noteを検索して沢山の方々の体験談を拝読し、非常に役に立ちました。
投稿されていた方々、本当にありがとうございました!
私の情報も、どなたかの役に立ちますように。
そして、これからもコーチ仲間の方々と切磋琢磨していけたら嬉しいです。
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