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思わず考えちゃう

こんにちは、春キ宵です。
私は最近、「完璧」とはなんなの?という漠然とした疑問と向き合っていました。
突然気になったんですよ。

私はよく課題を「これで完璧!」って言いながら提出するんです。
たくさん考えて、私なりに完璧に仕上げた課題だから完璧なのは確かなんです。
でも実際、全部の課題が高い評価をもらえるわけではなくて、、。
評価が低かったり、思ってるような反応をもらえなかったりしてかなり複雑な気持ちになる時もある。悔しいから次の課題ではもっと頑張っちゃう。結果は別として…。

まぁ世の中そういうものです。

完璧とは何か。

かん‐ぺき〔クワン‐〕【完璧】 の解説
[名・形動]《傷のない宝玉の意から》欠点がまったくないこと。また、そのさま。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/完璧/

完璧とは欠点がまったくないこと。
私が今回言いたいのは、「完璧な人なんて存在しない」とか「完璧な課題なんて作れない」とかそういう負け惜しみみたいなことでは、決してないので安心して欲しい。
完璧っていうのはいわゆる、自分の中の理想の像や模範解答のことを言うと私は思う。
つまり、私たちは「完璧」を目指して日々の生活を送っているということ。
そうそう、だから世の中の全ての人は頑張りすぎてしまう。

え?じゃあ「完璧な人なんて存在しない」って言ってるのと同じじゃん?って思った人はもうちょっと考えてみて。
少し違う、私が言いたいのは別に完璧にならなくたっていいんだってこと。
目指すことに意味がある。

ヨシタケシンスケ
『思わず考えちゃう』

絵本作家のヨシタケシンスケさんを知っていますか?
普段は絵本を描いている方ですが、思わず考えちゃうヨシタケシンスケさんはアイデアスケッチがたくさんあって、その中から厳選されたお話をまとめたエッセイも出版されているんです。
考えすぎてしまった時、息抜きのヒントをもらえる、そんな本。
私は完璧について考える中で紹介したい言葉を『思わず考えちゃう』で見つけました。

よごれて洗って よごれて洗って。いい感じになりなさい。

『思わず考えちゃう』ヨシタケシンスケ

たしかに。
いつもいつも失敗を恐れて、誰かに嫌われるのを恐れて、もったいない。
転んでもいいじゃないか。服だって、よごれていいよ。時には心だってよごれていい。
洗えばいいから。しかも、たくさん洗えば洗うほど服としての価値が上がる(ヴィンテージ物とかね)、人としての価値が上がる。
私たちは、「完璧」を目指しながらいろんな失敗をして成長するってことなんだと思う。

世の中世知辛いことばっかだけど、案外適当に生きてもいいし、好きなことを好きなだけやってもいい。
けど、やらなきゃいけないことはたくさんあって、こなしていかなきゃいけない。
考えることもたくさんあってしんどいかもしれない。
そんなふうに行き詰まったら、
まぁ、洗えばいっか。
って軽く考えてみませんか?そんな提案です。


すごく素敵な、おまじないのような言葉をお裾分け。

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