入社後半年の話~組織と個人のビジョン合致の大切さ~

こんにちは!中嶋です。
現在は「microCMS」というサービスでマーケターの仕事をしています。
少し前に入社してから半年が経過したので、1,2社目との違いも踏まえながら半年を振り返ろうかなと思います。
結論としては「入社して良かった」と思う事が多く、日々楽しく仕事しています。


①:ミッション・バリューが隅々にまで浸透している


microCMSのミッション


現在の弊社のミッション・バリューは以下の通りです。(MVVのもう1つであるビジョンについては、様々な議論を重ねた上で現在は定義されていません)

MISSION
"エンジニアの武器を作り出し世界の進歩を後押しする"

VALUE
"オープンでいよう"
"誠実に振る舞おう"
"本質を見極め行動しよう"
"気づきを伝えよう"

https://microcms.co.jp/mission

入社前にもこのミッションとバリューに強く共感していたため、それが入社の決め手ともなりました。
特に1社目や2社目でも「オープンでいよう」は意識していて、組織全体としてこの文化が浸透するように自ら工夫していた時期もありました。

ただ、最初入社した時、この中の「オープンでいよう」の浸透力が自分が思っていたよりも非常に高いと感じたんです。
microCMSでは「非同期ワーク(※)」を推進しており、この働き方を推進するにはオープンにすることが必要不可欠なのですが、「非同期ではあるものの同期的もしくはそれ以上に感じる」事が多いです。

💻 非同期的なワークスタイルを積極的に導入
全社的なリモートワークの導入に伴い、会社全体のワークスタイルとして非同期的な働き方を推進しています。
主にテキストや動画でのメッセージを中心にオープンなやりとりを行い、できるだけ相手の時間を拘束しないコミニュケーションや情報共有の実現に向けて取り組んでいます。

https://jobs.microcms.co.jp/workstyle

過去のログを辿りたければSlack、議論した内容やツールの使い方などの手順を確認したければNotion、過去のタスクの進捗状況を把握したければClickUpなど、とりあえず検索してみれば何かしらのヒントが出てきます。本当に辞書レベル。

また、「オープンでいよう」を実現するために他のバリューが密接に結びついているのも凄いなと肌で感じています。
例えば自分が得たノウハウを社内に共有する時に、得た情報を鵜呑みにせず「本質を見極めて」精査し、その知識を他者に押し付ける事なく「誠実に共有する」。それを見て気になった点は「気づきを伝えて」、自分の意見を「オープンにする」。

これって当たり前のようで実は結構難しいと思っていて、意識してやらないと得た情報をそのまま発信したり、気づきも伝えないことも全然あり得る話だと思っています。microCMSはこのバリューに対する「当たり前の感覚」のレベルが非常に高いと働きながら感じています。

今までの転職軸でMVVに対する優先度はそこまで高くなかったのですが、仮にmicroCMSから次のステップに挑戦する機会が生まれた際は、MVVを強く意識して自分の働く環境を決めたいと考えています。

②:マーケティングの実務に長い時間取り組めている

1社目では事業部長、2社目ではマーケティング責任者を経験していた点もあり、マネジメントや社内外関係者との折衝に時間を多く割いていました。
これはこれで凄く良い経験になっていて、入社してからすぐに外部との連携にスムーズに取り掛かれたり、言葉や文章での伝え方も大きな問題なく行えていると思っています。
ですが、マーケターとして本来取り組むべきマーケティングの実務や戦略・戦術設計などに時間を割けていなかったことも事実としてはありました。

マーケターとしての経験やスキルアップに繋がるような環境でやりたいと面接の時にもお伝えはしていて、その要望が限りなく理想に近い形で実現しているので本当にチームや上長には感謝しています。
まだまだ未熟な部分も多いかと思いますが、やりたいと思ったことはほとんどチャレンジさせてもらい、気になった点は様々なFBもいただいているので、自分自身も日々成長を感じています。

また、現在の親会社である株式会社エイチームに所属している方々とも一緒に業務を行っており、上場企業で日々成果を上げ続けてきた百戦錬磨の方々から色んなアドバイスが頂けることもとても恵まれていると感じています。

▼エイチームグループジョインのプレスリリース(2024年5月)

③:成長市場の日本最大級サービスに携われている


ヘッドレスCMSの概要


1,2社目はどちらもスタートアップ〜ベンチャーのフェーズにある自社プロダクトのマーケティングに携わっていたため、市場のトップサービスをベンチマークしながら差分を埋めていくような目線で動いていました。
しかし、microCMSは成長傾向にあるヘッドレスCMS市場の中で日本最大級の導入数を誇るサービスであり、今まで携わってきたサービスとは考える戦略・戦術の目線がかなり異なってきます。

一概にどちらの方が良い経験になるなどはなく、どちらのフェーズも経験することで実務のスキル向上に役立つのではないかと思っています。
特に「日本最大級」となるサービスは限られているため、貴重な環境で仕事が出来ていると感じるとともに、サービスの認知に最も影響力を持つポジションとして常に市場のトップであり続けなければならないという責任感も強く感じています。

まとめ:組織のMVVと携わるサービスの市場は大事

半年経ってサービスの理解度も高まり、課題感や顧客価値も明確になってきました。まだまだmicroCMSを利用いただいているユーザーの皆様に対してより良い価値が提供出来ると感じているので、日々努力していきたいと思います。

ただ、本当にmicroCMSという組織とサービスに携われていることは貴重かつ幸せなことだと思っているので、日々楽しく仕事が出来ています。地元の静岡にも引っ越せてプライベートの充実感も増してきました。

microCMSでは日々何かしらのポジションの採用を行っています。特にテクニカルセールスについては、僕自身も同じビジネスサイドとして関わる事が多く、定例MTGも開催しながらmicroCMSの成長に向けて協働しています。興味がある方は是非応募してみてください。(カジュアル面談も可能です!)

もう少し具体のマーケティング業務に関する話や転職時の話などはまた別の記事で書けたらと思っています。それでは!

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