
♪はる自分史5 幼稚園2
自分史を綴るうちに、忘れていた幼稚園期の思い出がたくさんよみがえってきました。幼稚園入園だけでなく、自身の引っ越し、祖父母が隣に引っ越してきた等、変化の多い2年間だったと思います。
1.日常のこと
♪はる自分史97 幼稚園㊱
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 1, 2021
母方の祖父母が、わが家の隣に家を建て始めた。
年寄りの腕のいい大工さんが、息子さんと二人で作業していた。母が茶菓を差し入れするたびに、一緒に行っては木材の端切れをもらって積み木にして遊んだ。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0201r3 pic.twitter.com/DlOSTnyqlW
昔気質の大工さんです。祖父母とは長い付き合いのようでした。
大工さんからもらった木切れの匂いと感触が気持ちよかったです。
♪はる自分史99 幼稚園㊳
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 2, 2021
クリスマス。サンタさんからのプレゼントは、抱き人形用の洋服だった。
レンガ色のパンツスーツ、こげ茶色のロングスカート、薄い黄色のカーディガン。
サンタさんはどうやって私のお人形にぴったりサイズの洋服を用意したんだろう?#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0202r3
あとから考えると、すべて材料は母の古着でした。
見覚えのある地味な洋服に、心が落ち着いたのを思い出します。
♪はる自分史100 幼稚園㊴
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 3, 2021
風邪をひいて、かかりつけ医から湿布を出された。ガーゼに灰色のドロドロしたものをぬって、のどから胸に湿布するそうだ。見た目が気持ちわるい。
私は全力で泣いて嫌がった。母は負けられないとばかり強引に湿布しようとする。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0203r3 pic.twitter.com/FGUwnJHCG4
灰色のドロドロ、中身がなんだったのか、いまだに謎です。
♪はる自分史101 幼稚園40
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 4, 2021
湿布を貼るのを嫌がる私に、母は「そんな子はもう知りません!」と言って玄関から出ていってしまった。森の中の一軒家で置いてけぼり?怖い!
窓から顔を出して、母の背中に向かって「ママごめんなさい~」と泣き叫んだ。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0204r3 pic.twitter.com/DwNjqCqpav
母がすごい速さでずんずん遠ざかる(ように見えた)ので、必死で泣き叫びました。
♪はる自分史102 幼稚園41
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 5, 2021
母は戻ってきてくれた。
母:じゃあ湿布を貼るわよ😠
は:やだやだやだ😭
母:じゃあママは出ていくわよ😡
は:やだやだやだ😭
…しばらく押し問答が続き、最後は湿布を貼るはめになった。
母にはかなわない😂#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0205r3 pic.twitter.com/K5QAc3Jg5q
気持ちの悪い湿布でした。
2.言葉遣い
♪︎はる自分史103 幼稚園㊷
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 6, 2021
東京にいた時は子ども同士でも女言葉で
「~よね」「~なのよ」と会話していた。
こっちでは男女関係なく「~だよ」「~だよね」
私もすぐに周りと同じ話し方になった。両親は何度も注意したが直らなかった。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0206r3
父からは「『だよ』っていうのはパパだよ」と何度も注意されました。
東京にいる間は、うっかり「だよ」と言ってもすぐ直りましたが、引っ越してきてからは周りにすぐ同調してしまいました。
♪はる自分史104 幼稚園㊸
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 7, 2021
両親のことは「パパ、ママ」と呼んでいた。ある日友だちから「赤ちゃんみたい」と笑われた。
両親に「みんなみたいにお父さんお母さんて呼びたい」と話したら「パパママでなければお父様お母様だ」と言われた。そんなぁ😅#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0207r3
♪はる自分史105 幼稚園㊹
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 8, 2021
父の実家は「お父様お母様お兄様」、母の実家は「お父さんお母さん」。父にとって、目上に対して「さん」はあり得ないらしい。
私が生まれた時、いまどき「お父様お母様」でもないだろうという母の意見で、折衷案「パパママ」に決定。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0208r3
母の折衷案は叔父叔母の家でも採用されて、私のいとこ達は親のことをパパママ呼びするようになりました。
3.園生活
♪はる自分史106 幼稚園㊺
