第六感は絶対的なのか
今回は日向坂46の9月発売予定の新曲、
｢絶対的第六感｣の感想です。MV見る前に書いちゃいます。ガマンできませんでした。と言うかMV見る前に書きたかったんです。
しょげかほというＪＫコンビをセンターにしての新曲という事で、初々しい明るいぶっ飛んだ曲をぶつけてくるって妄想していました。
そう、頭にあったのは「見たことない魔物」。
数多くのおひさま達も同じような妄想をモクモクと頭上に浮かべたんじゃないでしょうか。いやこれも妄想ですが。
そんな妄想の妄想、見事なまでに裏切られました。
音源に先駆けて公開されたティザー映像に入っていたイントロを思しき音と、これまた先行公開されたジャケ写とがね、なんか頭の中で重ならなかった。あれ、ジャケ写、儚げじゃん。
そして、運命の日。大げさに迎えた8月16日。
第一印象。おお、そう来たか。ああ、そうなのね。
僕は昔から期待値を大きくし過ぎて、自分から三振しにいくタイプの人間なもので、日向坂だけに限らず今までも同じ空振りをし続けて来ました。
わっくわくのドッキドキ、ホームラン打つ気満々で買ってきたアルバムをトレイに入れる、さあ始まるぞ！！って盛り上がったのも束の間、一巡ほぼ全曲早送りとかしながら聴いてそのまま開かずのＣＤケースと化させた事が何度あったことか。
よくあるでしょ、前のアルバムと全然方向性変わってんじゃん。何ならジャンル変わっちゃってんじゃん。あれ？間違えて買っちゃった？みたいなやつ。
もう作る方の努力とか苦悩とか全く考えてないので、
「もう前みたいなヤツでいいんだよ」とか平気で言っちゃうし俺。
そんな感じでＣＤラックの肥やしになったアルバムが数知れず。
ジャケ買いしたヤツならまだしも、ずっと聴き続けてる人の新譜とかだとそれこそ期待値がビンビンに反り返っちゃってて、反動がとても大きい。えー写真と全然違う人来ちゃったよーえー、みたいな。
そんな愚行を繰り返しながら、僕は考えました。肥やしとなった名作達を救う方法を。
簡単でした、しばらく聴かずに寝かせるんです。
自分を落ち着かせるんです。ビンビンに反り返った期待値を冷ましてあげることで、曲本来の良さをすーっと純粋に入るようにしてあげる。
この方法で何枚の名作を救ってきたか。いや、自分の愚行を改められてきたと言った方が正しい。
前置きがクソ長くなりましたが、正直新曲を最初に聴いた時にはあんまりでした。そっちに曲げてくるか、的な。
日付変わってすぐ聴いたので、そのまま寝て、翌日仕事行って帰るまで寝かせときました。
もし帰り道の僕を見かけた人がいたら恥ずかしいくらいにニヤニヤしてたはず。成功です。
いやいやいやいやめっちゃいいじゃん！！歌いたくなる感じ好き！かっこいいしょげかほ？見たいぞそれ！
｢第六感｣って言いたいだけでカラオケに誘ってくれそうな曲。繰り返せば繰り返す程に好きになってきてます。
そんな感じで、MVを正座して待ってる気持ち悪い僕。
まああれです、音楽の善し悪しの感覚なんて完全に｢個人の趣味｣なので、ハマらない人だっていると思います。
｢万人にウケるヒット曲｣なんてありませんから。
ましてやこのシングルが成功かどうかなんてもっと後になってわかる事ですし。
どんな曲が来たって全力で応援するのがファンってもんだと、僕は思います。好みの曲が出てくるに越したことはないですが、何よりもあの子たちを応援するのが僕たちの｢推し事｣なんですから。
｢いやいやそれにしてもこれイマイチだよ｣って思うんなら、周りから盛り上げて盛り上げて盛り上げて魔法かけてやってください。
｢こんなにも熱く応援されてるこの子たちはなんだ？｣ってなるくらいに。
最近のフェス現地参戦おひさまの熱い応援はこんな片田舎までも聞こえてきてます。他のアーティストまでも盛り上げて、ファンを増やして帰ってくるあなた達の存在を、偉そうに聞こえるかもしれませんが僕はとても誇らしく思っています。
あんたらならやれるよ、どんな曲がきたって盛り上げられる。こんなこと僕なんかが言わなくても、誰よりもメンバーたちがそう信じてるはず。
すみませんライトユーザーが偉そうに言いました。
ミーグリちゃんと参加しますグッズももっと買いまあああああああああああああああす！！
…
さて、これ書きながらも新曲聴いてます。
何回も繰り返しちゃってます。
思ってた方向性とは全然違いましたが、聴けば聴くほどに好きになってきて、好きすぎてちょっとグッとくるくらいに。
｢当ててみようか？｣のとこ、やばい。
明日はMV公開の日です。18時か、たぶん仕事終わった直後に見ます。めっちゃいいってメンバーも言ってるしな、なんか泣いちゃいそうな予感がしてます。
もし目を赤くしてスマホ凝視してるおじさん見かけたら、それは僕かもしれません。声かけてくれたらめちゃくちゃ喜びます。コーヒー奢るから語り合おう？？