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2021.2.27 エクストラシーン
いよいよ明日から「喪」の稽古が始まります。
最初はプレ稽古として、エクストラシーンを少しずつやって行こうと思っています。エクストラシーンの台本を、鋭意製作中で、まだ皆さんの手元に台本が渡っていないので、稽古場で初めて台本を渡す形になりそうで、申し訳ないです。
いきなり専門用語が出てきて謎めいた方もいらっしゃるかと思います。
「エクストラシーン」とは、本編の演劇『喪』のサイドストーリーにあたる、短い劇のことです。
まずは、こちらのイベントリストをご覧ください。
(このイメージ図、実は僕が書きました・・・)
右側にあるリストのうち4〜10に該当するのが、エクストラシーンです。
よく見るとキャットストリート路上やカフェが会場になっています。
これらは、路上やカフェからインスタライブ配信します。
エクストラシーンは無料でご覧いただけます。
エクストラシーンは、もちろん「かもめ」から着想を得た物語ではあるのですが、「かもめの舞台袖で起こった物語」をテーマにしており、つまり、登場人物たちの「描かれなかったシーン」を僕が想像して書き足したサイドストーリーになります。
メドヴェージェンコの授業や、町にいるソーリンやトリゴーリンの姿、トレープレフとニーナのデートの様子などを想像し、膨らませて書いています。
すごく楽しい!!!!
心の声が漏れ出ました。
失礼。
そして、本編でうっすらと触れている部分を補完するような内容になっており、どちらも見ることで相互作用で面白くなるという、ゴージャスなものになります。多分。それを目指しています。
「哲学演劇」とキャッチコピーがあるように、本編の『喪』は抽象的な内容になっており、難しい単語や観念的な話題が飛び交います。それを捕捉しつつ、インスタライブならではの演出とストーリーでお楽しみいただけるよう準備して参ります。
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