見出し画像

伏見稲荷のおみくじ2022

京都の伏見稲荷大社のお話、
今回はおみくじについてです。

2022年の1月に参拝した際、
こんな和歌の載っている
おみくじをいただいたんですよ。

『たちばなの 小戸の祓を 始めにて
今も清むる 我身なりけり』


この和歌の、
「たちばな」
「小戸の」
「祓」
「清」

これらは、「祝詞」(のりと)
出てくるフレーズなんです。
祝詞とは、
神主さんが祈祷の時に唱えている
「かしこみかしこみもおすぅ〜」
っていうアレです。

実は、私、よく読んでいる
神仏研究家の桜井識子さんの本に、
「神社で祝詞を唱えるといい」
書かれていたのを拝見して、
この前の年から、
暗唱できるように練習し始めたのです。
(桜井さん流の祝詞は
複数の本に載っています。
これ↓は神社仏閣初心者向けの本)

まだ暗唱できるレベルまで
いってなかったので、
その時点ではどこの神社でも
祝詞は唱えていませんでした。
もちろん、伏見稲荷でも
そのことは報告していません。

それが、
『この和歌に、祝詞のフレーズが
織り込まれているのが、
今のそなたならわかるであろう?』

と神様がおみくじを通して
おっしゃるわけです。

つまり、
『そなたが祝詞の勉強を始めたのを
私は知っているよ』

とおっしゃる。

それはどういうことかといいますと、
『そなたの動向は常に把握しているよ』
    ↓
(意訳)
『そなたのことは、いつでも見守っているよ』

※画像はイメージです

。・゜・(ノД`)・゜・。

お稲荷様アアア!!!(感激)

それも、直接「見守っている」と
おっしゃるのではなく、
和歌に織り込んでこられるというのが
何とも洒落ているなあと思いました。

こちらの神社にうかがうと、
いつもおみくじをいただいて帰るのですが、
毎回その時の私にぴったりの
お言葉をいただける
ので、
皆さんにもこの感動を
味わってもらいたいです。
この神社に参拝に行かれる機会が
ありましたら、
是非おみくじを引いてみて下さいね。

ちなみに、
現在は祝詞は暗唱できるようになったので
色んな神社で唱えさせてもらっています。
(ただし、拝殿が混んでない時限定
ですけどね。)

さて、次回は、
私が毎年1月に行っている
京都への初詣の今年版のレポート
お届けしたいと思います。
昨年書いた参拝レポートの補足になります。
前後編になる予定です。
よろしくお願いします。


【伏見稲荷大社と私】
◎なれ初め

◎茶番

◎おみくじ2023

◎参拝レポート(2024年)


いいなと思ったら応援しよう!