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 10, 2021
年明け。伝統的な遊びということで、幼稚園では全員にヒモで回すコマが配られた。遊びの時間はひたすらコマ回し。毎日のようにコマを触っていたから、ついに回せるようになった。嬉しかった。
今は残念ながら回し方を忘れてしまった。#自分史倶楽 #おつかれ戦隊0210r3 pic.twitter.com/vzw5yBYbTj
男の子も女の子も、夢中でコマ回しの練習をしていました。
うまく回った時の紐をひっぱる感覚が楽しかったです。
♪はる自分史107 幼稚園㊻
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 11, 2021
園には園庭用と保育室用の竹馬があった。
園庭用は普通の竹馬。
保育室用は棒の内側に足をのせる変わった形。
運動は苦手な私だけど、なぜか練習が楽しくて、できるようになった。
とっても得意な気持ちだった🥰#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0211r3
室内用での竹馬は転んでもあまり痛くないので、楽しく練習していました。
♪はる自分史108 幼稚園47
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 12, 2021
年少組ももうすぐ終わり。年長組の保育室から「思い出のアルバム」が聞こえてくる。ピアノを弾ける子が、真似して弾いている。
左手の伴奏がずーっとドミソ。おかしいでしょ。ドミソ4回のあとはドファラ2回でしょ。#自分史倶楽部#おつかれ戦隊0212r3
年長にあがる前に、もうピアノが両手で弾ける子が何人かいました。
保育室のピアノで先生の真似をして弾いている子がいます。でも伴奏の和音がおかしいことに気づいて、心の中で「違う!」と思っていました。
「思い出のアルバム」の思い出についての自分史ツイートです。あの時ピアノを貼り付ければよかったです。左手がドミソ4回のあとはドファラ、わかりますか?
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 16, 2021
#自分史倶楽部 https://t.co/xwcVkrtCRc pic.twitter.com/zcQoKqfq3j
4.家でのこと
♪はる自分史109 幼稚園48
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 13, 2021
ある日、両手を頭の上で組んで伸びをしていると「あれ?頭の上に手が届くようになったの?」と母。
私が赤ん坊の頃、両親が伸びをすると、真似して両手を上げるが頭の横までしか手が届かなかった。面白がって何度も伸びをしては真似させたそうな。#自分史倶楽部
母は一人っ子のせいか、小さい私の様子を見るのが新鮮で面白かったようです。
♪はる自分史110 幼稚園㊾
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 14, 2021
夜は8時には布団に入った。二階の寝室の入り口までは母が一緒に来てくれるが「おやすみなさい」とあいさつしたら灯りを豆電球に落として1人で寝る。
なかなか寝付けないので、タオルケットのパイルを引っ張って、できるだけ長く糸を引き出して遊んでいた🤣
タオルケットの肩口がボロボロになり、母に叱られました。
♪はる自分史111 幼稚園50
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 15, 2021
5歳の時、曾祖母(父の母親の母親)が亡くなった。1回しか会ったことがないし、全く実感が沸かないし悲しくもなかった。
だけど毎晩布団に入ると「死んだらどうなるんだろう」と考えるようになった。ますます寝つきが悪くなって困った。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0215r3
布団のなかで考え事を始めると、ますます眠れなくなります。
♪はる自分史112 幼稚園51
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 16, 2021
たまに母がちょっと近所へ行っている時、こっそりピアノをいじるようになった。
ドレミファソラシド。あ、できた❣️
レミファソラシドレ…なんか悲しい音だな😢レドシラソファミレ…変な音😢
スケール(音階)探しが好きな変わり者。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0216r3 pic.twitter.com/UX4Ooubtwz
ピアノのふたはいつも開けっぱなしだったので、こっそりいじることができました。母は私のこっそりを見越してふたを開けっぱなしにしたのかもしれません。
♪はる自分史113 幼稚園52
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 18, 2021
母はペーパードライバーで自転車にも乗れないので、買い物は私を連れて徒歩25分の商店街へ。週に何回も歩くので、足が丈夫になった。
#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0218r3
近くにスーパーもないし、買い物はなかなか大変だったと思います。
♪はる自分史114 幼稚園53
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 19, 2021
買い物はスーパーよりも魚屋さんや、八百屋さん、肉屋さん。
ある日魚屋さんに行ったら、店頭にしじみが。私はしじみのお味噌汁が大好き😋
思わず「しじみ❣️」と歓声をあげたら、魚屋さんのお兄ちゃんが「はいよ❣️しじみね」とニッコリ。#自分史倶楽部#おつかれ戦隊0219r3 pic.twitter.com/lubErIU8Yi
さすがに「しまった!」と思い、母に「どうしよう…。」と言いました。
この時母がしじみを買ってくれたのかどうかは、覚えていません。
5.ピアノのおけいこ
♪はる自分史115 幼稚園54
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 20, 2021
ピアノを弾いてみたくて、母に「教えて」と頼んだ。母は引っ越してきて以来、まだピアノのお弟子さんがいない。私が弟子1号になった。
約束はふたつ。
①レッスン中は先生と呼ぶこと
②始めと終わりに挨拶をすること。#自分史俱楽部 #おつかれ戦隊0220r3 pic.twitter.com/hyWYAKHVCS
♪はる自分史116 幼稚園55
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 21, 2021
母のピアノレッスンは、私にはごっこ遊び感覚。
レッスンバッグを持って廊下からドアをノック。
母がドアを開けて、お互いおじぎをして「先生こんにちは」
ピアノに教本を置いて「お願いします」
終わったら「ありがとうございました」#自分史俱楽部 #おつかれ戦隊0221r3 pic.twitter.com/X3EMiwng4h
レッスン中の母との会話は「ですます調」でした。
♪はる自分史117 幼稚園56
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 22, 2021
近所の友だちは、ほとんどが大きなピアノ教室で習っていた。
それでも同い年の友だちが1人、ひとつ年上の友だちが1人、母にピアノを習いに来た。レッスンのあとはそのまま私と遊んで帰った。仲間ができて嬉しかった。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0222r3 pic.twitter.com/TmVPMzj3eR
♪はる自分史118 幼稚園57
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 23, 2021
ご近所の母親どうしの井戸端会議。
「はるちゃん家でピアノを習わせようかしら」
一帯のボスママ:「あら、うちの子が習ってる大きな教室の方が、きちんと教えているからいいわよ」
母の目の前で言われた。ご近所付き合いも大変だ。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0223r3 pic.twitter.com/LKid1Pg3y7
このボスママとは、親子そろってのちのちまで大変でした。
6.祖父母とのこと
♪はる自分史119 幼稚園58
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 24, 2021
春になって、となりに母方の祖父母が引っ越してきた。毎日祖父母と遊べるので私は大喜び。
祖父は家庭菜園を始めた。トマト、きゅうり、エンドウ豆、花豆、ピーマン、祖父が育てたナスはアクが少なくて食べられた!
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0224r3 https://t.co/JYUZqxYgf9
祖父が畑で育てたナスは、アクがなくてみずみずしくて美味しかったです。
♪はる自分史120 幼稚園59
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 25, 2021
父方の祖父母の家まで車で1時間半。年に数回遊びに行った。透明のティッシュケースにピンク、水色、黄色のティッシュが層になって入っている。私が欲しがったので祖母がポリ袋に何枚か入れてくれた。とっても嬉しかった。その帰り道…。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0225r3 pic.twitter.com/fUdFnAvT6x
♪はる自分史121 幼稚園60
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 25, 2021
祖父母の家からの帰り、レストランに寄った。祖母からもらったティッシュの袋を大事に持って入った。
食事を終えるともう眠い。席を離れる時、うっかりティッシュを置き忘れた。そのまま車に乗って駐車場を出た。
もうすぐ家に着くという時に…。#自分史俱楽部 pic.twitter.com/T8tM7Ctati
♪はる自分史122 幼稚園61
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 25, 2021
「ティッシュの袋がない!」忘れ物に気づいた私は大騒ぎ。
無くても困らないだろうと、両親は私をなだめた。私は泣いて騒いで、言うことを聞かない。
父は諦めてもう一度レストランまで車で戻った。ティッシュはお店にちゃんとあった。よかった☺️#自分史俱楽部 pic.twitter.com/sAkO5ZEvg6
あの時の大切なティッシュ、今も色が思い浮かびます。カラフルなティッシュ、今は見かけませんね。それにしても短気な父がティッシュのためにわざわざレストランに戻ってくれるとは。根は優しいのです。
7.年長組に進級。あれこれ
♪はる自分史120 幼稚園59
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 25, 2021
幼稚園は年長組に進級した。
クラスはもみじ3組。名札は白のさくら型。他の組はピンクや黄色や赤でカラフルなのに、白なんてつまらない。
工事中だった鉄筋コンクリートの園舎が完成して、保育室は新園舎に移った。水洗トイレがある!
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0225r3 pic.twitter.com/Uf4XSlBOzp
周辺の住宅地はほとんど水洗トイレ完備でしたが、幼稚園の木造園舎では汲み取り式でした。新しい園舎の水洗トイレは嬉しかったです。
ちなみに、その頃のわが家周辺は下水道が整備されていなくて、わが家では泡洗浄式の汲み取り式トイレでした。その後下水は整備されましたが、今も実家の裏庭には浄化槽が残っています。
♪はる自分史124 幼稚園63
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 26, 2021
父が運転好きなので、よくドライブに行った。右側に富士山が見える。しばらく走るうちに見えなくなった。
今度は左側に見えた。
しばらく行くと、今度は後ろに見えた。
「パパ、富士山ってたくさんあるの?」
純真な子どもだった#自分史俱楽部 #おつかれ戦隊0226r3 pic.twitter.com/lsN6swwX86
「富士山はとても高い山だから、あちこちから見えるんだよ」と説明されました。遠くに小さく見える富士山がとても高い?小さい私には理解できませんでした。
♪はる自分史125 幼稚園64
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 27, 2021
月の出ている夜に道を歩いていると、お月様がついてくる。車に乗っていても、電車に乗っていてもついてくる。
お月様って、ずいぶん速足なんだな。お月様と仲良くなりたいな。
つくづく純真な子どもでした。
写真は今夜の満月#自分史俱楽部 #おつかれ戦隊0227r3 #満月 pic.twitter.com/NFHlHoZvpQ
このツイートを見て「自分も子どもの頃同じことを考えてました」とリプしてくださった方が何人もいました。お月さまが後をついてくるのは不思議ですよね。
♪はる自分史126 幼稚園65
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) February 28, 2021
同じ組で仲良くなった子の家に遊びに行った。大人の足で歩いて25分の距離。遠いので母が一緒に行ってくれた。
私は行って帰って1往復だけど、母は送り迎えで2往復!母親業って大変だ!
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0228r3 pic.twitter.com/YPnfdGu08T
♪はる自分史127 幼稚園66
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 1, 2021
歩いて25分の友だちの家にたびたび行くのは大変だ。3回くらいお邪魔したのち、「今度は私の家に遊びにおいでよ」と誘った。すると「遠いからやだ」
私だって遠いところを歩いて行っているのに、この子は何を言ってるんだ??と思った。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0301r3
5歳児には理屈が通じないのです。自分ばかり遠い道のりを訪ねて行くのは不公平に感じて嫌でした。
8.筑波山お泊り会
♪はる自分史128 幼稚園67
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 2, 2021
年長組は筑波山麓で一泊二日のお泊り会がある。
園バスで筑波山まで行って、ケーブルカーで途中まで登って、そこから山頂まで登る。下りはロープウェイ。筑波山はガマの油が有名らしい。ガマ石という大きな岩があった。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0302r3 pic.twitter.com/bI79iD1eBR
♪はる自分史130 幼稚園68
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 3, 2021
筑波山のガマ石は、その昔、永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出した場所といわれていることからこの名がついたそう(出典 筑波山奇岩・怪石ガイドhttps://t.co/L224ZHN0RN)。ガマの口のようにも見えるので、みんな小石を投げ込んでいく。#自分史俱楽部 pic.twitter.com/84sJZx133h
筑波山は関東平野の真ん中にそびえる800mくらいの山です。男体山と女体山が連なり、見分けやすい形をしています。周囲が平野なので、遠くからもよく見えました。
♪はる自分史131 幼稚園69
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 4, 2021
お泊り会。夕方はみんなでお風呂に入り、はだかで記念撮影。今だったら問題になるかもしれない。
夜はみんな友達と2人で一組のお布団で寝る。
私は、まだおねしょが治っていなかった。もし今夜失敗したらどうしよう…。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0304r3 pic.twitter.com/V6orN1qo6K
実は、お泊り会に行く何日も前からとても不安でした。
♪はる自分史132 幼稚園70
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 5, 2021
寝る前にちゃんとトイレに行った。きっと大丈夫。朝になった。お布団は濡れていない。やった。よかった。本当にほっとした。そのあと家に帰るまでのことは全然覚えていない。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0305r3 pic.twitter.com/fspKCK7xGq
無事にお泊り会を切り抜けることができました。よかったです。
9.外遊び
♪はる自分史133 幼稚園71
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 6, 2021
幼稚園から帰ると、庭で遊ぶことが多かった。春は庭にスミレが咲いた。薄紫のものはたくさん咲くから摘んでいいけど、濃い紫のは少ないから摘んじゃダメ。母に厳しく言われた。少なくて珍しいのを摘みたいんだけどなぁ。#自分史倶楽部 pic.twitter.com/wrTaSBa3pN
濃い色のスミレはとても綺麗で、摘みたかったけど我慢しました。
♪はる自分史134 幼稚園72
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 7, 2021
庭にはサンショウの木があって、アゲハ蝶が卵を産む。おかしな目玉模様のついた幼虫が葉っぱをムシャムシャ食べている。母はイチゴのパックに穴を開けて即席飼育ケースを作り、幼虫を捕まえて軒先で飼った。私にはとても真似できない。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0307r3 pic.twitter.com/V2vEAwLz2y
♪はる自分史135 幼稚園73
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 7, 2021
のちに母に「あの時、アゲハの幼虫は気持ち悪くなかったの?」と訊ねたところ「せっかくだから飼って観察させたかったの。私が気持ち悪がったらはるこも同じようにすると思ったから、ぐっと我慢したのよ」と答えた。やっぱり私にはとても真似できない。#自分史俱楽部
母の教育熱心には頭が下がります。実際に虫を飼った経験は小中学校での理科の勉強で役に立ちました。教科書だけの知識と自分の経験から得た知識では定着度合いが全然違います。
♪はる自分史135 幼稚園73
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 8, 2021
庭には2本のシバグリ(野生の栗)の木があった。花が咲いて地面にる頃、栗の花によく似た毛虫も落ちてくる。気持ちが悪くて栗の木の下は歩けなかった。でもシバグリはおいしいので、もったいなくて倒せない。毛虫はガマンしなきゃ。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0308r3 pic.twitter.com/o2ZvMbfGk7
つばささん
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 8, 2021
シバグリは、普通の栗と同じようにイガの中に3個入っていますが、サイズがとても小さいです。普通の栗の1/3~1/4くらいかな?味が濃くておいしいんですよ🥰茹でただけで甘味があります。剥くのはとっても大変だから、自分で齧って皮を剥がして食べました。
シバグリはお店で売っているのを見たことがありません。採りたてのせいか、ふつうに売られている大きな栗よりおいしかったです。
♪はる自分史136 幼稚園74
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 9, 2021
幼児雑誌に、カブトムシの捕まえ方の記事が載っていた。栗やドングリの木に黒蜜をぬっておけば集まってくるらしい。母は庭の栗の木で試してみた。夜になるとおもしろいように集まってきた。近所の男の子たちも来てつかまえた。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0309r3 pic.twitter.com/qqBoRUDSZo
身近にカブトムシやクワガタがいたので、のちにお店でカブトムシが売られているのを知ってびっくりしました。カブトムシを触れない女性が多いようですが、私は今でも平気で触れます。
♪はる自分史137 幼稚園75
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 10, 2021
家の近くにはまだ田んぼや小川が残っていた。大きい子たちがザリガニ取りに行くというのでついて行った。「ザリガニ」という名前をみんな知らなくて「エビガニ」と呼んでいた。たしかにハサミがカニみたい。#自分史倶楽部 pic.twitter.com/xEkeo6pgGi
この頃が家の近くに田んぼがあった最後の年でした。小川は暗渠になり田んぼはどんどん埋め立てられて住宅地になりました。
♪はる自分史138 幼稚園76
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 11, 2021
家の周りの道路はまだ舗装されていなかったけれど、舗装の準備なのか砂利や小石がよく運び込まれていた。小石の中に、時々白やオレンジ色のきれいなな石が混じっていた。
私は道を歩いては宝探しをしていた。#自分史倶楽部 #おつかれ戦隊0311r3
家の周りは、どろんこだったのが砂利道になりました。今はこの林全部が住宅地になっています。
♪はる自分史139 幼稚園77
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 12, 2021
家の周りが雑木林なので、シマリスをよく見かけた。コジュケイやヒヨドリ、オナガの声がよく聞こえた。冬に雪が積もるとウサギの足跡があった。ご近所さんが言うにはムササビもイノシシもいると。さすがにイノシシは冗談だと思う。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0312r3 pic.twitter.com/SHcxzipQjt
周囲が住宅地になっても、しばらくはシマリスを見かけました。雪の日のウサギの足跡も、小学生の頃までは見られました。
10.祖父母の家
♪はる自分史140 幼稚園78
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 13, 2021
両親が親戚の結婚式に出席するので、隣の祖父母の家に泊めてもらった。祖母は私を連れて歩いて20分の魚屋さんでエビを買って、得意のエビフライを作ってくれた。ガス釜なのでごはんがおいしい。祖父母の家での食事は楽しかった。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0313r3 pic.twitter.com/HbCxReyHfp
祖母は母より揚げ物が上手だと自負していたので、いつも張り切ってエビフライを作ってくれました。徒歩20分の魚屋さんのエビはプリプリでおいしかったです。母に「あの魚屋さんのエビが食べたい」とねだると「遠いから時間かかるし無理」と却下されました。
この頃家にあったのは電気釜。ごはんはあまりおいしくなかったのです。父方も母方も、祖母はごはんをガス釜で炊いていました。ガス釜で炊いたごはんは火力が違うせいかおいしかったです。
♪はる自分史141 幼稚園79
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 14, 2021
両親が私に内緒で、隣の祖父母に私を預けて2泊3日のテニス合宿に行った。行先は山中湖。夜、祖母とテレビを見ていたら山中湖のスワンボートが映った。「パパとママはここに行ってるのよ」と祖母がうっかり口を滑らせた。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0314r3 pic.twitter.com/NxD6CnXwPh
♪はる自分史142 幼稚園80
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 15, 2021
両親が私を置いて楽しそうな場所に行っているらしい!ずるい!私も行く!祖父母がいくらなだめすかしても、私は「パパとママのところに行く~」と大騒ぎ。すっかり疲れ切った祖父母は、その後お泊りでの預かりは一切断った。
#自分史俱楽部#おつかれ戦隊0315r3 pic.twitter.com/DoyIoniqEZ
母の祖母に対する口止めが甘かったようです。それとも子どもを押し付けて遊びに行っている娘夫婦への意趣返しだったのでしょうか。
11.運動苦手?
♪はる自分史145 幼稚園81
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 18, 2021
外遊びの時間。雲梯に友達がみんな行くので一緒に並んでみた。入口で他の組の子に聞かれた。「何ができる?一段抜かし?グーパー?」なんのこと?私は一本目の棒に両手でつかまってみたけど、片手を離して前へ進むことはできなかった。みんなすごいな。#自分史倶楽部 pic.twitter.com/L68WAXgELN
♪はる自分史146 幼稚園82
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 19, 2021
運動会。リレーを走った記憶はあるけど、他のことは覚えていない。リレーの写真には他の走者が写っていない。父曰く「はるこはダンビリ(断然ビリ)だった」。遅すぎて他の走者が写らなかったのだ。
でもこの頃は運動が苦手でもあまり気にしていなかった。#自分史倶楽部
まだクラスのみんなも周りが見えていないのか、私が運動が苦手でもいじってくる子はいませんでした。それとも私が気づかなかっただけかもしれません。人目を意識しなかった幼児期は気楽ですね。
12.躾
♪はる自分史147 幼稚園83
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 21, 2021
そろそろ小学校入学を意識して、テレビの時間は1日30分、布団に入る時間は8時と家庭内ルールが決められた。土曜日は「8時だよ!全員集合!」があるから8時過ぎてもOK。でも30分ルールがあるから最初のコントまでしか見られなかった。#自分史俱楽部 pic.twitter.com/it55XrF73p
はるこさん
— 🕊つばさ@ハッピーノート・アンバサダー 🎀 (@tubasa0806) March 21, 2021
残念でしたね。お友達と話が合わなかったのでは?
つばささん
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 21, 2021
この頃は友達が話していることをそんなに理解できなかったから気にしていませんでした。ただ、わが家ルールはずっと厳しかったので、友達と話が合わない状況は高校生まで続きましたね。
ワハハハ🤣🤣🤣
— マーシー@自分史活用アドバイザー/REfine南日本担当 (@marcy60marcy) March 22, 2021
それはかわいそうや😆
我慢強さが培われました。そして集団生活での協調性は全然育ちませんでした😅だって話が合わないんだもん😓
— はるこ@半世紀を反省期 (@Haruorigami) March 22, 2021
「テレビは30分!」ルールは小学生まで続きました。そのあと大学生までは「テレビなんて見てる時間あるの?」と父が嫌味を言ってくるので、親の目が届く時間帯はテレビをほとんど見ていません。のちのち集団生活を送るのが苦手だった原因の一端はテレビだったと思います。
幼稚園期自分史は99まで。noteは幼稚園3に続きます。